ＥＬＩＴＥ　ＨＵＮＴＥＲ　ＺＥＲＯ

ゼロファンさんよりゼロアイ小説

第一話（無題）

ハンターベースの廊下の窓際、
ゼロと二人のＢ級ハンターが窓の外の女性ハンターを見ながら話している。
ハンターＡ「あの女はどれくらい？」
ゼロ「Ａだな。」
ハンターＢ「マジで？けっこうあると思うけど・・・。じゃあアレは？」
ゼロ「Ｄかな・・たいしたことはない。」
ハンターＡ「Ｄでたいしたことない？！」
　
後ろからアイリスとエックスがきた。
エックス「さっきから道行く女の人見て何言ってんだよ！」
アイリス「ゼロ君のバカ！」
ゼロ「何怒ってんだよ・・・」　
エックス「何怒ってんだじゃないよ！まったく・・。」
ゼロ「ただこいつらに道行く女達のランク教えろって言われたから教えてるだけで・・・」
エックス「え？ランクってハンターランク？」
ハンターA「サイズとランクじゃ全然違うだろ！ア・・ヤベ・・」
アイリス「何考えてんのよあなた達はーーー！！」
AとB,逃げる。
エックス「まあゼロはそんなことに興味ないか・・。」
アイリス「ゼロ君、屋上でお弁当食べよ♪」
　ゼロ「ああ、いいよ。エックスも行こうぜ。」
　エックス「え・・・・あの、いや、俺・・。」
ゼロ「なんだよ。行こうぜ。どうせ暇だろ。」　
エックス「ハア・・鈍感・・。」
ゼロ「ナニ！？」
　アイリス「ゼロ君のバカアアア！」

アイリス、走ってどこかへいく。
ゼロ「なにやってんだあいつ。」
　エックス「バカ・・・。追いかけろよゼロ！」

ゼロとエックスはアイリスを追いかけ、そのまま町へ行った。
するとそこに、イレギオンが現れた。町は吹っ飛んだ。というか廃墟になった。
すると、ゼロの足元にアイリスが倒れている。

ゼロ「ゲッ！大丈夫か？」
　アイリス「ゼロ君・・？」
　ゼロ「良かった・・生きてる・・。」

ゼロがアイリスの心配しまくってる間、エックスはイレギオンとその他イレギュラー相手に苦戦している。
そこにイレギュラーハンターが現れた。そしてゼロもようやく我に変えり、敵を攻撃。しかしイレギオンはアイリスに口を向けエネルギー弾を吐いた。
アイリス「きゃあ！」

ゼロ、アイリスをかばって敵の強力エネルギー弾をくらってしまう。

　エックス「ゼロ・・！！」
　ハンターＣ「アレってただのイレギオンじゃなくてかなり強力な奴のはずだろ？ゼロ隊長大丈夫か？？」
　ホーネック「隊長があんな雑魚兵器で死ぬかこのオオバカヤロウ！！！」
ゼロ「まったくだ。」

サーベルを一振りすると、イレギオンは軽く真っ二つに。

エックス「やったあ！」
　アイリス「良かった・・・ゼロ君、さっきはゴメンね。」
ゼロ「ああ、別にいいよ。」
　アイリス「アリガト。チュッ」ゼロの頬にキス。
ハンター達「おおーーー。」
エックス「ハハ・・・」
アイリス「アレ？どしたの？ピクリとも動かなくなっちゃった・・。」
エックス「エ！？」
ホーネック「まさかさっきの攻撃が・・？いや、そんなはず・・・」
エックス「うわ！！ゼロ顔真っ赤にして気絶してるよ！！！」
ホーネック「エエ！！！？？」
アイリス「ゼロ君って・・カワイイ！！」
　　　　　終

第一話イメージイラスト

第二話「カーネル登場」

イレギオン襲撃事件、通称ゼロ赤面気絶事件から５日後の午後１２時２分、ハンターベースの０部隊の部屋

女性ハンターＡ「ああ・・ゼロ隊長・・・」
女性ハンターＢ「あんたもやっぱゼロ隊長に？」
女ハンＡ「うん・・・。」
女ハンＢ「やめときなさいよ！ライバルメチャ多くて大変よ！」
　女ハンＡ「でも好きなものは好き！」
　女ハンＣ「３ヶ月前に隊長が怒鳴るまでファンクラブの子達がお昼時になると自分の
お弁当食べさせようと大騒ぎだったわよね。」
　女ハンＤ「最初のうちは全部食べてあげてたようだけどついに『もう食えねーーよーー！！』って言ったらしいわよ。」
　女ハンＡ「でもその騒ぎがあってから一人ゼロ隊長と仲良くお弁当食べてる人がいるのよね・・・・。」
アイリス「どーお？おいし？」
　ゼロ「ああ。この八方乱れのソーセージ（タコウィンナー）とか皮が途中まではがれたリンゴ（リンゴのウサギ）とかうまい。」
アイリス「ハハ・・・そ・・良かった・・。」
外のラーメン屋
　　ホーネック「あの二人ってやっぱいいな。」
Ｘ「ゼロとアイリス？」
ホーネック「他に誰がいるんだよ。隊長もアイリスさんも一緒にいるとお互い幸せそうで。」
　Ｘ「小４（１０才）の時から一緒なんだよ。俺も。」
？？？「そこのおまえ。今アイリスと言ったな。」　
ホー「言ったけど・・・あんた誰？」
Ｘ「あ・・・レプリフォースのカーネルさん。」
カーネル「最近アイリスの様子がおかしいと思ったら・・。そんな男が・・・。」
Ｘ「いや・・まだ恋人って訳でも・・・」
　カーネル「なにい！！恋人だと！！どこのどいつだ！！アイリスをたぶらかすのは！」
　ホー「隊長がアイリスさんをたぶらかしてるわけねーだろこの勘違い野郎！！」
　カーネル「お前は０部隊の副長・・そうか、つまり・・・あの０部隊の隊長、ゼロだなあ！！くそ！成敗してくれる！！」

カーネルは走っていった。

　ホー「なに考えてんだあいつは・・・あいつなんなんだ？」
Ｘ「アイリスさんの兄なんだよ。他のことでは冷静だけどアイリスさんのこととなると・・・。そういやゼロとカーネルさんは会ったことなかったな。」
ホー「と、とにかく止めに行かなきゃ！」

そしてハンターべース

アイリス「あ、ご飯粒ついてる。とってあげる。」
　ゼロ「いや、いいよ。舌でとるから」
　アイリス「ダメよ。私がとるの！」
　ゼロ「いいってのに！」
アイリス「あ、また赤くなった。かーわいい♪」
　ゼロ「ウルせーー！かわいいってゆーなー！」
　アイリス「テレながら怒ってもかわいいだけよ♪」
　ゼロ「ウーー・・」

第二話イメージイラスト

第三話　「カーネル登場（後編）」

そのとき、いきなり扉が開いた。

カーネル「アイリス！今すぐ帰るぞ！」
ゼロ「何だあいつ？」
アイリス「お兄ちゃん・・・！」
ゼロ「てめえ！いきなりドアを勢いよく開けて怒鳴るんじゃねえ！！ビックリするだろが！！」
　カーネル「アイリス！アイリスはどこにいる！」
アイリス「お兄ちゃん！いきなりなんなのよ！」
カーネル「アイリス！最近昼休みになると軍の基地からいなくなると思ったらこんなところに・・！」
　アイリス「昼休みにどうしようと私の勝手でしょ！！」
カーネル「確かにそうだ。しかし私の管轄外にいるてはいかん！悪い虫がつくといっているだろう！弁当まで作って・・・！」
アイリス「ゼロ君は悪い虫なんかじゃないわよ！」
ゼロ「そーだそーだ！この０部隊に虫はホーネックしかいねーぞ！！」
女ハンＡ「悪い虫ってのはそういう意味ではなくて・・」
カーネル「ともかく妹は連れて帰る！」
　アイリス「イヤ！！！！！！！！！！！！」
カーネル「手間取らせるな！！」
　ゼロ「さっきからアイリスの兄だかなんだか知らんが随分勝手なこと言ってんじゃねえか。アイリスが嫌がってんのにヒデえじゃねえか。それじゃ誘拐か人さらいも同じだぜ！」
　　カーネル「き、貴様あ・・・許さん！勝負しろ！」

ハンターベースの訓練場に来た。

カーネル「貴様が勝てばアイリスがここに通うことを認めよう。しかし私が勝てば二度とアイリスがここに来ることは許さん！」
アイリス「別にお兄ちゃん許してくれなくてもいいわよ。フンだ！」
ゼロ「まだ飯食い終わってないのに・・・。」
　カーネル「行くぞ！！」

カーネルはサーベルを手にゼロに斬りかかった。ゼロは軽くかわす。そこにＸとホーネックが。

　Ｘ「あーあ、こうなっちゃったか・・・。」
ホー「とにかく隊長の応援だ！隊長！頑張れ！アースクラッシュだーー！」

しかし、ゼロはアースクラッシュどころかパンチのひとつも出す気配はなくカーネルの攻撃をよけまくる。

　カーネル「貴様、よけるだけか！？」
ゼロ「・・・・」
カーネル「己！！」

カーネルの振った剣が、ゼロのメットを切り裂き、ゼロの長い金髪が露になった。

カーネル「そんな女のような長い髪で戦場で戦うのか！ふざけおって！」

その瞬間、カーネルは体が動かなくなっている事に気づいた。

カーネル「な・・なんだ！？体に何かが巻きついて・・・？！」
Ｘ「ゼロの髪がカーネルに巻きついてるんだ！」
　ホー「隊長こんな技持ってたのか！？初めて知ったぜ！」

　カーネル、どうにかゼロの髪から脱出しようと試みる。

ゼロ「そのへんにしとけ。今の冷静さのかけらもないお前が俺にかかって来ても絶対に勝てはしない。いい加減にしろ。友達が友達のとこに遊びに言って何が悪いんだ！」
カーネル＆アイリス「友達！？」
　ゼロ「今日はこれで終わりだがまだアイリスを束縛しようってんなら本気出してやる。」
カーネル「・・・私の・・負けだ。アイリス。すまなかったな。」
アイリス「お兄ちゃん・・・」

カーネル、レプリフォースの基地へ歩いて去ってゆく。

アイリス「ゼロ君、大丈夫？」　
ゼロ「ああ。メットがふたつになったくらいだ。」
アイリス「あ・・・！！あ・・か・・」
　ゼロ「どうした？」
アイリス「カワイーーーーーー！！！！ゼロ君ってメットはずしたらカワイーーー！！」
　女ハン達「隊長かわいいーーー！」
　ゼロ「な・・・な・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウルセーーーーーーー！！！！！！！」

照れて真っ赤になって怒る。
その少し後、ゼロとアイリスは０部隊の部屋に戻って弁当の残りを仲良く（？）食べました。

終

第四話（無題）

カーネルがハンターベースでゼロと戦った事件、通称「ゼロ、実は童顔事件」の翌日
レプリフォース基地内女性オペレーターＡ「アイリス～最近ゼロ様とどう？」
アイリス「うるさいわね！（怒）」
女オペＢ「ど・どうしたの？」女オペＣ「知らないの？昨日ゼロさんに『友達』って言われたらしいわよ。」
アイリス「昨日はカワイさにごまかされたけど後々考えてきたらなんかムカついてきちゃったのよーー！！」
女オペ「じゃあ私が狙っちゃおうかなーー♪お弁当持ってこ ♪」
アイリス「ダメ！私が持ってくの！！！！！！！！」女オペ達「なんだかんだ言って結局それなのね。うふふ・・」
アイリス「早く昼休みなんないかなーー♪」
その頃ぺガシオンのところに来てるカーネル
カーネル「では任せたぞ。」　ぺガシオン「了解！！」
？？？「イレギュラーを倒す作戦ねえ・・・くだらねー。」
カーネル「誰だ！？お・・おまえは・・うわああああ！」
？？？「ウォーミングアップはこんなとこか・・さーて、今度は本番と行こうかぁ。」
そして昼。
ゼロ「今日はあんま派手なこと起きねーな。」　Ｘ「そのほうがいいよ。」
そのとき、ゼロの背後から誰かが現れ、ゼロのメットを両手でつかんだ。
アイリス「こんにちはー♪」そのままゼロのメットを放り投げるアイリス。
ゼロ「ああ！！てめえーー！」アイリス「カーワイい♪」
ホーネック「たいへんです！カーネルとぺガシオンが重体で病院に・・・・！！」
ゼロ「なんだと！？」　アイリス「お兄ちゃんとぺガシオン君が！？」
ハンター「アイリスさんって男なら誰でも君付けで呼ぶのかな・・？」
そして病院
ゼロ「堅物の旦那ーダイジョーブ？」
カーネル「貴様！ふざけるな！アーマーを黒くしたくらいでわからんと思ってるのか！」
ゼロ「何！？」　Ｘ「黒いアーマーのゼロってことか！？」
ゼロ「まさかあいつ・・・！！！」　カーネル「な・・なんだ・・！？どうした！？」
？？？「おおーーー！いたいた！本命君♪」
ゼロ「ブラック・・・てめえカウンターハンターの時に死んだんじゃ・・！！」
ブラックゼロ「今生きてんだからべーつにいいじゃんかー♪とっとと闘ろーぜーーー ♪」
アイリス「なんなの？この可愛くないゼロ君・・」ゼロ「俺をかわいいって言うな・・
Ｘ「ブラックゼロ。二度目のシグマの反乱の時にシグマが作ったゼロのクローンだよ。」
ブラック「とにかくあそぼーぜーー！！」いきなりバスターを乱射する。
ホー「うわ！危ない！」　ぺガ「なんて奴だ・・・」ゼロ「やめろ！」ゼロのバスターがブラックに命中。
ブラック「いてーー・・。じゃあ接近戦しよーゼ！！」
今度はサーベルで切りかかる。ゼロもサーベルを構え防御。
ブラックはそれが気に入らなかったのかとにかくメチャクチャな攻撃を乱射。
病室内はもうボロボロである。
アイリス「きゃあ！！」　ホー「ぐあ・・・・」　Ｘ「このままじゃみんなが危ない！おれも戦・・」
　ブラック「アースクラッシュ！」Ｘ「うわあ・・・！！」　ゼロ「てめええ！！」
Ｘもホーネックもカーネルもぺガシオンも気を失ってしまった。
ブラック「くくく・・・」　ゼロ「ふざけやがって・・・・」
ブラック「隙あり！」
なんと、一瞬にしてゼロの両手両足が刺されてしまい、ゼロは動けなくなった。
　アイリス「いやあああ！！」　
ブラック「クカカカカ・・！！ゼロはこれで終わりだ。さーて、最後はそこの女を真っ二つにして帰るか。」
アイリス「え・・・」
　ブラック「死ね・・！！」
サーベルを振り上げたが、間一髪ゼロがブラックに正面から飛び掛り首をつかんだ。

ブラック「こ・・このヤロ・・・」　ゼロに向けてバスターを連射する。
アイリス「やめて！！もう！ゼロ君逃げて！私はどうなってもいいから！」
ブラック「折角こういってるんだ。逃げちまえよ。おめえは殺さねーでやるからよ。」
ゼロ「んなことできるか・・・アイリスは俺の・・大事な・・」
アイリス「『友達』・・・？」
ゼロ「俺の・・『一番大事な』友達だから・・・・俺にとって・・『一番大事』だから・・・」
アイリス「・・・！！」
　ゼロ「おおおおおおお！」ブラック「な・・・！！！」　
大きな轟音が鳴り響いた。
その瞬間、ブラックゼロの体は病院から何そして、ゼロも渾身の一撃を打ったためか、倒れる。
それをアイリスが膝枕して聞く。
アイリス「ゼロ君・・今言ったこと・・ホント？」
ゼロ「・・・・・・ＺＺＺ・・」
アイリス「寝顔もかわいい・・クス」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

第五話（無題）

　　ある日喫茶店にて
マーティ「なーにまだキスもしてないのーー！？遅れてるわねーー！！」
アイリス「こ・声大きいですよ・・。（マーティさんだってエックス君と何の進展もないくせに・・）」
マーティ「なーんか言ったーー？(怒)」
　アイリス「い・いえ・・何も・・」
エイリア「あら？また色恋話かしら？」
　アイリス「い・・いえ・その・・」
マーティ「アイリスがゼロと全然進展ないから私が助けてあげようとしてんの！！」
アイリス「あわわ、あの、その・・・・あぅぅ・・」
エイリア「ふ～ん・・それなら一気にビシッと告っちゃえばいいじゃない。」
アイリス「ええええええ！！！！！？？？？」
マーティ「やっぱそうよね～。そうしなさい！！」
　アイリス「（なによ～二人とも２１にもなってマーティさんはエックス君の前では何もいえなくなっちゃうしエイリアさんは恋愛未満のくせに～）」
エイ&マー「何か言った！？(怒)」
　アイリス「いえなにも・・・」
エイ&マー「イーエ！絶対言ったわ！！悪口言った罰として・・・」
アイリス「罰として？」
　エイ&マー「ふふふ・・」

その頃ハンターベース

Ⅹ「ゼロ、完治おめでとう。」
　ゼロ「何言ってんだよ。お前はまだ治ってねーだろーが。」
　 Ⅹ「あの傷２ヶ月でなるってのもすごいけど・・。」
ゼロ「さーてと、明日の日曜どうするか・・・・」
エイリア「買いたいものあるんだけど、ゼロ一緒に来てくれない？」
ゼロ「何で俺？」
　エイリア「・・え～と・・あ、そうだ、私の彼氏にスーツをプレゼントしたいのよ。
ゼロとサイズ一緒なの。」
ゼロ「お前に彼氏？」
　エイリア「できたのよ！何よそのムカつく言い方は！！」
ゼロ「とにかくいきゃいいんだな。わかったよ。」
エイリア「アリガトね。(やった♪）」

翌日エイリアとの待ち合わせ場所に来たゼロ(私服）

ゼロ「エイリアどこだ～？」
　アイリス「あ・・ゼロ君・・・」

草むらに隠れるエイ&マー。

エイ「なにやってんのよ！早く呼んじゃいなさいよ！」
アイリス「（何で悪口言った罰に無理やりデートさせられなきゃなんないのよう）」
ゼロ「ん？あ、アイリス。」
　アイリス「あ、ジ、実はエイリアさんに用事できたから私が代わりに・・」

　ゼロ「ふーん。用事？結局別れたか？まあエイリアじゃな～。」

コンッ　空き缶がゼロの頭に命中。　

ゼロ「ン？なんだ？」
エイ「おのれゼロ～。」
　マー「ぷぷ・・・」
エイ「何笑ってんのよ！！」

そして店内。エイ&マー「うまくやんなさいよ・・」

ゼロ「オックマンYほしいな～。」
アイリス「あ、服きれい・・ほしいなあ。」
ゼロ「じゃ、買えば。」
　アイリス「高いよ～。５万もするんだよ。」
ゼロ「・・・買ってやろっか？」
　アイリス「ええ！？いいよいいよ！」
エイ&マー「何言ってんのよ！買ってもらいなさいよ！」
店員「ご試着なされてはいかがでしょう？(ゼロを見ながら）
ゼロ「ふざけんなあ！！！」
　アイリス「着てみれば？似合うかもよ？」
ゼロ「黙れ！！もう何でもいい！これ買う！」
店員「５０万円になります。」
　ゼロ「は？」
アイリス「あ・・０ひとつ見落としてた・・」
　店員「やめますか？」
アイリス「あーあ欲しかったな・・」
ゼロ「買う。」
　アイリス「エ？」
　店員「あ・有難うございます・・」
アイリス「いいの？」
　ゼロ「いーよ。」
　アイリス「試着する？」
　ゼロ「黙れ！」
エイリア「私達が心配する必要なかったのかしら？」
マーティ「あんな高くても無理して買っちゃうなんて・・アイリスうらやましー。」

そのあと二人は食事して家に帰りました。

マーティ「私も今度エックス誘おうかなあ・・。」
　エイリア「彼氏欲しーな・・。」

第六話「ゼロの弟＆妹」

ゼロとアイリスのデート（？）の翌日。その日は給料日の翌日でもあった。
ゼロ「はらへった～～。」　ホー「どしたんですか？朝食ちゃんと食べました？」
ゼロ「くってね～～～。」　ホー「朝食はちゃんと食べないと力出ませんよ。」
ゼロ「金が無（ね）～～。」　ホー「昨日給料日だったでしょ！？どうしたんですか？」
ゼロ「全部使った～～。」　ホー「４０万全部ですかぁ！？？」
ゼロ「５０万使った～～。」　ホー「大赤字じゃないですか！！」
？？「アニキ！金貸してくれ！！」　ホー「？誰？って・・隊長そっくり。」
そこに現れたのはゼロの弟ゼレスだった。アーマーが青いゼロといった感じ。
Ⅹ「ゼロ～君に会いたいって人が・・あれ？その人は？」
ゼロ「生き別れの弟～。」　X「どうしたんだゼロ！！全然元気ないよ！！」
ホー「って言うか生き別れ？」　ゼレス「生き別れ・・っていうかアニキが３つの時家出したんだよ・・。
そん時からずっと別の屋根の下で生きてて・・・。たまに会ってたんだけど。ちなみに双子。」
X「何で？」　ゼロ「それは・・・」
？？？「ちょっと！！いい加減にしてよ！私は完全無視！？」
X「あ、すみません。ゼロ、お客さんだよ。」
ゼロ「？」　ゼレス「あ・・」　？？「お兄ちゃん！！やっと会えた・・」
ゼロ「何～？まさかゼーラ？」　ホー「隊長って兄弟多いな・・」
ゼーラ「１６年ぶりじゃない！私が２歳の時だから全然覚えてなくて・・パパも教えてくれないし・・」
ゼロ「・・・・・『パパ』か・・・チッ」
ゼレス「そういえば・・どうしてあの時家出したんだ？」
ゼロ「・・・・」　アイリス「こんにちはーー！！」
ホー「アイリスさんだ・・」
ハンターA「ずいぶんきれいな服着てるな・・・」
エイリア「（昨日ゼロに買ってもらった服着てる・・なんかムカつくわねーー！！）」
アイリス「お弁当食べよ♪」　ゼロ「おお～～・・。」
　アイリス「どしたの？元気ないよ？」　ホー「昨日給料全部プラス１０万使ったらしいんですよ・・。」
アイリス「エエ！？ひょっとして・・この服！？」
ゼーラ「なあに！？お兄ちゃんこの人にお給料全部つかっちゃったの！？」
ゼロ「そんなの俺の勝手だろ・・。」
　ゼーラ「何が悲しくてこんな人のために全部使っちゃうんだか・・。」
アイリス「！・・・・。」　ゼロ、立ち上がってゼーラの胸倉つかむ。
ゼロ「二度というな・・・」　ゼーラ「！ご・・ごめんなさい・・・」
そして昼食後喫茶店にて
ゼーラ「さっきはごめんなさい。」
アイリス「いいのよ・・私だってまさかゼロ君がお給料全部はたいちゃうなんて思っても見なかったもの・・」
ゼーラ「でも・・お兄ちゃんがそうまでするてことは・・おにいちゃん・・あなたのことが・・」
アイリス「エ！？あ・・あ・・あの・・」真っ赤になるアイリス。
ゼーラ「あれ？相思相愛ってやつぅ？」
アイリス「・・・・・・・」
ゼーラ「じゃあ今日から『お姉ちゃん』って呼んでいい？」
アイリス「ええ！？そ・・それはちょっと・・（そんなことゼロ君の前で呼ばれたら・・）」
ゼーラ「あれ？イヤ？じゃあやめとくわ。」
アイリス「ホッ」
ゼーラ「じゃあ『義姉ちゃん』にしーよーーっと！じゃーねーー！」
アイリス「ええええーー！！ちょっと、それはやめてよおおお！！！！」
店員「お客様、お代金がまだですが。」
ゼーラ「その人が払いまー－す♪」そういって走って逃げるゼーラ。
アイリス「まちなさーーい！！」　ゼーラ「またねーー！義姉ちゃん！！」
アイリス「それはやめってったらーー！！！」
その頃ハンターベース
ゼロ「おお！宝くじ１００万当たった！！」　ホー「え、マジッスか！？」
Ⅹ「良かったな～。」　ゼレス「金貸して欲しいんだけど・・・」
ゼロ「いいぜ。２万でいいか？」　ゼレス「やった！！」
ゼロ「これでオックマンＹが買えるぜ。」
　めでたしめでたし（？）

第七話(今回はホーネック）

いつものように一緒に弁当を食べるゼロとアイリス。
アイリス「おいし？」　ゼロ「ああ。」
その頃１７部隊の部屋では、マーティがエックスに弁当を作って半ば無理やりに食べさせていた・・　
マー「なによー！私の弁当食べられないって言うの！？」
　Ｘ「だってハンバーグ半生だしトマト焼くし・・どうなってるんだよこれはー！」
マー「いいから食えー！！」　Ｘ「ワー！モゴモゴ・・・。う・・・」
ハンター「わー隊長が倒れたー！」
ホーネック「何やってんだ・・・まあいっか・・・一人でラーメンでも・・」
そしてその帰り道。
ゼーラが不良にからまれていた。
ゼーラ「だからイヤって言ってるでしょ！」
不良「いいから付き合えって！」　
ホー「アレは隊長の・・お前ら！とっとと消えろ！でないと撃ち殺すぞ！」　
不良「ゲッ！０部隊のホーネックだ！逃げろ！」
ゼーラ「ありがとう・・あ。お兄ちゃんのとこにいた・・・」
ホー「覚えてたんですか？あの時話もしなかったのに・・・」
ホーネックはなぜか嬉しかった。同時に体が熱くなって心臓の鼓動が大きくなった。
ゼーラ「それじゃーまたね♪チュッ」頬にキスして走っていくゼーラ。
ホー「ワワワワワワ・・・・！！！！！」
肌もないアーマーの顔が赤くなってホーネックは倒れてしまった。彼は女性に免疫がないのだ。
昔からちょっと「大人向け」のものをみただけで赤くなって倒れてしまうのだ。
数分後
シグナス「どうした？大丈夫か？」　ホー「あ・・シグナス・・大丈夫だ・・・」
ホーネックはまだ心臓が大きくなっていたことに気づいた。
シグナス「もうすぐ昼休み終わりだぞ。」
ホー「あ、ヤベ。戻んなきゃ・・・」
ホーネックは飛んで帰ろうとしたが、ビルがひとつ爆発したのに気づいた。
ホー「なんだ！？」　イレギュラーである。なんとマオー・ザ・ジャイアントだ。
ホー「何であいつが・・？確かエックスが倒したはず・・」
ゼーラ「きゃあ！」　ホー「ゼーラさん！！何でこんなとこに・・」
ゼーラはこの近くの学校に通っている。そのため巻き込まれてしまった。
その上、脚を怪我している。そこにメカニロイドが寄ってきた。
ホー「その人に近づくな！」　右手を変形させ、そこからマシンガンを連射。
そこにマオーザジャイアントが強力なパンチを食らわせてきた。
ホー「危ない！」ゼーラをどうにかどかし、ジャイアントの攻撃をまともにくらってしまう。
ホー「ぐあああ・・・」ゼーラ「大丈夫！？」
ホー「どうにか逃げろ・・パラスティック・ボム！」
マオーザジャイアントは破壊されたが、ホーネックはその辺のビルとジャイアントの破片の下敷きになってしまった。
そのあと、ゼロたちが現場に来た。
ゼロ「ホーネックーーー！！！！！」
Ｘ「あ・・・いた・・・・」
ホーネックの体はメチャクチャにつぶれていた。しかし何とか生きていた。
そして病院に運ばれたが、手術でホーネックの体は全く違うものになっていた。
このページのお絵かき掲示板の擬人化版になっていた。

ホー「これが俺・・？」　エイリア「結構いい男になったわね。」
ゼロ「戦闘力も上がったってさ。
ゼーラ「素敵・・」　ホー「え？」　ゼーラ「ねえ！私と付き合って！」
ホー「えええええ！！！！！」　ゼーラ「いいでしょ！ねえ！ダメ？」
ホー「わ・・わかりました・・・」
　ゼーラ「やったーー！」　そういって抱きつく。
ホー「ウワアアア！！」赤くなって鼻血を噴水のように放出。
アイリス「ホーネック君もゼロ君みたいに照れ屋さんなんだ・・」
ゼーラ「義姉ちゃんも人の事言えないでしょ？」
ゼロ「義姉ちゃん？」　アイリス「あ、イヤ、その・・・」

第八話「エックスとマーティ」

今日も平和なハンターベース。
しかし、ひとつの部屋が鮮血に染まった・・・。
ホーネック「だから抱きつくのやめてくださいよお！お陰で鼻血がまたこんなに・・」
ゼーラ「いいじゃないの好きなんだからあ！」
ゼロ「仲いいなー。」　アイリス「いいな・・・」　ゼロ「？」
アイリス「あ・・なんでもないよ。アハハ・・」　ゼロ「なんだア・・？」
その頃公園

Ｘ「うう・・この消し炭を食えって・・？」
マーティ「野菜炒めよ！ほら食べろ！食べさせてあげるから！」
箸でＸの口につっこむ。
Ｘ「もがあああ・・」　マーティ「おいしい？」
「不味くて食えるわけねーだろ。わかりきったこと聞いてんじゃねーよ。」
マー「何ですって？」　Ｘ「俺じゃないよ！後ろから・・・。・・！あ・・あ・・」
ヴァヴァがいた。
ヴァヴァ「ケッ・・くだらねーことしてんなー。自分よりはるかに弱い相手に向かってそんな下手に出るなんて。」
Ｘ「なんだと・・！それよりどうしてお前がいるんだ！？３回も倒したぞ！(Ｘ，Ｘ３，サイバーミッション）」
マー「何こいつ？」
ヴァヴァ「エックスを最も怨む者・・・・」
マー「だったら私の料理にケチつけないでよ！」
ヴァヴァ「敵の口に異物をつっこむ戦法じゃないのか？どっちにしてもくだらん。」
Ｘ「いい加減にしろ！」バスターを撃つ。
しかし、ヴァヴァは軽くよけ、ミサイルを連射する。
Ｘ「うわ！危ない！」　マー「私の・・エックスのために作ったお弁当を・・！」
ヴァヴァ＆Ｘ「？！」　マーティ、逆上して剣を持ってつっこむ。
ヴァヴァ「ハッ！エックスのためだぁ！？そんなもんは・・吹っ飛ばしてやらあ！」
なんと右肩のビーム砲をエックスでもマーティでもなく、弁当に向け、撃った。
マー「あ・・・！」　エックスが弁当の身代わりになってビームに当たってしまう。
ヴァヴァ「くだらねー！本当にどうしようもないことしやがるぜ！
あんな生ゴミ守ろうとして大ダメージ負うことねーだろが！アハハハッハッハハ・・！！」
マー「そうよ！あのバカの言う通りよ！あんなものどうでもいいでしょ！
あんな下手な料理なんか・・」
Ｘ「どんなにヘタでも・・マーティが・・俺のために一生懸命作ってくれたものだから・・・・
だから・・最後まで全部食べるさ・・その前にふっ飛ばされる訳にはいかないよ・」
ヴァヴァ「・・・・・・・そうかい。まあどうでもいいことだ。死ね・・・。」
Ｘ「うおお！！」ヴァヴァが撃つ直前、エックスがヴァヴァのビーム砲を撃つ。
ヴァヴァ「な！？」　Ｘ「フルチャージバスターーー！！！！」
ヴァヴァ、まともにくらう。　ヴァヴァ「流石だなエックス。今日はこの辺にしとくか・・。
今度会う時はもうちょっと強くなれよ。でないと意味ないからな。」
Ｘ「まて！お前どうやって復活した？この前もブラックゼロが・・・・」
ヴァヴァ「・・・・・・・・・あばよ。」どこかに消えていった。
Ｘ「なんだったんだ・・。」
マー「エックス、さっきは・・ありがと。あんなお弁当でも・・食べてくれる？」　
Ｘ「うん。でも・・もうちょっとおいしくしてほしいなあなんて・・」
マー「うん！ガンバル！ともかくこれ(消し炭弁当）は全部食べてね。」
Ｘ「う！は・はーい・・・」エックスの運命は！？

終

第九話（無題）

ヴァヴァの襲撃と、エックスが食中毒で入院してから４日がたった。
一応平和なハンターベースの夜。電話してるホーネック。
ホー「あ、わかりました。隊長に伝えときます・・。」ガチャ
ホー「隊長！明日アイリスさん来れないそうです！」
そして翌日の昼。レプリフォース基地内。
アイリス「思ったより早く会議終わったけど・・どうしよ。お弁当ゼロ君の分作ってないし・・・・。」　
女オペレーター「とりあえず行けば？理由が無ければ行っちゃいけないわけじゃないし。」　
アイリス「そうね・・。」
そしてハンターベース。
アイリス「こんにちはー！」　ゼロ「アレ？来れないんじゃなかったっけ？」
アイリス「用事が早く終わったのよ。」
ゼロ「ともかくいいとこに来たな。これ食うの手伝ってくれ。量が多すぎた。」
ホー「二人分にしちゃ多すぎますよこれは・・」
ゼロ「朝は腹減ってたんだけど・・・さっき倒したイレギュラーの右手が口につっこんできて腹にたまっちまったんだから。」　
エイリア「それにしても作りすぎたわね。」
アイリス「エイリアさんが作ったんですか？」
エイリア「私じゃなくてゼロよ。」
アイリス「エエ！？」　
ホー「たまには店じゃないとこで食べたいって行ったら作ってきてやるって隊長が・・。」
アイリス「そういえば中学の時からゼロ君のお弁当・・おいしそうだったわね・・。
高一の時からお弁当持ってこなくなって・・私が作ってあげるようになったんだった・・。」
ゼロ「母親いなかったし高校入ったら学費かせがなきゃならなかったからな・・弁当作る暇無かったんだ。
とにかく食ってくれ。俺達はもう腹いっぱいで・・・。」
アイリス「う・うん・・あ・・おいしー。私のより・・・」
エイリア、それを聞いてアイリスの出したアイリスが作った弁当を少し味見。
エイリア「確かにアイリスのよりゼロのが・・」
アイリス「・・・・・・じゃあ私が作る意味・・ないね。」
ホー「何言ってんですか！アイリスさんが作ったから意味があるんでしょ！味の問題じゃないですよ！」　
エイリア「そうよ！落ち込んじゃダメ！」　ゼロ「二人とも黙れ！」　
エイ＆ホー「！！」ゼロ「その言い方だとアイリスの方が下みたいじゃねえか・・。
俺はアイリスが作った料理が一番うまいと思う。」
アイリス「ホント？」　
ゼロ「当たり前だろ。」エイ＆ホー「失礼しました・・・。」
アイリス「じゃあ、ゼロ君、私の食べて。」
ゼロ「ああ。やっぱこれがあると思わないと力出ないな・・・。」
エイ「さっきあんなに食べたのに・・・。」　
ホー「隊長にとっては当たり前のことだから・・。やっぱこの二人じゃなきゃダメだよなー。
ゼーラさんがアイリスさんを『お義姉ちゃん』って呼んでるだけはある。」
アイリス「ハイ。アーン♪」　ゼロ「自分で食える。」
アイリス「バカ・・」
その頃病院
マーティ「はい。アーン♪」Ｘ「うう・・モグモグ・・美味しいですぅーー！！」
エックスは無事入院できるのか？！

終

第十話「ベルカナ登場」

　エックスはその体に秘められた奇跡の力により食中毒が原因となった前代未聞の奇病から脱し、退院することができた。
その数日後。
マーティ「エックスー♪お弁当作ってきたわよー！」
Ｘ「う！！」　マー「安心しなさい！かなり上達したんだから♪」
Ｘ「そ、そっか・・。」と言いながら恐る恐る食べるエックス。
Ｘ「あ・・うまい。よかったぁ・・・・。」泣くエックス。
マー「美味しすぎて泣いてるのね！」
ゼロ「少し意味が違うと思うぞ。」ちょっと味見。
ゼロ「・・・・・オェ。」　マー「なによ！」
ゼロ「多分今までのが今のよりはるかに不味かったんだ。
だからアレでも食えるように・・」
　マー「こっのーーーー！！」剣を持って斬りかかる。
アイリス「こんにちはー！ゼロくーんおべんと食べよ♪」
ゼロ、それに即刻反応しマーティの剣をかわしてアイリスの所へ。
マー「アノヤロォ・・・」　Ｘ「まあまあそんなに怒らなくても・・・」
そこにベルカナがやってきた。
ベル「元気がいいわねえ坊や達。ほんとに可愛いんだから。」
ホー「あ、ベルカナさん。？あ・・・！」ゴン！！
ゼロがベルカナを殴る音が響いた。
ゼロ「かわいいって言うな・・・・！」
アイリス「そういうとこがかわいいって言うのよ・・」
ゼロ「何？」アイリス「いえ、なんでも。」
ベル「痛いわね・・・それよりエックスの坊やいる？」
マー「エックスに何の用？」　ベル「あなたは関係ないからどいてて。」
マー「何よこのオバサン！」　ベル「こう見えても２２よ。」
マー「一つしか違わない・・」　Ｘ「で、何の用？」
ベル「夜、予定空いてる？」　Ｘ「一応空いてるけど・・。」
ベル「じゃあお食事しましょうよ。レストラン『ロール』で待ってるから。」
マー「何言ってんのよ！エックスがあなたと付き合うわけないでしょ！」
ベル「決めるのはエックスよ。その子が作った消し炭と一流シェフの一流料理とどっちがいいの？」
Ｘ「え・・お、俺は・・・」　二人「どっちなの！？」
ゼロ「その辺にしとけ。」　二人「引っ込んでて！」
ゼロ「イレギュラーが来てんだよ！喧嘩どこじゃねーだろ！」
Ｘ「イレギュラー！？早く倒さなきゃ！」
イレギュラーの中には、あのマックの姿が。
マック「久しぶりだな！あのときの恨み晴らしてやらあ！」
Ｘ「また昔の敵が復活している・・・。」　ゼロ「考えるより攻撃だ！」
Ｘとゼロとホーネック、そして他のハンター達の攻撃でたちまち数を失っていくイレギュラーたち。
しかしマックは、アイリスにバスターを射つ。
他のイレギュラーもベルカナとマーティを狙い撃ちする。
三人「きゃあ！」ちなみにベルカナはシグマの洗脳から開放された時に戦闘能力を失っている。
　しかもマックはパワーアップしている。
ダン！ダン！ダン！３回音がした。
しかし三人は無事だった。
アイリスはゼロが、マーティはエックスがかばっていた。
Ｘ「しまった！ベルカナは！？」
？？？「いけませんねえ・・女性に手出しするというのは・・・。」
そこにいたのは青い髪の容姿端麗な青年だった。ちなみにダイナモではない。
ベルカナ「あ・・ありがとう・・・。」
青髪「当然のことをしたまでです。ではまた。」去っていく。
ベルカナ「・・・・・」
マック「な・・・なんだ今の・・・。ん？」
そこにはいまだかつてないほどの形相でマックをにらみつけるゼロの姿が。
ゼロ「このクズが・・・・！！！！！！！！！！」
その言葉を発した直後マックの姿はなかった。
エックス「フルチャージバスター！！」
ホー「パラスティックボム！（この体では手のバスターから発射されるようになっている。）」イレギュラー全滅。
そして数分後。
Ｘ「ベルカナ・・さっきはゴメン。助けられなくて・・・。」
ベル「いいのよ。あなた本当にその子が好きなようね。」
Ｘ「・・・・」赤くなる。　ベル「テレてる顔もかわいいわね。」
アイリス「ゼロ君のがかわいいわよ。（小声）」ゼロ「何か言ったか？」
アイリス「別に何も。」
マー「じゃあエックス、夜にまた私がご飯作ってあげるわね。」
Ｘ「う・・・」　ゼロ「俺が料理教えてやろうか？」
マー「どうしようかな・・・。」　Ｘ「それがいい！うん！絶対！」
マー「そう？じゃあそうしてみようかな・・。あれ？ベルカナ何してんの？」
さっきの青い髪の青年が去っていった方向を見てボーっとなるベルカナ。
ベル「また会えるかしら・・・。」

終

第十一話「昔のアルバム」

マックとかが攻めてきてから１０日後。
ゼロの家
ゼロ「違う！そこを手早くひっくり返せ！」
マーティ「は、はい！え～と、あ・・あうう・・」
ゼロ「また失敗か～。卵がもったいないな・・。」
アイリス「お料理教えてもらえていいな・・私もお料理ヘタだったら良かった・・。」
ゼロ「なんか言った？」　アイリス「あ、いや、別に何も・・。」
ゼロ「今日はこれで終わり！リックマンＶやるから！」
マー「そんな理由で終わりにしないでよ！」
ゼロ「卵もうないんだよ！卵焼き失敗ばっかするから！」
マー「うう・・・」　ゼロ「まあ少しはましになったけどな。」
マー「え？」　アイリス「ホントに『少し』だけどね。」
マー「うるさいわね！」
その翌日ハンターベース
Ｘ「あ、ホントに少しは美味くなってる。」
マー「みんなして少し少しって・・・。」　エイリア「ホントに少しだから。」
マー「はあ・・。」
ホー「あれ？それ新しいゲームですか？ゲームボーイの・・」
ゼロ「バックマンＴカイザーミッションだ。」
エイ「しっかし今日は本当に平和ねー。」
ゼーラ「こんにちはー！ホーネックいるーー！？」ホー「ワアッ！」
ゼーラ「ワアッとは何よ！」　ホー「いえ、その・・・。」
そして昼食をみんなで食べる。
そのとき、ゼロの机にアルバムがあるのをゼーラが見つけた。
ゼーラ「アレ？アルバムじゃない・・・。あ、なに！？これって小学生の時のヤツゥ！？」
ゼロ「あ・・・」　Ｘ「ちょっと見てみようか。懐かしいな・・。あ、これが４年のときのだ。」
ゼーラ「あ、お兄ちゃんかわいい！」ゴン！　ゼーラ「いたた・・」
エイ「アイリスは変わってないのね！背しか違わないわよ！」
アイリス「そんな驚かなくても・・・。」
エイ「驚くわよ！本当に『背』しか違わないのよ！他、何にも変わってないのよ！」
マー「子どもン時からこれなの・・。すごお・・。」
Ｘ「ホントに懐かしいな・・。」
ゼーラ「そのときの話聞かせてくれる？」
Ｘ「いいよ。」　　

続く

第十二話「初めて会った日」

Ｘ「俺達が最初会ったのは小４の頃で・・・。」
９年前。
３人は１０歳。学校の新学期。新しいクラスで自己紹介をしている。
Ｘ「将来の夢は世界を平和にすることです！よろしく！」
クラスメイト達（以下メイト）「よろしくーー！」
アイリスの番になった時、歓声が上がる。
アイリス「な、なに？この歓声・・。」
男メイト「スゲーカワイイ・・。告ろっか・・。」
女メイト「なに言ってんのよこいつらは・・。」
アイリス「ア・アイリスです。よろしくねみんな。」
男メイト「よ、よろしくお願いしますう！！」
Ｘ「いきなりすごい人気・・。学校のアイドルってこの人か・・。」
女メイト「知らないの？女子にとっても憧れの存在なんだから！エックス君も変に手出ししないよーに。」
Ｘ「手出し？」
先生「お静かに！では次、ゼロ君！」そういわれてたったのは一人の貧弱そうな少年。
ゼロ「ゼロって言います。よろしく・・。」
Ｘ「よろしくね、ゼロ。」
アイリス「よろしく♪」　ゼロ「は、ハイ・・どうも・・・。」
メイト「何だあの弱そうなやつ・・。いじめられそうなタイプね・・。アイリスさんに声かけてもらって・・ムカつく～。」
ゼロ「・・・・」
その日の掃除
男メイト「ゼロ～ここ一人でやってくんね？」
ゼロ「ヤダよ～。」　メイト「いいからやれってんだ！それとも痛い目見るか！？」
ゼロ「・・・わかったよ・・。」
メイト「わかりゃいいんだよ！（今度からも任すか・・・・）」
ゼロ「チッ・・・・。」　その少し後アイリスが入ってくる
アイリス「アレ？一人でやってるの？他の人は？」
ゼロ「遊び行った・・。」　アイリス「酷いわね～一人に押し付けて。私も手伝うわ。」
ゼロ「いいよ・・・」　アイリス「いいからいいから。」
そのときさっきの５人が傷だらけで逃げてきた。
メイト「ウワー許してください！」
それを追いかけてきたのはＸ５にでてくるクレッセント・グリズリー。ちなみに６年。
グリズリー「ケッてめえらから突っかかってきといてそのザマなんだよ？ザコめ。」
アイリス「なに！？」　ゼロ「・・・・」
グリズリー「ん？お、お前あのアイリスだな。ちょっと付き合えよ。」
アイリス「イヤよ！」　グリズリー「ずいぶんきっぱり言ってくれるじゃねえか・・。」
Ｘが理科室掃除終えて戻ってきた。「何だお前は！」
Ｘは学年トップの実力だが、まだ驚異的な力というほどではなく、グリズリーにのされてしまう。
Ｘ「うう・・・・」　グリズリー「さて・・アイリスは貰ってくぜ・・。」
アイリス「あ・・・」
そのときグリズリーが吹っ飛んだ。
グリ「何だあ？！」　アイリス「ゼロ君・・・！」
ゼロ「お前のせいで・・・今までずっと隠してたのにばれちまっただろうが・・・・」
メイト「な・・なんだ！？さっきまでと違う・・・！」
グリ「死ねえ！クレッセントショット！！」
ゼロ「効くかよこんなの・・・。弱くてつまんないな・・・。そういや今まで強いのと戦った覚えねーな。」
グリ「な！？」　ゼロにチョップをくらってグリズリーは左目に大怪我をおって逃げていった。
ゼロ「こんなやつのせいで力使うなんて・・・力抑えとかなきゃ危ないってのに・・・。」
メイト「あ・・ありがとう・・」
ゼロ「お前らなんか助ける気ねーよ。まったくアホどもが・・・。エックス、アイリス。大丈夫か？」
アイリス「私は大丈夫。エックス君が・・・。」
ゼロ「救急車呼んだほうがいいかな・・・？」

Ｘ「これが俺達の初めて会った日のことだよ。」
ゼーラ「それで二人は恋に落ち・・。モガモガ・・」
アイリス、ゼーラの口を押さえる。
ホー「ゼーラさん一言多いって・・・」

終

第十三話「バレンタインデー」

アルバムを見て10日後、この日は2月14日。その日はケイン博士の誕生日だった。
しかし、ほとんどの人、特に女性はそんなこと覚えていなかった。
町の女性Ａ「誰にあげるの？」町女Ｂ「ナイショ！」
女子高生マリ「カズにあげるんでしょ！」女子高生カナ「ちがうよー！」
女子高生ヨシエ「私・・イレギュラーハンターベース行って来る。」
ゼーラ「ヨシエ、あなた好きな人いるの？しかもハンター？」（ゼーラも女子高生）
カナ「知らないの？ヨシエはあの０部隊の隊長さんが好きなのよ。」
ヨシエ「うん・・。渡せるかな・・渡せても振られちゃうかな・・。」
　カナ「大丈夫よ！ヨシエなら！ね、ゼーラ！」
ゼーラ「う、うん・・・・（普通なら大丈夫って言うけど・・相手がお兄ちゃんじゃね・・。
あの人がいるから・・。そういえばみんなお兄ちゃんと私が兄妹だって事知らなかったけ・・。）私も行くよ。」
そしてハンターベース
ゼロ「うう・・もう喰えねえ・・・」　Ｘ「その漢字で言うなよ・・うう・・・腹が・・いてエ・・。」
マー「Ｘ～私のチョコ美味しかった？」　Ｘ「う・うん・・チョ、ちょっとトイレ・・」
ホー「ああ・・・去年まで女の人に寄り付かれることなんてなかったのに・・。この体になってから鼻血が出る回数がかなり多く・・。うう・・・」
ゼーラ「こんにちは～・・・。」　ゼロ「ン？ゼーラか・・。」　カナ「？知り合い？」
ゼーラ「お兄ちゃんなの・・・。」　3人「エエエエ！！！？？？何で先言ってくれなかったの？！」
ゼロ「しかし・・・この時期になると何でかよくわからんがチョコをよく貰うなあ・・・。」
ヨシエ「バレンタイン知らないんですか？女の人が好きな男の人にチョコあげるんですよ？」
　ゼロ「違う。バレンタインってのは昔どっかの国のバレンタイン神父が姫と兵士の結婚を許したせいで王に処刑されたのを追悼する日のはずだ。」
ホー「そんな説明イイですよ・・。うう・・鼻血が・・・。」
ゼーラ「ハイ。チョコ。」接近して渡す。
　ホー「ども・・・。」
ゼーラ「何よその態度は！」さらに接近（密着？）してホーネックの耳元で怒る。
ホー「ワワワ・・・」赤くなる。
マリ「ヨシエ、渡しなさいよ。」　ヨシエ「う、うん・・・あの・・これ・・」
ゼロ「ああ・・・うまいな・・・・。ありがとよ。」
ゼロの笑顔見てよろめくヨシエ。カナ「ちょ、大丈夫？！
そこにアイリスが来た。
アイリス「あ、こんにちは・・。ゼロ君いる？」
ゼロ「何？」　アイリス「これ受け取って・・。」
それはこの10年間一度も渡せなかった初めてのバレンタインチョコレートだった。

ゼロ「チョコ、か・・」そういって食べるゼロ。アイリス「・・・・・」
ゼロ「美味い。」ゼロの表情が変わった。
今までに誰も見たことのないような笑顔だった。
アイリス＆ヨシエ「・・・・・・・！！！！」
ゼロ「ありがとよ。」　アイリス「あ、ど、どういたしまして・・キョ、今日は帰るね・・」
ゼロ「じゃあな！」
ホー「隊長軽いッス・・でも二人が良けりゃそれでいいか・・。」
その後女子高生4人の帰り道
ゼーラ「ゴメンね言わなくて・・」
ヨシエ「いいの・・・気を遣ってくれたんだし・・・好きな人にはその人にとって好きなと一緒にいてほしいし・・。これでよかったのよ・・・」
ゼーラ「ヨシエ・・・」
ケイン博士「うう・・ワシって・ワシって・・」
ゼロ「ケーキ買ってきてやったぞ～。」

終　ＥＬＩＴＥ　ＨＵＮＴＥＲ　ＺＥＲＯ