結婚式の翌日。ゼロの家に住むことになったアイリス。
朝食
アイリス「はい、ア〜ン♪」ゼロ「自分で食えるってば・・」
アイリス「バカ・・」ゼロ「ふくれるなよ・・」
アイリス「だってぇ・・」
ゼロ「おっこれうまいな。」
アイリス「そうでしょ?これお砂糖の他にお塩入れてあるのよ♪」ゼロ「へえ・・」
ゼロ「飯食ったらどうする?」
アイリス「とりあえずのんびりしてましょうよ・・結婚して仕事休みになったんだし・・
疲れたでしょ?戦ったり結婚準備したり・・」
ゼロ「そうだな・・散歩でも行くか?」
アイリス「そうね・・いいわよ。」
ゼロ「それじゃいくか・・」お姫様抱っこに抱えあげる。
アイリス「え?あれ?いいよそんな・・」
ゼロ「よっと!」ゼロの家は高いマンションの最上階。何と飛び降りた。
アイリス「きゃあああああああああああ!!!!」
着地。
ゼロ「どした?」アイリス「どうしたもこうしたもないわよ!びっくりしたじゃないいきなり飛び降りたりして!」
ゼロ「泣くことないだろ・・」アイリス「泣くことあるわよ!」
ゼロ「悪かったよ・・もうおこんなよ・・」アイリス「もう・・」
ゼーラ「仲いいわね二人とも♪」
ゼロ「あ、ゼーラ・・」アイリス「どうしたの?」
ゼーラ「別に〜ただ二人がどんな新婚生活送るのかと思って見に来ただけよ♪」
アイリス「あのねえ・・」
ゼーラ「で、どうだった?」アイリス「なにが?」
ゼーラ「昨日の夜♪」アイリス「え・・」真っ赤になる。
ゼーラ「どうだったのお兄ちゃん?」ゼロ「グ・・」真っ赤になる。
ゼーラ「赤くなってる〜〜♪」ゴン!誰かが殴った。
ヴァジュ「以降放送禁止!」ゼーラ「いった〜・・」
ゼロ「ヴァジュリーラ・・」
ヴァジュ「ブラックゼロさんが旅立ちましたよ。いつの間にか別れも告げずに。」
ゼロ「そうか・・ま、いつか会えるだろ。」
ヴァジュ「それだけ伝えにきました。新婚生活邪魔する気はありませんので。
それでは。」ゼーラを抱えて去っていく。
ゼーラ「こら!ちょっと!放してよ!」
ゼロ「んじゃ、行くか。」アイリス「うん♪」
腕を組んで公園に歩いていく二人。
アイリス「うれしいな・・」ゼロ「?」
アイリス「こうやって二人で一緒に歩けて・・」
ゼロ「よかったな。」アイリス「ゼロ君もうれしそうだよ。」
ゼロ「そっか・・ハハ・・」アイリス「ねえ・・」ゼロ「?」
横向いたゼロの口にキスした。
ゼロ「ムぐ・・・(口ふさがってる)」赤くなる。
アイリス「うふ♪」
ゼロ「おまえなあ・・」アイリス「カワイイ♪!」
ゼロ「カワイイって言うなって言ってるだろ!?こらまて!」
アイリス「こっちよ〜♪」
散歩が追いかけっこになった二人でした。
アイリス「はあはあ・・」疲れている。
ゼロ「やっとつかまえた。」
アイリス「まさかあれから2時間も走るなんて・・・追っかけすぎだよぉ。」
ゼロ「手加減しただけありがたく思えッ!してなかったら2秒でゲンコツだぞ!」
アイリス「あ〜ん!」
ゼロ「全く・・」
アイリス「ねえ・・ベンチで休も。」
ゼロ「俺は休まなくても・・」アイリス「いいから座ろうよ・・。」
そして座る。屋台を見つけた。
ゼロ「おっアイス売ってるぞ。」
アイリス「ホントだ。」
ゼロ「買ってきてやるよ。」
アイリス「じゃあバニラ!」
そして買ってきた。
ゼロ「ほら。」アイリス「ありがと!あれ?ゼロ君の分は?」
ゼロ「200円しかもってなかったから買えなかった・・。」
アイリス「じゃあ二人で食べよ!」
ゼロ「いいよ・・」アイリス「いいからいいから!」
ゼロ「いいってのに」アイリス「照れてないで♪」
ゼロ「うるせえ!」真っ赤になって怒る。
アイリス「やっぱり照れてる♪カワイイ♪」
ゼロ「カワイイってモガ」大きく開けた口にアイス突っ込まれた。
アイリス「おいし?」ゼロ「お前なあ・・ったく。」でも笑う。
アイリス「うふ♪」
ゼロ「何だとこのバカヤロ!」
アイリス「なによバカぁ!」
珍しく喧嘩する二人。
ゼロ「あ〜あ明日から仕事でよかったぜ!」
アイリス「そうね!嫌でも顔あわせなくて良くなるから!」
ゼロ「弁当持ってこなくていいからな!」アイリス「頼まれたってお断りよ!」
ゼロ「何!?」アイリス「何よ!」二人「フン!」
そして翌日、ゼロは仕事しにハンターベースにきた。
X「ゼロ、おはよ・・」ゼロ「ああ。」
X「どうしたんだよ怖い顔して!」
ゼロ「元からだよ!」X「元からじゃないよ!絶対!」
ホー「アイリスさんとなんかあったのかな・・?」
エイ「夫婦喧嘩でもしたんじゃない?」
ホー「エイリアさんうれしそう・・」ヴァジュ「なんだかよるワラ人形に釘打ってそうな顔してますね。」
エイ「そりゃどういう意味よ!」ヴァジュ「おっと!」逃げる。
ホー「隊長どうしたんですか?」ゼロ「あ!?」
ホー「そんな怒んないで下さいよ!」ゼーラ「お義姉ちゃんと喧嘩でもしたの?」
ゼロ「グ・・・」ゼーラ「あ、図星だあ!」
ゼロ「うるせえ!」ホー「ゼーラさんに八つ当たりしないで下さいよ!」
ゼーラ「キャっうれしい♪」抱きつく。ホー「ワーー!」
ゼロ「はあ・・・。」
1時間後
ゼロ「はあ・・・」X「ゼロ!ため息つきながら戦うのはいいんだけど手加減してやってくれよ!ビルまで吹っ飛んだぞ!」
ゼロ「いいだろ・・廃ビルだし・・」
X「廃ビルじゃないよ!」ヴァジュ「廃ビルですよ。」X「あ、そうなの?」
ゼロ「ふう・・・」ホー「隊長!もう敵全滅しましたよ!隊長!うわっわわわ!!!」
ゼロ「あ、終わったか・・。」ホー「ファイナルナックル(ホロコースト倒した技)やってから気づかないで下さい!」
ゼロ「悪い悪い・・」
ホー「ホントに元気なくしちゃったな・・」
X「夫婦喧嘩したんだろうな・・」ヴァジュ「夫婦喧嘩は犬も食わない、
喧嘩するほど仲がいい、他人の不幸は蜜の味と、色々言いますがねえ。」
X「最後の関係ないと思うよ・・」ヴァジュ「あるでしょ。エイリアさんに。」
X「・・・・・。」
そして昼食時。ゼロ(とアイリス)の家。ゼーラがきてる。
アイリス「・・・・・。」
ゼーラ「やっぱり喧嘩してたんだ。で?お弁当も届けない気?」
アイリス「届けなくていいって言ってたし・・」ゼーラ「もう作ってあるのに?」
アイリス「う・・」
ゼーラ「お兄ちゃんさびしそうだったよ?」
アイリス「どうしよう・・」ゼーラ「行こうよ!一緒に言ってあげるから♪」
アイリス「・・・うん・・。」
そしてハンターベース
アイリス「・・」ゼーラ「お兄ちゃんいますか〜?」
エイ「そこで寝てるわよ。あら?アイリス?どうしたの?喧嘩したって聞いたけど?」
ホー「エイリアさんが生き生きとしてる・・」
机で寝てるゼロ。
ゼーラ「お兄ちゃんって寝顔かわいい♪」
アイリス「ゼロ君・・・」ゼーラ「そんなんで起きると思ってるの!?もっと大きな声で・・」
ゼロ「・・すぅ・・」アイリス「え?」エイリア「いまなんて?」
ゼロ「アイリスぅ・・・・」アイリス「!!」たちまち真っ赤になるアイリス。
ゼーラ「きゃあ♪」エイ「熱いわねえ♪」
ゼロ「ん?あ、アイリス・・」アイリス「あ、う・・・」
ゼーラ「熱いわねえお兄ちゃん!」エイ「妬くわよもう!」
ゼロ「ん?何だ?なにが?あ、アイリス、それ弁当か?」
アイリス「え?あ、うん!」
ゼロ「くうか・・。」アイリス「うん!そうしよ!」
X「仲直りしちゃった。」
ホー「喧嘩の原因なんだったんだろ・・」ゼーラ「喧嘩してたことさえ忘れてるわよ・・」
ヴァジュ「喧嘩するほど仲がいいってことでした♪」
朝、起きだす二人。
ヴァジュ「おや、お早うございます。」
ベル「おあよ・・」ヴァジュ「ちょっと寝ぼけてますね・・寝不足ですか?」
ベル「そりゃ夜遅くまで」ゴン!
ヴァジュ「以下放送禁止!」ベル「ごめんなさい・・イタた・・」
ヴァジュ「えっと・・朝食どうしましょうか?」
ベル「私に任せて!少しは上達したわ!」
ヴァジュ「そうですか。じゃあお任せしましょう。」
1時間後
ベル「できたわよ!フォアグラ、トリュフ、キャビアの佃煮♪」
ヴァジュ「つく・・なんでこんな・・」
ベル「食べるのイヤ?」ヴァジュ「!いえ!そんなことないですよ!ちょっと(いや、究極に)
個性的だったモンで!(っていうかこれ佃煮でもないような・・)」
ベル「じゃあ・・頂きます・・うっ!」
ヴァジュ「ゲッ!なんだこりゃあ!」鴉形態になる。
ベル「何も鴉形態になって言うことないじゃない!普通こういうときは『いや、うまいよ』って食べてくれるもんじゃないの!?」
ヴァジュ「んなこといったって俺、普通じゃねえからよ・・・」
ベル「もういいわ・・こうなったら文句言えないようなご飯作るわよ!」
1時間後
ベル「できたわよ!」
ヴァジュ「ちょっと待っててくださいもうすぐセーブできるんで。」
ベル「私が料理してるのになにゲームしてるのよ!」
ヴァジュ「こっちも1時間暇なもんで。」
ベル「今度は松坂牛のお味噌汁よ!どう?」
ヴァジュ「なぜ味噌汁に・・」
ベル「さて味見を。・・ヴ・・」
ヴァジュ「ダメだこりゃ・・」鴉。
ベル「何よバカあ!」ヴァジュ「そうだよ!俺は冥界の馬鹿鴉だよ!」
ベル「みてなさい・・こんどこそ!」
2時間後
ベル「どう!?」
ヴァジュ「ようやく普通のですね。トーストとかジャムパンとか・・
なんで2時間も?っていうかもうお昼ですが・・」
ベル「あ!」
ヴァジュ「全くもう・・。フフ。」
ベル「はあ・・。」ため息。ベル「あら?さっきまでのは?そこにあったはずなのに・・まさか!」
ヴァジュ「食べ物は粗末にできませんからね。」ヴァジュが全部食べていた。
ベル「もう!ホントに・・馬鹿なんだから!」抱きつく。
今日はクリスマス。ハンター達はクリスマスパーティを始める前に、近所の子どもたちにプレゼントを届けることになっている。
アイリス「ジングルベ〜ルジングルべ〜ルすっずが〜なる〜♪」
ヴァジュ「真っ赤なおっはっなの〜トナカイさ〜ん〜は〜♪」
アイリス「きょーはたのしいっクリスマスっう〜♪」
ヴァジュ「いっつもみ〜んなっの〜わ〜ら〜いもの〜♪」
ゼロ「二人でいっぺんに歌うなよ・・」
ヴァジュ「だってアイリスさんが・・」 アイリス「だってヴァジュリーラ君が・・」
X「ツリーの飾りつけはこれでよしと・・」
ベル「綺麗にできたわねえ。」X「え?あ、はあ・・」
ベル「あら?照れてるの?やっぱり可愛いわねえ。」
マー「私のXに手を出さないでよ!」
ベル「あら?そんなつもりはないんだけど?それとも自分に自信がないの?」
マー「なんですってえ!?」X「まあまあまあ。」
ホー「ベルカナさん相変わらずだな」ヴァジュ「いつもとぜんぜん違いますが・・」
ホー「そうなのか?」ヴァジュ「そうですよ。」
ゼーラ「ホ〜ネックぅ〜〜!」抱きつく。ホー「わあ!」
ゼーラ「どオ?サンタっぽい服着てみたんだけど?」
ホー「それはいいから・・・離れてくださいよぉ!」
ゼーラ「え〜、なんでぇ?」ホー「いや、その、それは・・」
ゼレス「この二人も変わんないな・・」
エイリア「みんな変わらないわね・・ホントに・・私も彼氏できないし・・」
ゼレス「エイリアさん・・」エイ「さあ!みんな!サンタの服に着替えるわよっ!」
10分後着替えた女性陣。
アイリス「どお?」ゼロ「あ、ああ・・」赤くなる。
マー「どお?」X「え、ああ・・うん・・」赤くなる。
ベル「どうかしら?」 ヴァジュ「お美しいですよ。」
その5分後着替えた男性陣。
ゼロ「いつもとあんまり変わらないような・・」アイリス「そうね・・」
そして軽くプレゼント届けまくって、みんなのパーティが始まった。
ホー「ケーキの用意できましたか?」
ゼロ「できてるぞ!」アイリス「二人で作りました!」
そこには巨大クリスマスケーキが。
ゼレス「流石・・」エイ「大きいわねえ・・」
ヴァジュ「愛の大きさ、ってとこですかね?」
ホー「バーカ、二人の愛に比べたらこんなケーキの大きさ・・」
ヴァジュ「いいますねぇ。」ホー「ヘッ!」
一同「メリークリスマス!」
新年になり、温泉旅行に来たゼロ達。
(ゼロ、アイリス、X、マーティ、エイリア、ホーネック、ゼーラ、ヴァジュリーラ、ベルカナ)
ヴァジュ「楽しみですねぇ。」
ホー「混浴は本当に無いんだよな?」
ゼーラ「無いんだって。残念ね・・」ホー「良かった・・」
ゼーラ「なんでホッとしてるのよバカ!」
ホー「じゃあ何で残念そうな顔してんですか!」
ヴァジュ「珍しく互角に渡り合ってますね。」
ゼーラ「一緒に入りたかったのにい!」抱きつく。ホー「わああ!!!」
ヴァジュ「結局これですか・・」
そしてそれぞれ部屋に入る。
(ゼロ&アイリス、ホー&ヴァジュ&X、エイ&マー、ベル&ゼーラ)
ベル「何でヴァジュ様と同じ部屋にしてくれないのよ!」
ヴァジュ「たまにはいいでしょバラバラでも。」
ベル「まあたまにならね・・」一応納得。
アイリス「ねえねえ、温泉はいろ♪」
ゼロ「まだいいだろ?来たばっかだし。」
アイリス「いいから、早く!」
ゼロ「しょうがねえな・・」
通路で、ゼーラ達に会うアイリス。
ゼーラ「あ。お義姉ちゃんももう入るの?」アイリス「ゼーラちゃん・・も?」
ゼーラ「ベルカナさん達、先に入ったよ。お義姉ちゃんは?」
アイリス「あ、私は後に・・」ゼロ「もう入るんだろ?」
ゼーラ「あ、じゃあ一緒に入ろう!」アイリス「え、いや、私は・・」
ゼロ「何だ?さっきは早く入りたいって言ってたくせに・・」
ゼーラ「じゃあ早く行こうよ!」アイリス「あ、うん・・・(ギロ!)」
ゼロ「?何、怒ってんだあいつ・・」
そしてみんな入る。
ゼロ「隣が女湯か・・ホーネック、一緒じゃなくて良かったな。」
ホー「はい・・」ヴァジュ「一緒だったら風呂が鼻血に染まりますからね・・。」
X「ハハハ・・」ホー「笑い事じゃねえ!」
アイリス「触らないでよぉ!」ゼーラ「いいジャン減るもんじゃ無し♪」
アイリス「やめてってばあ!」エイ「むかつくくらい大きいわねえ・・」
ベル「私だって・・・」
ホー「ぐああああ!!!」鼻血をだしてしまった。風呂に入らないように洗面台に向けて。ヴァジュ「あ〜あ・・」
??「壁に穴あけて・・」
X「!!?誰だ!?」
ダイナモだった。
ゼロ「何やってんだ?(怒)カメラ持って・・」
ダイ「え、イヤ・・ここの女湯写せって仕事で・・ま、俺も楽しむけど・・
ん?あんたらがいるって事は・・ハンターベースの綺麗どころが・・ガッ!?」
頭をつかまれて沈められるダイナモ。
ゼロ「絶対撮らせねえ!バカヤロオ!」
X「仕事は選べよ!」
ダイ「わ、わーったよ!あんたらの仲間は撮らないって、ドワッ!?」
今度はヴァジュに沈められる。
ヴァジュ「誰にだってしていい訳ないでしょうが!」
ダイ「解ったよ!やめるよ!ってーかカメラが水没してもう撮れねえよ!」
ヴァジュ「全くもう!」ダイ「ふう・・」
ゼロ「ったくよ!」
ダイナモを殴る。ダイナモの頭、壁に激突。壁にヒビが入る。壁、割れる。崩れる。
アイリス「あ・・」ゼロ「あ・・」二人で赤くなる。
ホー「ぎゃあああああああああ!!!!」ゼーラ「混浴になっちゃったあ!」
抱きつく。
エイ&ベル&マー「あんたら〜・・」
ヴァジュ&X&ダイ「い、いや、これは、その・・ワーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
数時間後ゼロとアイリスの部屋
ゼロ「そういえば・・新婚旅行なんて行ってないな・・」
アイリス「いいよ。無理しなくても・・」
ゼロ「ま、いつかな・・」アイリス「新婚じゃなくなってそうだけどね。(笑)」
ゼロ「おいおい・・・・」
ある、雲ひとつなく晴れ渡る日のこと。
ゼロ「おい、起きろアイリス!飯できたぞ!」
アイリス「う〜ん・・おはよ・・」
ゼロ「どうした?なんか顔色悪いぞ?」
アイリス「そう?」ゼロ「熱は無いな・・」アイリス「・・・?」
そして朝食。
ゼロ「ん?どうした?食わないのか?」
アイリス「ちょっと・・食欲無い・・・」
ゼロ「病気か・・?医者行ったほうがいいんじゃないか?」
アイリス「うん・・」
そして心配しながらも仕事にいくゼロ。勿論アイリスを病院に送ってから。
ゼロ「大丈夫かな・・」
そして昼。
ゼロ「アイリス・・」
X「昼になっても電話がかかってこないのもおかしいな・・」
ゼロ「混んでたからだよ!」
X「!そ、そうだよな・・アイリスさんに限ってそんなこと・・」
ホー「俺まで心配になってきた・・」
ヴァジュ「ふ〜む・・」
ゼーラ「こんにちは〜!」
ホー「ゼーラさん・・」ゼーラ「どしたの?みんな元気ないけど・・」
エイ「アイリスの具合が悪いらしいのよ・・」
ゼーラ「お兄ちゃんとやりすぎたんじゃ」ゴン!
ゼーラ気絶・・
ホー「何も気絶させること無いだろ!」ヴァジュ「すみません、ちょっと力加減が・・」
ゼロ「・・・・」
シグナス「イレギュラーが出現した!場所はエルセント病院だ!」
ゼロ「!!!アイリスの・・・!」ホー「なっ!」
すぐに病院へ向かうゼロたち。
ゼロ「アイリス!」アイリス「あ、ゼロ君!」
ゼロ「大丈夫か?」アイリス「私は大丈夫だけど・・」
ホー「イレギュラーは!?」X「あそこだ!」
そのイレギュラーは、骸骨のような体をし、顔は馬の顔、手には鋭い爪がある。
ゼロ「あのやろお!」バスターを撃つがよけられる。
イレ「ガガッ!」目からビームをアイリスに向けてはなつ。
アイリス「キャッ!」ゼロ「アイリス!」身を挺してアイリスをかばう。
ホー「てめえ!」攻撃するが敵はスピードが高くよけられる。
アイリス「ゼロ君!大丈夫!?」ゼロ「ああ・・」
アイリス「ねえ・・1つ聞いてくれる?」
ゼロ「ん?」
アイリス「無理はしないで・・」ゼロ「?何だいきなり・・」
アイリス「私と・・子どものために・・」
ゼロ「・・・・・?」
アイリス「子供出来ちゃった・・」
イレ「ゴガア!」ゼロ達に突進してきた。
X「危ない!」
イレ「ギアガガガ!」鋭い爪でゼロを切り裂こうとする。
しかし、その瞬間。
ゼロ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
強烈なアッパーがイレギュラーのアゴを殴って頭を粉々にしてしまった。
ホー「・・・・!!」X「・・・・・」目をパチクリさせる二人。
アイリス「3ヶ月だって・・」ゼロ「そっか・・・。」
X「おめでとう!」ホー「おめでとうございます!!」
祝いの言葉にゼロは今までに無い最高の笑顔でこう言った。
「ありがとよ!」
今日は雲ひとつ無い晴れた日である。
ゼロ「〜♪」アイリス「うふっ♪」
X「最近アレばっかり・・」ホー「いいじゃねえか別に。」ヴァジュ「そうそう。」
X「でも仕事が・・」ホー「いいじゃねえか別に。」ヴァジュ「そうそう。」
X「いや、でも・・」ホー「おめえけっこうドライだな・・」ヴァジュ「そうですねえ。」
X「俺はゼロが心配なだけだよ!」ホー「でもよお!」
ヴァジュ「まあまあ。」
マー「あんた喧嘩唆してるのと止めてるのとどっち?」
ヴァジュ「さあ?」マー「ナにそれ?」
ヴァジュ「けっこう楽しいですよ。」
マー「かああああ!ブラックゼロなんかと一緒にいた快楽バカなんかと話した私がバカでした!」ヴァジュ「!」
ベル「なんてこと言うのよ!」マー「うるさいわね!」
ヴァジュ「ブラックゼロさん・・元気かな・・?」
ブラック(以下 黒)「ふう・・」ある街の橋の上。川を見ている。
そこに、女性の声が。
?「貴様!私から離れろ!」不良「いいじゃねえか・・そこで泳ぐだけなんだから・・」
?「この変態が!」巨大な鎌を取り出した。
不良「げえ!」逃げる。
黒「へえ・・・。」
?「馬鹿者が。」
黒「面白そうだ・・おい!そこの女!」
?「私はサラーだ!」黒「サラーか・・まあいいや。俺はブラックゼロ。」
サラー「そのブラックゼロが何の用だ!」黒「ちょっと遊ばねえか?」
サラー「お前も変態か・・」黒「ちげえよ。戦わないかって言ってるんだよ。」
サラー「・・いいだろう。」
黒「ニッ。」サラー「いくぞ!」鎌を持って切りかかる。しかし黒にかわされる。
サラー「ゴールデンブレード!」鎌を勢いよく振り、回転する鎌の形をした巨大な光線が発射された。
黒「おっ!」肩アーマーが少し切れる。
黒「やるな!」殴る。サラー「クハッ・・」
黒「おらああ!」バスター連射。
サラー「っぐう・・・己!」鎌を横にして柄を腰に当て、高速で走ってきた。
サラー「おおおおお!!」
黒「たっ!」ジャンプして突進をかわし、かかと落としをしようとする。
サラー「かかったな!」高速回転して、上に飛び、連続で斬った。
サラー「秘奥無尽剣!(ひおうむじんけん)」
黒「面白かったぜ・・」サラー「!!」
黒「おらああ!」背中を思いっきり殴った。
サラー「ガッ・・!」倒れた。
ブラック「いきてるかあ?」サラー「クッ・・なぜこんな・・」
ブラック「楽しそうだったから♪」サラー「楽し・・フッ・・・アハハハハハハ!!!!」
泣きながら大笑いする。
ブラック「どした?」サラー「こんなに笑ったのは久しぶりだ・・はははは!」
ブラック「ふ〜ん・・」
黒「何がこんなにおかしいんだか・・お前がおかしいぜ♪」
サラー「な、何だと!」黒「もう一回やるかあ?」
サラー「・・イヤ、やめておこう。」
そこに、さっきの不良が。ヤクザとかをつれている。
不良「こいつの家金借りてるくせして俺の言うこと聞かないからそこの川に放り込んでくれ。」
ヤクザ「おう・・・」
黒「借金取り?」サラー「そうだ・・」
ヤクザ「おらあああ!」飛び掛ってきた。
黒「おらっ!」軽く投げて川に落とす。ヤクザ「おおおお!?」
ざぱーーん・・
不良「・・!」
黒「もう一回いっとくぅ?」ヤクザたち「わあああ!」逃げていった。
不良「あ、おい!待ってくれえ!」逃げてく。
サラー「す、すまん・・」黒「別にいいって。お前の家どこだ?送ってってやるよ。」
サラー「あ、ああ・・すまんな・・」
そしてサラー宅
黒「ここか・・・。」サラー「ああ、送ってくれてありがとう・・礼がしたい。あがっていってくれ。」
黒「おう♪」
サラ母「お帰り。」サラー「ただいま・・」
黒「よお♪」
サラ父「誰・・だ?」サラー「この人にあいつらから助けてもらった・・」
サラ父「そうか・・ありがとうございます。すまないなサラー、私のせいでお前にまで苦労をかけて・・」
サラー「いや・・」
黒「あの借金取りがどうかしたのか?」
サラ母「借金を返さないのをいいことにひどい嫌がらせを毎日のように続けて・・」
黒「(殺しゃいいのに・・そうもいかないのか?)」
サラー「そんなことより、礼をしなければな。」
黒「いや・・いらね♪」サラー「何?」
黒「ククク・・・」
そして、黒は借金取りたちのいる家に来た。
ヤクザA「ん?あいつさっきの・・」
B「お、本当だ。調子に乗りやがって・・」
C「今度は武器がたくさんあるからな・・」
黒「おい!お前らの会社、法律違反なんじゃねえの!?」
A「あぁ!?」
黒「金融業では弱みにつけこむなってこの七法全書に書いてあるぞ!」
B「それがどうしたあ!」
黒「んじゃ、潰すか。」A「!?」
黒「アースクラーーッシュ!」
家、吹っ飛ぶ。
ヤクザたち「うわああああああ!!!」
爆発を見たサラー家。
サラー「・・なんだ!?」
そして爆発のあったほうに行ってみる。
サラー「な・・なんだこれは・・」
ヤクザB「う・・うおお・・」
警察1「全く・・こんな兵器まで持ってたとはな・・」
2「この辺の爆弾が暴発してこうなったようだな。」
C「ち・・違うう!あいつが!あの黒い奴があ!」
1「何を言ってるんだこいつは!どちらにしろ、お前らは兵器不法所持や、弱み付け込み罪で全員逮捕だ!」
ヤクザたち「げ、げえ〜〜!」
サラー「・・ゼロ・・が・・」
青空を見て、こういった。
サラー「また・・いつか・・・・・」
黒「さぁてとぉ・・なんかもっと面白いことないかなぁ!?」
今日はみんなで焼肉屋に来た。
ゼロ「大丈夫か?こんな時に焼肉なんて。」
アイリス「大丈夫よ!赤ちゃんのために栄養つけなきゃね!」
ゼロ「とか言ってお前が食いたいだけだろ?昔っから焼肉好きで・・」
アイリス「エヘッ♪」
エイ「はいはい、お熱いのはこの辺にして。」
アイリス「は〜い!」
ホー「アイリスさん上機嫌だな・・」
X「ほんっとに焼肉好きなんだよ・・。高1の時のパーティでもかなり・・」
ヴァジュ「想像できませんね・・。」
んで、店内。
店員「何名様でしょうか?」
ベル「9人です。」店員「かしこまりました。こちらへどうぞ。」
ゼロ「んじゃ焼くか♪」
アイリス「うん♪」
焼けていく肉。
ホー「おっこれうまい!」
ヴァジュ「ふうむ・・」ゼーラ「美味しい!」
エイ「こんなに食べて・・太らないかしら?」
ベル「確実に太りますわよ。」エイ「う・・」
ベル「ワリカンですわよね?」ヴァジュ「はい。そうですが。」
エイ「うう・・」
ベル「食べないんですか?」
エイ「食べるわよお!」一気に食べ始める。
ベル「そ・そんなに食べたら・・」
エイ「やせればいいのよ!」
マー「すごい食べ様・・」エイ「うるさいわね!」
ホー「野菜食べよっと。」
ゼーラ「はい♪あ〜ん♪」ホー「え・・」
ゼーラ「私の焼いたお肉が食べられないの?」
ホー「え?い、いや、そんな・・」
ヴァジュ「あれ?アイリスさんあまり食べていないようですが・・」
アイリス「うう・・くゅ!む!」
ゼロ「噛み切れないのか?」アイリス「うん・・」
エイ「あら♪残念ねえ。」
X「食べられないんじゃ仕方ないよなあ♪」
マー「おいっしー!」
アイリス「うううーー!!」
その瞬間、ある箸が今鉄板上にある肉をすべて1つの皿においた。
ほぼ全員「!!!!!」
ゼロ「お前ら・・」
肉をとったのはゼロだった。
アイリス「ふう、やっと飲み込めたあ・・」
エイ「あ・・・」ベル「ご、ごめんなさ〜い・・」
ヴァジュ「怒ってますね・・」X「ごっめ〜ん・・」
ゼロ「全く・・・アイリスの気持ち考えろよな!」
ゼロアイ以外「ごめんなさ〜い・・」
アイリス「美味しいね〜♪(一人焼肉を食べる)」
終
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