スプラッシュさんよりゼロアイ小説7

第百四十話「アクセル登場!」

あるハイウェイ。一人のレプリロイドが追われていた。 
アクセル「うわっと!あぶないなこの!!」銃を連射するも、サソリ型メカニロイドの硬い装甲には通用しない。
アクセル「うそぉ・・。」

そこにゼロが。
ゼロ「ここにイレギュラー反応か・・って、あれだな?」下を見ると、アクセルとメガ・スコルピオが。

アクセル「あ、あれは・・ゼロ!あのゼロだ!助かった〜〜。」
安心して胸をなでおろすアクセル。そして、ゼロが飛び降りてきた。
ゼロ「喰らいやがれっ!!」サーベルで切りかかる。
アク「どわああっ!!何すんの!?」
ゼロ「お前がこの事件の犯人だな?」
アク「ち、ちがうよ!あいつだよ!あいつ!」スコルを指差す。

スコル「オラオラオラオラ!!」
火球弾を撃ち、ハサミで切りつけてくる。

ゼロ「こいつか・・。」
アク「あ!!」ほかにも雑魚が現れた。
ゼロ「けっこう居るな。」
アク「雑魚は任せて!アクセルパレット!!」銃を乱射して敵を倒していく。

アク「どう?すごいでしょ・・・?」
アクセルがゼロの方向を見ると、ゼロの周りに多くの残骸が。
メガ・スコルピオもすでに破壊されていた。
アク「・・・ボク、お呼びじゃないみたいで・・」
ゼロ「関係者みたいだから来い!」
アク「え、まあ、その、そうだね・・。」

そしてハンターベースに引っ張られてきた。
ホー「こいつが犯人ですか?」
アク「違うよ!!」
ゼロ「関係者らしいからな。取調べをするんだ。」

アク「まったく・・人を見るなり犯人扱いなんてひどいね!」 ゼロ「何であそこにいたんだ?」
アク「言わなかったっけ?追われてたの!」
ゼロ「追われてた?・・あ、ヴァジュリーラ。」

ヴァジュ「おや、この方が犯人ですか?」
アク「だから違うってば!!!」

ゼロ「で?誰に追われてたんだ?あのメカニロイドだけじゃないだろう。」
アク「さすが鋭いね。自警集団レッドアラートって知ってる?」
ゼロ「ヤクザ?」
アク「ちがうよ!!!絶対違うよ!!!ハンターだけに任しておけないから自分たちでイレギュラーを倒そうって集団さ!」
ゼロ「その口ぶりだとお前もその一員っぽく聞こえるな。」
アク「・・・・そうだよ。元がつくけどね・・。」
ゼロ「訳を聞かせてもらおうか?」
アク「う・・うん・・・。」

シグナス「ん?ゼロ、そいつが犯人か?」
アク「だから違うってばーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!」

第百四十一話「レッドアラートの挑戦」

エイ「犯人?」アク「違う!」
ゲイト「犯人??」アク「違う!!」
ハイマックス「犯人???」アク「違う!!!」
アイリス「被害者?」アク「違・・・わないか。」ゼロ「違うだろ・・」

犯人扱いされまくるアクセル。
そんなのどかな(?)ハンターベースを揺るがす通信が入る。

シグナス「誰だお前は!」
レッド(通信)「うちのアクセルがそっちの厄介になってるようだが?それを返してもらおうと思ってな。」
シグ「うちの・・?」
レッド「自警集団レッドアラートって言ったらわかるか?」
シグ「なっ!レッドアラート!!おまえ、レッドアラートの一員だったのか!」
アイリス「レッドアラートって何?」
ゼロ「前回を読め。」アイリス「え〜〜と・・あ、わかったわ。」
ホー「小説は便利だ」
シグ「あのならず者集団の一人か・・。(早く返してしまおう)」

レッド「しかしお前らがアクセルをすぐに返すとは思えないな・・」
シグ「え、いや、すぐに・・」アク「ボクは戻らないよ!」

レッド「・・・なら、ハンター合戦はどうだ?こっちは1つのステージに雑魚をまいてその最後の場所にうちの最強の8人を用意する。そんでお前らの中の2人一組で勝負しに来る。公平なルールだと思うがなあ?そっちが勝ったらこっちは解散、こっちが勝ったらアクセルを返してもらう。」
ゼロ「面白そうだな。」
アク「いいよ。」
シグ「いや、もうすぐに・・」
エイ「もう無理ですよ。」シグ「そうだな・・・。(また争いが・・)」

ってなわけでゼロ・X・アクセル・ヴァジュ・ホーが行くことになった・・のだが。

X「俺は行かない。」
ゼロ「何?」

第百四十二話「X,戦線離脱」

ゼロ「なんで・・だ?」いきなりXの戦線離脱宣言に驚くゼロ。
アク「どういうことさ?・・・ボクが嫌いなの?」
X「思ったんだ・・今までの戦い・・それにこの間のブラックゼロとの戦い・・
戦うだけじゃないか!もっと他に解決方法があるんじゃないのか!?」
アク「戦いでなきゃ終わらないこともあるさ!」
X「いいや!そんなことはない!絶対にある!」
ゼロ「じゃあ何で今になって言うんだ?」
X「この前(139話)・・マーティが怒って俺にいろんなものを投げつけてきたんだ・・
その時・・暴力で全てを解決する方法に疑問を持ったんだ。」
マー「えっ!?私のせい!?」
ゼロ「おいおいおい・・・」
ヴァジュ「あらまあ。」ホー「アホか。」X「アホとは何だ!」
ホー「アホだからアホだって言ってんだよ!!」
X「お前らは好戦的だから戦いのできない人を見下してるだけなんだ!」
ホー「んだとこのやろう!!」
X「こういうところが好戦的だって言ってるんだ!」
ホー「好戦的で悪いか!」

X「お前らみたいのがいるから争いが終わらないんだ!!」
ホー「!!!!!!」

この瞬間、全員が静まり返った。

ゼロ「・・・・・」
マー「X・・・」
アク「ちょっと、今のはひどくない・・?」

X「う・・うぅ・・っ!!」
ヴァジュ「・・・・『闘い』と『戦い』は違いますよ、私たちが好きなのは『闘い』のほうです。」

X「ち・・・違わないよ!」
ヴァジュ「『戦い』は戦争の文字に使われるような不毛なもの。
『闘い』は闘志や闘魂といった良い言葉に使われるように素晴らしい事だと」
X「もういい!!!」そういって机を叩き、部屋を出て行ってしまう。

ゼロ「・・・・・。今はそっとしとけ。」
マー「ごめんなさい、私のせいで・・」 
ゼロ「しかたねえよ。あいつはどっちの「たたかい」も好きじゃねえんだ。」


ゼーラ「でもさあ・・結構楽しそうにしてたよね。『戦い』の時。」

ヴァジュ「強い人と戦うのは楽しいんですが、『闘い』とは天地の差がありますよ。」


ゼーラ「ふ〜ん・・ホーネックもそうなの?」 ホー「え、あ、はあ・・。」

ゼロ「そろそろ行こうぜ!アクセル、来い!!!」
アク「え、いいの!?やった!ありがとゼロ〜〜♪」ふざけて抱きつく。
ゼロ「おいおい・・。」

アク「よっと!それじゃ、いってきま〜〜ス!!」元気よく手を振りながらドアを開ける。

アイリス「忘れ物よ?」アクセルパレットを手に持っている。
アク「あ、ありがとうアイリスさん!・・あれ?」
アイリス、なぜかアクセルに銃を突きつける。

アイリス「・・・・・・・あんまりふざけないでね?」
アク「は・・はい・・・・。」

第百四十三話「対ストンコング」

アク「何でアイリスさん怒ってたんだろ・・?」
ヴァジュ「とりあえずムカついたんじゃないですか?」

ディープフォレストに来たゼロとアク。

ゼロ「・・・・。」Xが戦線離脱した上あんな喧嘩になったせいか元気がない。
アク「そらそらそらっ!!」銃連射で敵を次々に倒していく。
アク「ゼロ!戦場にいるんだから元気出してちゃんと敵倒さないと・・」
ゼロの周りには敵の残骸の山が。
ゼロ「・・・・・。」
アク「し・・失礼しました・・。」

途中、巨大な石のモアイみたいなメカニロイドにつぶされかけたり、
防御力のやけに高いレプリロイドの攻撃を受けたり
猿型メカニロイドに撃たれたりしたが、
ボスの主戦場に来ることができた。

アク「・・・哲人のはずのあんたが何でこんなことを?」
ストンコング「ゼロ、戦場で最も美しく舞う戦神よ・・」
ゼロ「俺はそんなもんじゃない。」アク「僕は無視?」
ストン「否!拙者はおぬしほど純粋なレプリロイドを見たことがない!」
ゼロ「お前が見たことないだけじゃねーの?」
ストン「・・・そうかもしれん・・が!これは戦いの為の戦い!参られよ!!」
アク「僕のこと無視しないでよ!」
ストン「ゼロを倒せたら次はお前だ!」
アク「(倒せたら・・・?!じゃあ・・死ぬ覚悟で・・!)」

ストン「そりゃあああああああ!!!」巨大な剣でゼロに切りかかる。
ゼロ「・・・。」セイバーで受け止め、バスターを撃つ。
ストン「ぬぅ!!」左手に持つ盾で防御。
ゼロ「うらああああっ!!!」盾を切り裂き、蹴る。
ストン、それをよけて至近距離で体当たり。
ゼロ、一度吹っ飛ばされてその場でいくつか燃えている炎のひとつに落ち込むが、すぐ脱出。
そしてアースクラッシュでダメージを与える。
ストン「くはっ!!!!さすが・・最強の男だ。」
ゼロ「・・・・。」
ストン「しかしっ!目が曇っていては勝てんぞ!」
ゼロ「!」ストン「はあああああっ!!!」巨大な石のような岩のような物を飛ばし、ゼロにぶつける。
ゼロ「ぐああっ!!!」
ストン「メガ・・くも・・・」ゼロ「!?」
ストン「ぎ・・ギグアア・・・」
ゼロ「イレギュラー・・・?」

アク「レッドアラートのみんなが急に変わってしまったんだ。基本的には悪いことはしない主義だったのにある日を境に凶暴化した・・んだ。」
ゼロ「イレギュラー化・・か。エイリア、こいつのデータを送る。」
エイ(通信)「わかったわ!」


そして少しの間戦っていると、エイから通信。
エイ「ソルジャー・ストンコングはイレギュラー化しているわ!!」

ゼロ「・・・わかった!・・これで目の曇りは失せた・・だろうな。」
ストン「よ・・良かった・・」
アク「でもまだもとの意識が・・!!」

ストン「意や・・・猛拙者は終わりだ・・いららい亜lwジぎゅgじゃいお・・・」
アク「ストンコング!」

ゼロ「人のためにイレギュラーを倒す・・それを忘れた俺じゃ勝てなかったな・・」
Xの迷いを聞き、自分さえ見失ったゼロだったが、世のため人のために戦うということを忘れていた・・・。しかし、ストンコングが目の前でイレギュラー化しているのをみてそれを思い出した。

アク「でも・・ストンコングを・・どうするの・・?」

ストン「グオオオオオオオッ!!!」ゼロの頭上に飛び掛る。
ゼロ「ファイナルナックル!!!!!!!!!!」
地面を殴り、その場から巨大な光線が上に伸びていく。
ストン「ゴハアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」気絶。

アク「ストンコング!!良かった・・まだ生きてる!」
ゼロ「これで後はベースに連れてくだけ、だ。」
アク「さっすがゼロ!!」

第百四十四話「対デボニオン」

今回、ゼロとアクセルはラジオタワーに来た。

ゼロ「と、逃げ遅れた女がたくさんいるな。何で女ばっかりなんだ?」
アク「いいじゃん助けた時が楽しみだし!」ゼロ「おまえな〜。」

その時、巨大なメカニロイドが襲ってきた。
メカ「ギゴッ!!」
メカは、炎やミサイル、ドリルのように回る腕を飛ばしてくる。

アク「あぶないっ!!!」女の人をかばって敵の放った炎にあたりそうになる。(よけた)
ゼロ「大丈夫か!?」
アク「あったり前でしょ!」女「あ・・ありがとうございます!」
アク「い〜よお礼なんてキスだけで」女「えっ?」ゴン!ゼロのかかと落しが命中。
ゼロ「やってる場合か!後にしろ!」アク「は・はい・・」

女「(後って・・後ならいいの?)」簡易転送装置でベースにワープした。

ゼロ「こいつは任せとけ!ボスはお前に任せた!」
アク「了解!」

アイリス(通信)「ゼロ君!聞こえる!?」
ゼロ「あれ?エイリアじゃないのか?」
アイリス「ゼロ君のサポートしたいの!」
ゼロ「あ、ああ!ありがとよ!んで、なんだ!?」
アイリス「そのメカニロイドの弱点は目みたい!」
ゼロ「目か・・」

アク「お前か・・トルネード・デボニオン!」
デボ「アクセルか・・いい目になったダス!おまえ、俺の華麗な舞いをラジオ放送するのを邪魔しに来たダスね?」
アク「ラジオでダンスしても意味ないと思うけど?」
デボ「ガーン!ダス・・こんのぉ!!」
突然竜巻を起こしてアクセルを巻き込み、床に落としてしまう。
アク「うわっ・・?!」
デボ「もう一発食らえダス!」またも竜巻「ボルトルネード」をだす。
アク「そうは行かないよ!ガイアシールド!!」
シールドを出して突っ込んだ。
この技はデボの弱点であり、かなりのダメージを与える。
デボ「ぎぇえーーーっ!!」

アク「どうだい?僕のほうが上みたいだね?」
デボ「このぉ・・なめんなダス!!」からだの表面にあるたまねぎの皮のような部分をつなげて、ムチのようにアクセルを殴った。
アク「うわっ!いてて・・うああああっ!!!」
デボ「とどめだす!ボルトルネード!!」
アク「う・・くっ!ぐっ!!」竜巻の中心にいるデボを狙って銃連射。
しかし、あまり効いていない様子。

デボ「終わりダスーーーーッ!!!」

アクセルが落ちそうになったその時!ゼロが現れ、アクセルを救った。
アク「ゼロ・・!」
ゼロ「思ったより時間かかっちまった。後は任せとけ。」

デボ「お前はゼロダスね?行くダス!」回りながらゼロに突進。

ゼロ「・・・・」動かない。
アク「あ・・あぶないよ!」

デボ「死ねーーーッ!」そしてデボがゼロに触れた瞬間!

ゼロ「・・・・・・・・・獄門剣!!」
デボ「ギャアアアアアアーーーーー!!!!!!!!!!」

獄門剣は、しばらく動かず、触れてきた敵に向けてカウンターを食らわせる技。

アク「す・・すごい!これが・・特A級ハンターをはるかに超えるっていう・・」
ゼロ「さてと・・」通信機をだす。ゼロ「あ、お父さんだ。今帰る。」

第百四十五話「対イノブスキー」

ベースに戻ってきた二人

アイリス&リル&ライク「おかえりー!」抱きつく。ゼロ「おいおい・・(照)」
アク「『お父さん』のお帰りだよ〜・・」
ホー「お父さん・・か。」
アク「ホントウケたよあれ!戦い終わっていきなり『お父さんだ、今帰る』だもん!アハハ!」
ホー「なんか悪いかよ・・!」ゼロを笑われ、ちょっと怒る。
アク「え?なんだよムキになっちゃって・・ちょっと位笑い話があったって良いじゃん!」ホー「チ・・・」

アク「ハンターに隊長隊長隊長・・って言ってるやつがいるって聞いたことあったなあ・・そんなに強くないって話も・・」
レッドアラート時代に聞いた噂+適当な悪口。
ホー「んだとぉ!!!」

ヴァジュ「まあまあその辺で。次の対戦場所に行きましょう。」
ホー「俺とお前で?」ヴァジュ「ハイ・・」
ホー「悪い、今回は休んでくれ。俺はアクセルと行く。」
アク「エッ!?」喧嘩してた相手にいきなり指名されて驚くアク。

ってなわけで、爆弾が仕掛けられたハイウェイに来た。
アク「ハンターベースのライドチェイサー、カッコいいなあ!」
ホー「・・・・・」
アク「どしたの?もしかして乗るの初めて?」
ホー「・・・行くぞ・・」

そしてエンジンをかけた瞬間、ヘルライド・イノブスキーが現れた。
イノ「よぉアクセル!久しぶりだなぁ!!」
アク「やあ!総長、元気そうだね!」
イノ「そ・・総長!?バカにすんな!ヘッドと呼べ!」
ホー「総長・・」
イノ「ん?なんだ・・最強のゼロが来ると思ったら代わりの副隊長かよ・・」
ホー「・・・」アク「確かに代わりの副隊長だけど・・そんなに弱くは無いはずだよ。」

ホー「・・・」

イノ「まあいいや!俺を倒したきゃ追いつくこったな!あばよ!」高速で走っていってしまう。
アク「爆弾拾いながら追いつくなんて・・」
ホー「・・・爆弾は任せた。」アク「え?」
ホー「俺はやつを潰す。」アク「う・・うん・・(なんか・・様子が変だな・・)」

そしてホーネックは・・逆走を始めた!!

ホー「うーーーーーーららららあららああ!!!!!!」
イノ、普通の半周をしたところで逆走するホーネックとぶつかった。
イノ「な・・なんだぁ!?」
ホー「うっらぁ!!!!」ライドチェイサー大破。
イノ「おまえら!やれぇ!」爆弾を投げる部下が登場。
ホー「・・・・」爆弾に黙って当りまくる。
イノ「死ねやこらぁ!!!ムーピンホイール!!!」刃付のタイヤ。
ホー「・・・・」
イノ「あのヤロ・・もういい!ひき殺してやるぁ〜〜〜〜〜!!!」
そういってホーに高速の体当たりをしかけ・・吹っ飛んだ。
イノ「な・・っ!?」
ホー「いちいちいちいち・・バカにしてんじゃねえよオラァ!!!」

イノ「えっ!?」
ホー「う−−−−−−−らららああ!!!!!!」殴りまくる。
イノ「ごはっ!!??」
ホー、ウラウラと叫びながら殴る、蹴る、パラスティックボム連射と攻撃。
イノ「ゲブ・・!!」 ホー「世路刺駆(よろしく)ぅ!!!」
独特な『ヨロシクゥ』を叫びながら部下たちのほうへ投げ飛ばす。
イノ「ぐ・・畜生!!」後ろへ逃げていく。
ホー「・・待ちやがれコラーーーーーッ!!!!!」
ダッシュでハイウェイを横断するホー。タイヤで走るイノに追いついた。
イノ「げえええ!!!」ホー「世路刺駆ゥ!」殴る。
イノ「ゴベエエエ!!」壁に激突。

アク「な・・何・・?アレ・・?」別人のような形相を見て驚くアク。
ホー「うーーーーらららあ!!!!!」イノ「グベッ!!ドハゥ!!」
ホー「ドイツもインドもイタリアも!!・・さんっざんバカにしやがって・・
つぶれろコラーーーーッ!!!!」顔面を地面に叩きつけた。
イノ「ゲ・・・・!!!!(ク・・このままじゃやべえ・・ん?アクセルだ・・せめて!!)」
ホイールをアクセルに投げ、さらにビームを出す。
アク「う・・うわっ!!」ホーの形相に驚いていたアクはそのことに気づいていなかった。
ホー「アク・・!!」

そしてアクのほうで爆発が起きた。
イノ「へへ・・ん!?」
ホーがアクをかばって攻撃を受けていた。
ホー「・・終わりだ・・世路刺駆ゥ!!!!」エナジー・トライアングルを出す。
イノ「ギャアアアアアアアアアーーーーッ!!!」気絶。

第百四十六話「対ハイエナード」

今回、アクセルはヴァジュと一緒にコンビナートに。
ヴァジュ「やっと私の出番ですか。」アク「なんでボク毎回でてるんだろう?」
ヴァジュ「たいした活躍してないからじゃないですか?」

ストン→ゼロが一人で
デボニオン→やられそうになってゼロに助けられる
イノブスキー→ホーネックが一人で

アク「・・・・だって・・元暴走族で・・・世路刺駆とかなんだとか・・って・・」
ヴァジュ「そう落ち込まずに。今回はあなたに優先しますから。」
アク「え?そう?よぉーし・・」

そして出てくる敵全てアクが担当。ヴァジュは正座でお茶を飲んでいる・・・。

アク「な・・なんで手伝ってくれないの!?」
ヴァジュ「優先すると言ったじゃないですか・・。」
アク「そ・・そんなぁ!!」 
ヴァジュ「う〜ん・・(苛められキャラなんですかねえ?
往年のエイリアさんを見ているような・・)
よし、俺様も行ってやるカーー!!!」馬鹿鴉モード。

アク「えっ!?」
ヴァジュ「うーーーーーーーーーーららららぁあああ!!!!!!」
一気に凶暴化して敵を吹き飛ばしながら突き進んでいく。
アク「・・・・・・・・。」
変身能力で空を飛んで追いかけるが、けっこう離される。

アク「どうしよう・・・あっ!!」
そこに強力なメカニロイドがならんでいる。

メカ「ギゴッ!!」酸を乱射。メカ「ガーーーーッ!!」炎発射。

アク「うわわっ!!」あわてて逃げながら銃を撃つ。
ドラゴン型のメカニは爆発した。
アク「ヘヘッ!後のやつらは・・レイガン&ボルトルネード!!」
その攻撃により敵を一掃した。

その頃ヴァジュ。

ヴァジュ「ふ〜む・・あなたがフレイム・ハイエナードさんですね?」
ハイ「お・・お前が俺を苦しめているのか?」
ヴァジュ「ハイ?」ハイ「お前を倒せば苦しくなくなる!そうに違いない!!」

ヴァジュ「・・これはもう・・ダメですね・・。」
ハイ「うごおおーーー!!!」炎を発射。
ヴァジュ「・・・・。」シールドで防御。そしてシールドからビームを放つ。
ハイ「グハッ!!!」
ヴァジュ「セイヤーーーーッ!!!」サーベルで胸を切りつける。
そしてハイは爆発した。
ヴァジュ「え・・・もうですか?」
しかし、後ろからまたハイが現れる。しかも2人。
ヴァジュ「・・・これは・・・一体!?」

そして少し戦っていたら、エイリアから通信が。
エイ「聞こえる!?どうやらハイエナードはコピーロボットが無数にいるみたい!本物はメカニロイド反応の上よ!」

ヴァジュ「メカニロイド・・?あ、アレですね・・。」
巨大なガゼル型メカニロイドを発見。そして、一気に上に飛び乗り、ハイエナードと対峙する。
ハイ「グ・・グるるう・・」ヴァジュ「本物もダメでしたか・・。」
ハイ「ギャーーーッ!!」炎を連射。さらに分身も飛び乗ってくる。
ヴァジュ「ニードル・トルネード!!!」分身を破壊していくが、本物の攻撃を食らってしまう。そしてその隙に分身たち全員の体当たりを食らう。

ヴァジュ「ぐううっ!!これは・・なかなか・・」
ハイ「ドドメダーー!!」炎を出してヴァジュを吹き飛ばそうとした。その時!

アク「ボクの出番だ!!」アクが現れ、ハイを撃った。
ハイ「ぐあっ!!?」
ヴァジュ「おおっ!!」アク「分身は任せといて!」銃連射で分身たちを破壊していく。

ハイ「く・・ぐぞーーーー!!!」ヴァジュに突っ込む。
ヴァジュ「ハアアアあああああああっ!!!!!!!」

ハイの顎を捉えて、上空へジャンプ。そしてガゼルの頭とハイの頭がぶつかるように落とした!!!!!!

ハイ「ガ・・ッ!!!」

ヴァジュ「これで終わりですね。」アク「す・・すごい・・・。」

強力なハンター3人の力を目の当たりにしたアクセル。興奮がとまらなかった。

第百四十七話「対ウオフライ・・」

アク「ふ〜、もう4人も倒しちゃったわけかあ・・。」
シグ「うむ。お前も良くやってくれた。」
アク「へへ!あれ?Xは?」
シグ「ああ。今海上都市にデータを届けに行っている。」

アク「やっぱりXは戦いをやめちゃったのかな?」
ゼロ「X・・。」
ヴァジュ「人生いろいろ、ですよ。」
アク「ンなこと言っても・・平和のために戦わなきゃいけないのになんでXは・・」
ゼロ「もうよせ!次行くぞ!」
アイリス「え?またゼロ君行くの?」ゼロ「ああ。」
アイリス「気をつけてね?」ゼロ「大丈夫だよ・・。なに今日に限ってこんなに心配して来るんだ?」
アイリス「私はいつだってあなたのことが心配なのよ!」
ゼロ「・・・・・悪い。」

そして、ゼロとアクは敵のバトルシップに来た。
ゼロ「爆炎陣!!!雷神昇!!!斬光輪!!!」
一気に敵を倒していくゼロ。
アク「サークルブレイズ!ムーピンホイール!ガイアシールド!」
こちらも特殊武器を駆使して敵を倒していく。

敵「う・・うて!!!」敵B「爆弾投げろーー!」
アク「うわわっ!!」
ゼロ「ここは俺に任せろ!お前は行け!」
アク「りょ・・了解!!」そして先に行くアク。

ゼロ「よ〜し・・・敵は20人ってとこか・・喰らえ・・アースクラーーッシュ!!!」

轟音とともに、敵のバトルシップと20人の敵は沈んだ。

そのころ
アク「久しぶりだね・・。ウオフライ。」
ウオ「へへ・・ムカつくやつがきやがった、この裏切り者!」
アク「そっちは卑怯者の癖に・・・」
ウオ「ンだと・・!死ねエエ!!」ナギナタ「Dグレイブ」を振るって攻撃してくる。

アク「わっと!」よけながら撃つ。
ウオ「スプラッシュレーザー!!」アク「うわっ!!!」水流で海に落とされた。
ウオ「死ね・・!!!」
水中では俺は無敵だ、と言わんばかりに高速で泳ぎ回りながらアクを攻撃してくる。
アク「う・・うわあああああ!!!!(く・・なんだか仲間だった時より強くなってる・・!)」
ウオ「とどめだーーーっ!!」そう言って一度海面上にジャンプ。
その時!何かが水面を走ってきてウオとぶつかった。

アク「な・・なんだ!?」そういって陸に上がると、ライドチェイサーの破片が転がっていた。
ウオ「ど・・どいつだ!?フィニッシュを決めようって時に!」

アク「あ・・・X!!!!!」

第百四十八話「Xの苦悩、消滅」

アク「X!!」
X「アクセルか・・・。」
ウオ「なんだぁ!?てめえ・・X!ハンターはやめたって聞いたけどな!」
アク「Xがくればもう安心だね♪ささっ!伝説のハンター復活の瞬間を見せてもらうよっ!」

あのロックマンXの復活を聞いて多少たじろぐウオフライ。

X「・・・俺は戦わない。」
アク「え!?」
X「アクセルを助けるためにそいつに体当たりしたけど・・殺し合いはもうしたくない。争いたく・・無いんだ!!!」
アク「X・・!そんな・・!」

ウオ「だとよアクセル・・今の俺達はお前の実力をかなり上回ってる。この意味がわかるよな?・・お前は死ぬんだよぅ!!!」スプラッシュレーザーを食らわせた。

アク「うわあーーっ!!」またも海中に落ちる。

ウオ「しねーーっ!!」Dグレイブで突進。
しかし、アクもギリギリでかわす。
 
その頃Xはアクセルとウオフライの戦いを見ながら悩んでいた。
X「俺は・・戦いは嫌だ・・平和な世界で・・」
その時、後ろから誰かが現れた。
?「おい」
X「?あ・・・ゼロ・・。」

ゼロ「バカヤローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「えっ!?!??!」

ゼロ「お前の言う平和は・・仲間を見捨てるってことか!!?違うだろ!!!
今までの戦いを全部無駄にするってのか!!!俺達の戦いは平和のための戦いだろうが!!!!」

X「・・・・・平和のための戦い・・・」
ゼロ「さてと・・アクセルは大丈夫かな・・」
海中を見てみる。

X「・・ゼロ。」ゼロ「ん?」
X「これで・・最後に出来るかな?」

ゼロ「・・・さあな。」
X「これで終わりにしてみせる・・。」
そういってバスターをチャージし始めた。

アク「このっ!このっ!!」
ウオ「てめえ・・なかなかやるじゃねえか・・!」
アク「水中だと水鉄砲は出来ないからねッ♪」ウオ「!!て・・てめえええ!!」

アク「ボルトルネードッ!!!」
ウオ「なっ!!?!?うおおおおっ!」ダメージを受けながら竜巻で上に吹っ飛び、海上に顔を出した。

X「今だ!!!」ウオ「えっ!?そ・・そりゃ・・・ねえぜ・・!」
X「フルチャージ・・バスターーーーーーーーーーー!!!」
ウオ「ウガヤアアアアアアアアアアアアああ!!!!!!!!!!!!!」

その超威力の前にウオは吹っ飛び戦艦の残骸の壁に激突し、気絶。

アク「やった!Xの完全復活だ!」
X「こんどこそ・・終わりに・・!!戦いを終わりにするんだ!!!」

第百四十九話「対アリクイック」

X「この戦いを・・全ての戦いを終わらせる!」
アリ「終わる?」
X「そうだ!これで終わりにするんだ!こんな馬鹿げたことを!」
アリ「フォフォフォ・・ではいつからその『馬鹿げたこと』が続いていると思う?」
X「!?」

アリ「歴史が物語る数々の戦いの記憶・・無くなりはせんよ。」

Xとゼロは今回サイバーフィールドに来ていた。
サムライのような敵や蜂のような敵を倒し、Xはボス「スナイプ・アリクイック」のところまで来たのだが・・

アリ「戦い・・『心』に寄生し永遠に無くならない『魔物』・・」 X「そんなことはない!必ず消し去ることが出来る!!」
アリ「ならばなぜお前はそのバスターをワシに向ける?」
X「!そ・・それは・・」
アリ「それはなんじゃ?」ミサイルを撃ってくる。

X「みんなの生きる平和を守るためだ!!」
バスターで迎撃。さらにムーピンホイールとサークルブレイズを打ち込む。
アリ「ぬうお・・!やるのお。では本気を出すとしよう・・」
ビットを5基発動。それぞれがビームを撃ってくる。
X「うわああああっ!!!」
アリ「お主が死ねばお主の戦いも苦しみも終わる・・」
X「そん・・な・・・こと・・」

その時、Xの体に新たなデータが流れ込んできた。
X「!?!?!」その時、Xの頭にヘッドパーツが装備された。
そしてその能力により、アリクイックが隠していたライフエネルギーがXに吸い込まれ、Xは回復した。
X「これは・・あの人が作ってくれた新しい力・・!」
さらに、エイリアから通信が。
エイ(通信)「X!ゼロとヴァジュリーラが以前の戦いで入手していたデータの解析が終わったわ!今転送するわね!!」

X「う・・・おおおおお!!!!」
アリ「ほお・・・」
Xの体に、レッグパーツとアームパーツが装備された。
X「はああ・・・・!!!!」

アリ「フフフ・・なるほど、戦いを終わらせるための・・寄生した魔物を殺すための『力』か・・ビットよ、取り敢えず撃て。」

そしてビットからビームが出た瞬間、一瞬でビットは全て細切れとなった。

ゼロ「X!また武装強化か!」
X「ゼロ・・!!」

アリ「伝説の英雄が二人・・ふ・・フフフ・・魔物に魅入られた二人の英雄・・フフフ・・死ねえエエえーーーーーーーーーっ!!!!」
ミサイルを撃ちまくってきた。

その強烈な連射を、二人はかわしまくる。
ゼロ「爆炎陣!!!!」周囲に炎を発生し、ミサイルを迎撃。

アリ「ミサイルが・・なくなった!!」
X「くらえ・・フルチャージ・・・バスターーーーーーーーーーーーーーッ!!」
 
アリ「ギャワアアアアアアアアアアああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パワーアップしたフルチャージバスターの前に砕け散ったアリクイック。

X「戦いは・・きっと終わる・・人の心に・・全ての心に「正義」がある限り・・・!」

第百五十話「対ガンガルン」

ゼロ「あ〜〜〜あ・・・」 アイリス「どうしたの?」
ゼロ「X8で終わらないといいなあ・・」

リル&ライク「ねえママ、パパどうしたの??」アイリス「ゲームの話みたいね・・。」
 
 
今回はXとアクセルでトンネルベースに出動。

X「今回はライドアーマーがあって楽だな・・」ライデン2を操りながら突き進む。
アク「いやっほーーーーっ!!!」ゴウデンに乗ってミサイルを連射し、敵をなぎ倒す。
 

敵「撃てーーーッ!撃てーーッ!!」
アク「撃つのはこっちっ!」バスターで敵を破壊。
アク「気分爽快!あれ?」

そこに、捕らえられたレプリロイドが倒れていた。
しかも、その近くに敵の爆弾が落ちそうだ。

アク「あぶなーいっ!!!」
レプリ「う・・・うわーーーーっ!!!」

爆弾はゴウデンに命中。ゴウデンは大破したが、アクセルは何とかレプリを助けることが出来た。
X「アクセル!大丈夫か!?」
アク「ウン・・何とかね。」
レプリは転送装置でベースに送った。

そして、その後敵のライドアーマーの攻撃によりライデン2も破壊され、Xとアクセルの二人だけで15体のライドアーマーと対決。

X「スナイプミサイル!」アク「ボルトルネード!!」
ライド「うわーーーっ!!」「ぐおおおおっ!!!」「ぎゃあーーっ!!」

しかし、敵の攻撃もすさまじい。
ライド「くらえーーーっ!」「ビーム発射!!」「撃て撃て撃て!」
メカニ「ギゴッ!!」「ギア!」「ギェエ!!」

アク「こう多くちゃきりが無いよ!X、一気に敵を倒せる技とかないの!?」
X「今は無い・・!」アク「そんなあ・・!」
X「だから撃つしかないんだ!」アク「はいはい!」どちらも連射。

そうこうしているうちに、敵はほぼ全滅。
ライド「ウ・・もうダメだ・・」ライドB「く・・」
X「逃げてもいいぞ。俺達は戦意の無い相手とは戦わない。」

その瞬間!!
ガン「いえーーーーい!!!!」
 

ガンガルンがライドアーマーに乗って降ってきた。

ライド「ギャアッ・・・!!」ガンに潰され、圧死。
ライドB「ガ・・ガニア!!」

X「お・・お前!自分の仲間を!!」

ガン「仲間〜〜〜?アハハはハッ!壊れろ!こわれろぉ!!」
その強力なパンチにより、もう一人の生き残りも殺された。
ライドB「ギャッ・・・!!」

X「何て事を・・!」
ガン「アクセル!ボクは強くなったんだ!お前よりずっと!もう子供だなんていわせないぞぉ〜〜〜!」
アク「そういうところが子供だってんだよ・・!」
ガン「な・・なぁんだと〜〜〜!!!くらえ!!エクスプロージョン!」
低速だが強力な衝撃波が二人を襲う。

X「うわっ!!」
アク「この程度のスピードじゃボクには通用しない・・よっ!!」
銃をコクピットのガンに命中させる。
ガン「いてっ!!」
X「よし!俺はアーマーをやる!お前は中のガンガルンを攻撃するんだ!」
アク「OK!くらいな!!」銃連射。
ガン「いてーーーっ!!」
X「チャージ・サークルブレイズ!」アーマーに命中。

ガン「こ・・このぉお・・・!!!」
アク「熱くなるなよ♪」スプラッシュレーザーを当てる。

ガン「もぉ・・・怒ったぞーーーーッ!!わあああーーーっ!!!!!」
ライドアーマーを乗り捨て、Xにぶつけた。
X「うわっ!!!」さらに、アーマーが爆発した!!!
X「ウあーーーーーっ!!!!!!!!!!」
アク「X−−−−っ!!」

ガン「三角キーーック!」高速のとび蹴り、さらにエクスプロージョンでアクセルに追撃。
アク「く・・このぉ・・!!」銃を撃つが、ほとんどかわされた。
ガン「とっとと死んじゃえーーっ!!」
アク「死んでたまるかよ!!!」ガンの腹に至近距離から命中させた。
ガン「み・・密着して・・へへ・・エクスプロージョン!!!」
アク「うわーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
アクセルが大爆発の中に巻き込まれた。

ガン「終わり・・だよ!!」

X「いや・・終わりはしない!!」
ガン「ええっ!?X!生きて・・!」
X「平和を取り戻すまで・・俺達は死ねないんだ!!!」
アク「そういうことっ!!」
Xもアクセルも、ダメージを受けながら生きていた。
驚くガンガルンに、アクセルは最後の一撃を食らわせ、勝利した。

第百五十一話「グライドアーマー完成」

ついに最後の8ボス、ウインド・カラスティングのいる戦艦にやってきたXとアクセル。
 

アク「ていやーーーっ!!!!」強力なバズーカを手に入れ、それで敵を撃つ。
X「今日は雰囲気が違うな・・一体・・?」

そこに、空を飛ぶメカニロイドが。
X「アクセル・・お前、ここのボスと何かあるな?」
アク「!・・・・うん。」
X「よし・・ここは任せろ!お前は先に進め!」
そういって敵に飛び掛る。

アク「・・・うん!わかった!!」そして、走って戦艦内部へ行った。

X「行ったか・・・・・・ん!?」
巨大なビーム砲からの光線が命中した。
X「うわーーーっ!!!」
メカ「ギャギャッ!!」Xを捕まえ、叩きつけた。
X「う・・ぐうう・・・」
さらにビームが撃たれる。
X「ま・・負けるかーーッ!!!」
 
その時、Xの体が輝いた。
メカ「ギャッ!?」

X「え・・・・!?そ・・そうか・・・!いつもの・・!」

Xにボディパーツが追加され、グライドアーマーの完成となった。
X「ギガ・・・アターーーーック!!!!」

それまでのダメージを増幅し一帯に放ち、敵を殲滅した。

第百五十二話「アクセル対カラスティング」

Xがグライドアーマーを完成させ敵と戦っている頃、アクセルはウインド・カラスティングと会っていた。

カラ「久しぶりだな・・」
アク「・・・」カラ「ん?どうした?」
アク「お前なら一番に飛んで来ると思ってたのに・・お前らしくないよな。」
カラ「こちらにも都合があるんでな。・・・・さて、行くぞ。
お前がわれらを裏切ってまで入ったイレギュラーハンターとなり・・
どれほどになったか見せてもらうぞ。」
アク「いくよ・・・・」

その直後、激しい銃撃戦が始まった。
アクセルバレット、レイガン、バズーカ、ダブルバレットといったアクセルの攻撃。
そして双燕舞、ウインドカッターなどのカラスティングの攻撃。

カラ「カあああっ!!!」上空から飛び込んでくる。
アク「うわっ!あぶな・・!」ぎりぎりでよけるが、ビームを喰らってしまう。
カラ「落ちろ!!」さらにウインドカッターの追い討ちで乗っている飛行機から落とそうとする。
アク「ガイアシールド!!」しかし防御。さらに、追い風を利用して一気に近づき、エクスプロージョンを食らわせた。
アク「どうだーーーーーっ!!」
カラ「グハーーーーーーーーーっ!!!!ぬ・・ぬうう!!」
アクを蹴り飛ばし、さらに自分も後ろに飛びのく。

アク「はあ・・はあ・・・」
カラ「く・・うおお・・・」

アク「さすがにやるね・・」
カラ「ああ・・お前も強くなったな・・俺達も『センセイ』のお陰でずいぶん強くなったはずなのだが・・お前は実践で強くなったらしい。
変なDNA改造よりもそちらの方が有効だったらしい。」
アク「弱気な事いわないでよ・・ほんとにお前らしくないな。5勝5敗だったっけ?」

カラ「ああ・・・そうだ。ここで決まる。思えばお前が入ってからレッドアラートが変わった。それまで自分の戦いと強さのことしか考えていなかったような連中が多数を占めたレッドアラートにお前が入ることで団結も仲違いも生まれた。・・楽しくなった。」

アク「・・・」カラ「いまさら戻れとは言わん・・もう俺達は戻れない。この戦いが終止符となるからだ。」

アク「終止符・・・って、ひょっとして・・!」
カラ「行くぞ!!!!!!!」

第百五十三話「クリムゾンパレスへ」

カラ「はあああああっ!!!!!!」体当たりを仕掛ける。
アク「うわーーっ!!!」ぎりぎりで避け、スナイプミサイルを撃ち込む。
カラ「ゴハッ!」

アク「カラスティング・・もうやめようよ!どっちかが死ぬまで戦う気でしょ!?」
カラ「いかにも!俺とお前の決着をつけるためにはもはやこれしかないのだ!!!」
アク「そんな・・そんな訳無いよ・・!」
カラ「そちらが来ないならこちらが行くまで!喰らえ!!!!」
ビームを連射してくる。
アクはもう攻撃できない。
しかし、カラの攻撃はまだ続く。

カラ「死ねえええーーーーっ!!!」その時、カラの腕や足がわずかに崩れた。

アク「そっか・・お前・・もう・・」
イレギュラー化したのか、と言う事が出来なかった。
自分のライバルだった男の今の姿を言いたくなかった。
そして、完全にイレギュラー化する前に自分と決着をつけたいと思っているだろう男に全力を尽くすと決めた。

カラ「どりゃーーーーっ!!!!!!!!!!!」くちばしを構えて突っ込んできた。
 

アク「く・・・・うわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
カラがアクにぶつかる直前、エクスプロージョンの光がカラを包み、爆発を起こした。
 

アク「ごめん・・さよなら!!!!」
カラ「すまん・・・さらばだ・・!」

カラスティングは消滅した。そしてアクは、敵の戦艦を破壊したXとともにハンターベースに戻った。

アク「・・・X、Xの気持ちが・・少しわかった気がするよ。」
X「アクセル・・」
アク「でもね、敵はレッドアラートだけじゃないって事がこの戦いでわかったんだ!さーて、黒幕をぶっ飛ばすぞーーーーっ!!!」
X「やっぱりわかってないだろ・・・」

そして、ゼロ、X、アクの3人で敵の本拠地・クリムゾンパレスに潜入することにした。

ホーとヴァジュはベースを守る。

ヴァジュ「さて・・暇になりますねえ。」
ゼロ「悪いな・・でも作戦上仕方ねえ。」
ホー「わかってますよ!隊長達に任せます!」

アイリス「ねえ・・生きて帰ってこれるよね?」
ゼロ「当たり前だろ!」
ライク「パパ、頑張ってね!」ゼロ「おう!」
リル「おじちゃんみたいになっちゃ嫌だよ?」
ゼロ「・・あいつのためにも負けられねえよ。」

アイリス「がんばって!」ゼロ「おう!」
 

そして飛び立った三人。
そこに、戦車のようなものが突っ込んできた。
ゼロ「!?」X「あれは・・?」アク「も、モルボーラ!うちの兵器だ!」
ゼロ「ハンターベースに向かってる・・」X「どうする?」
ゼロ「ホーネックたちに任せときゃ大丈夫だ!」

その時、モルボーラがさらに5台走ってきて、3人とすれ違った。

アク「・・・・」ゼロ「大丈夫だ!」

そして通信を受けたホーたちはモルと戦うため敵の進路をふさぎ、戦闘体制に。
だが、その時敵の戦闘機から戦闘員がたくさん降りてくる。

ホー「やれるよな?あのくらい・・」ヴァジュ「はい。しかしもう少し強い味方がいた方が楽に進むかと・・」

1「じゃ、俺が適任だなっ!!!」
2「私も・・戦いに参加しよう!!」
3「ゆくぞ・・・・。」

第百五十四話「集結!!!」

1ダイナモ「いっくぜーーーっ!!!」
2サラー「はああああああっ!!!!」
3ハイマックス「消えるがよい。デスボール。」

ハンターベースの危機に3人の強戦士が突然現れ、敵をなぎ倒していく。

ヴァジュ「おお!」
アイリス「みんなが来てくれたわ!!」

ダイ「俺達だけじゃねえ!ベースの裏側見てみな!!」
アイリス「え・・・?」

基地の裏側の映像を見る。

カーネル「せいやーーっ!!!」
スティ「くらえ!!」フクロ「とあーーっ!!」マサイ「トルネードファング!」
ナマズ「トライアード・サンダーー!」タイガー「ビームクローを・・くらいやがれっ!!」
オスト「たあっ!!!」
イグ「ここは俺達に任せろ!」アルマ「ダイナモたちはヴァジュリーラ達と早く敵を倒せ!」

ダイ「OK!さあ、パーティスタート!!」

ライク「僕も行く!」アイリス「ダメよ!危ないわ!」
リル「私も行くよ!」

アイリスが止めるのも聞かず飛び出す二人。
そして飛び出してきた二人を見て驚き、敵の攻撃を受けそうになるヴァジュ。

ヴァジュ「うわっ!!・・・・あれ?」
ベル「あ・・あれは!」
何者かが敵を殴り飛ばしてくれていた。それは・・・

??「大丈夫か?ヴァジュリーラ!」

アイリス「アレは・・ジェノサイダー8との戦いのときにいた・・」
ホー「ヘビーナックラーだ!」

?「彼だけではない!!」 ホー「あ・・あいつは!!!」

「新生・亀破痲羅生拳!!!」

ホー「カンフーマスターだ!!」
カン「久しぶりだな、ハンター達よ!」
 
敵A「撃てー!」
サラー「くらえ、ベガバスターー!!」腕がバスターに。
A「ぐあ!」

ダイ「アースゲイザーー!!」敵達「ぐあおおおお!!!」

その頃基地内
ゲイ「く・・・僕にまだ戦闘能力があれば・・」
エイ「無理しないで。出来るだけサポートしましょうよ。」
ゲイ「ああ・・よし!砲台、撃てーーー!」
ゼーラ「あ、ホーネックに当りそうになった!!何してるのよ!!」
マー「X・・無事かなあ・・」
シグ「ダグラス、ネオ・エニグマはどうなってる?ライフセーバー!負傷者はでたか!?」

ライフ「まだです!」ダグ「もうすぐ整備完了だ!」

そして戦場

ゼレス「久しぶりに・・出番だぜ!ギガストライクチャーージショット!!」
パワーアップしたチャージ弾で敵を破壊。

ホー「負けてられねえ!俺も・・エナジー・トライアングル!!」
ヴァジュ「ニードル・トルネード!!一気に敵を倒していく。
ハイ「フラッシュショック」ヘビー「フレイムボンバー!!!」カン「火羅美帝気駆(カラミティキック)」彼らも新技で次々敵を倒していく。

そして・・
アイリス「ダメよ!早く戻らなきゃ!」
ライク「嫌だ!僕もやれるよ!」リル「みんなが頑張ってるんだよ!?」

その時、ドリル戦車になったモルボーラが突っ込んできた!!
アイリス「キャーーーーっ!!!!」

 

ヴァジュが何とか止めた。しかし、ドリルをまともに喰らって倒れこむ。
ヴァジュ「思ったより強いですね・・」アイリス「ヴァジュリーラ君!」
ヴァジュ「やられっぱなしじゃないですよ!はああっ!!」
最後の力でビームを出して敵を破壊し、動けなくなった。

リル「大丈夫!?」ヴァジュ「ダメですね・・動けません。」
そこにサラーが。
サラー「リル、ライク!ヴァジュリーラ達を連れてベースに戻れ!今そうしないと危険だ!」
ライク「う・・」リル「でも・・」

サラー「死にたいのか!?ゼロ(黒)のところへ行きたいと言ったら許さんぞ!」

リル「!・・行かないよ!天国にいるおじちゃんはそんなことして欲しいなんて思わないもん!」

ヴァジュ「天国にいる・・って、地獄だと思いますがね・・」体力が復活し立ち上がる。

黒「いや、天国にいけたんだよ。考えてみたら別に悪いことしてなかったから。」
アイリス「え?」
ヴァジュ「おや、そうでしたか。」
黒「びっくりしただろ?」
ライク「あ・・・」
ヴァジュ「そうですね〜。」
サラー「いや・・・」

 
黒「久しぶりに・・暴れるか!!!!!!!!!!!!!!」

リル「お・・・おじちゃん!!!!!!!!!!!」

第百五十五話「脅威のブラック!!」

アイリス「ブ・・ブラック・・」
エイ「ゼロ・・!」

そこに立っているのは、確かにブラックゼロ。
サイボーグではなく、元の姿だ。

リル「おじちゃーーん!!」驚いているみんなの中で、一人狂喜して抱きつく。
黒「お、リルちゃんか!久しぶりだな!元気だったか!?」
リル「うん!元気にしてたよ!」

ヴァジュ「ブラックゼロさん・・そろそろ来ると思ってましたよ。」
黒「ヴァジュリーラ!」

サラー「ゼロ!本当にゼロなのか?」黒「ああ!当たり前だろ!こんな顔した奴が2人も3人もいるか!」
ゼレス「いるよ・・2人も3人も・・」

エイ「ブラック・・久しぶりね。」
黒「?誰だお前?」エイ「こ・・このぉ!!!!!!」
 
 
その頃ホーネックは、部下を連れて多くの敵を倒していた。
部下「うわああ!!!」敵の攻撃をうけそうになる。
ホー「あぶねえ!」他の敵を投げ飛ばし、敵の攻撃から部下を守った。
部下「さすが副隊長だ・・!」

ホー「くらえ・・・プルート・ブレット!!」手から放たれる強烈なエネルギー弾。
これでモルボーラを一体破壊。

 
黒「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!そろそろやめろ〜〜!俺の出番だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」
 

その声を聞き、今戦っている仲間全員が止まった。
そうしないと危ない、という感じがしたのだ。
 

黒「よ〜〜し・・・喰らえ・・・ダークネス・ジェネシス!!!!!!!!!!!」
黒の手が怪しく光ったと思うと、紫色の爆煙がたちどころに広まり、一瞬のうちに全ての敵を倒していた。

アイリス「・・・・・・・・・・!!!!!!」
ゲイト「て・・敵が全滅!!??」ケイン「何が起こったのかわからんぞい・・」
ホー「す・・すげえ・・・・・・・。」
ヴァジュ「前よりもはるかに強くなっています・・・ね。」

リル「キャーーー!!おじちゃんすごーーい!!!!」
黒「あ〜りがっとよ!ヘヘッ!」
 

そして・・その頃、クリムゾンパレスでは三人のハンターが敵の最終軍部と熾烈を極めた激戦を繰り広げていた。

ゼロ「く・・・!!」X「キリが無いよ・・・!!!」アク「この!この!」

敵「フハハッ!!ここにはハンターベースに送り込んだ者どもの100倍以上の戦力が集まっているのだーーー!!」
アク「ひゃ・・・!!」

X「行くぞ・・・ギガ・アターーーーック!!!!!」
 

しかし、それでも敵の一部が消滅しただけだった。
X「数が多すぎる!!」ゼロ「ファイナルナックル!!!」
強烈な爆発が起こるも、全ての敵は倒せない。

アク「あ・・あれ?X、ゼロ!?何処いったんだ・・!!??」

X「しまった・・二人とはぐれた・・ん?何だこの扉は・・」

ゼロ「二人ともいなくなっちまったか・・まあいいや!まとめてかかって来い!!!」

逸れてしまった三人の運命は!?

第百五十六話「アクセル対レッド」


アク「・・・・ここは・・?」見たこともない部屋に来たアク。 そこに現れたのは・・

レッド「来たのは・・お前一人か?」
アク「レッド・・元気そうだね。」
レッド「ああ、センセイのお陰でな。力が漲ってるよ。」
アク「センセイか・・今日は一緒じゃないんだね?」
レッド「相変わらず・・何処にいるかはわからんな。案外・・近くにいるんじゃないか?」
アク「じゃあ・・気をつけなきゃね。」レッド「さて、・・・・そろそろ始めるか。」
 

少し話をした直後、戦闘体制に入る二人。
アクは少し震えていた・・

レッド「震えてるぞッ!!」そういいながら鎌を投げつけた。
アク「ウ・・うるさいなッ!!」銃で鎌を撃ち落そうとするが、通用しなかった。
鎌の柄の部分を喰らうアク。

アク「えーーいっ!!!」ダッシュジャンプでレッドの所まで近づき、エクスプロージョンを放った。
しかし・・

レッド「こっちだ!」
アク「えっ!?」レッド「そりゃニセモンだよ!」アク「まさか!!」
レッド「これが新しい力ってわけだ・・ついでにこれも食らえ!!」
その瞬間アクの足元から竜巻が。アク「うわああああああ!!!!!!」
アク「う・・うう・・」レイガンを連射する。
何発か当たるが、アクは倒れてしまった。

レッド「おいおいもうこんなかよ・・」
アク「なめないでよね!!」レッドが油断した瞬間、アクが銃を撃ち込んだ。
さらに一気に接近しながらダブルバレットを連射しながらも、器用に止め用のバズーカも足で用意している。

レッド「ぐ・・・」
アク「今だ・・エクスプロージョン!!!!」レッド「おおっと!!!」

アク「え?!」その瞬間、レッドが消えた。
アク「え?え?」
レッド「テレポート・・ってわけだ。」
アク「そんな・・」エクスプロージョンのエネルギーが切れてしまった。
アク「ちくしょう・・・」ガクッとひざを突き、表情をゆがめた。
 

レッド「残念だったな。しかし・・強くなったじゃねえか。」
一歩一歩近づいてくる。
アク「油断大敵ッ!!!」レッド「!!!!!」
顔面にバズーカを放った。後ろに吹っ飛ぶレッド。
レッド「ぐ・・ぐおお・・・」
アク「ていやーーーっ!!!!」バズーカを連射した。
レッド「このっ・・デス・ブーメラン!!」鎌を投げ、バズーカを切り裂いた。
アク「ゲッ・・!!」レッド「デス・インパルス!!」鎌から強力な衝撃波を放つ。
アク「う・・・わっ!!!」この一撃でダブルバレットとレイガンも破壊された。
アク「・・残ってるのはアクセルバレット一個だけ・・」
レッド「嬉しいぜ・・ここまで強い奴と戦えるなんてな・・そしてそれが・・他でもないお前だってことがな!!」
アク「ま・・まって!最後にひとつ教えてよ!なんでセンセイとつるんでたんだよ!!」
 

レッド「・・・他の奴らが操られちまったからさ・・イレギュラー化寸前のところまで追いやられた。
もう奴の言う事を聞くしかなかった・・わけだ。」
アク「そんな・・・」

レッド「懐かしいな・・お前を拾った時が・・10年前だったか。顔にでっかい傷つけたガキを見つけた・・・・・
ん?なんだ・・何も見えなくなっちまったよ・・」
アク「レッド!?どうしたの!?目が・・!?」

レッド「最後にひとつ教えてやるよ。どんな時も・・諦めるな。俺はできなかったけどな。お前ならできる・・・。」

そう言って、何も言わずにアクのほうへ鎌を構えて突進してきた。

アク「あ・・うあああ・・・・レッド・・嫌だ・・カラスティングやアリクイックじいさんだけじゃなくて・・レッドまで・・・・・!」
レッド「勝負を捨てるな!!!!!」

レッドの鎌がアクセルの首をかすめた。
その瞬間、鎌が落ちた。
アク「あ・・・あ・・・」
レッド「強く・・なったじゃねえか。あばよ・・・」

胸に大きな穴を開けて、レッドは崩れ落ちた。
アク「う・・うう・・・・うわアアアアアアアアアアああああ!!!!!!!!!!」

第百五十七話「X対Σ」

アクセルが自分の手でレッドを殺したことを嘆いているその頃、Xは別の部屋に来ていた。

X「ふう。やっと迷路を抜けた・・」
先ほど入った部屋には迷路があり、多くの敵と戦ってここまできていたのだ。

そこに・・・

Σ「・・久しぶりだな、Xよ!!」
X「Σ・・!またお前か!」
Σ「ワシは死なん!貴様らを倒すまでは・・何度でも、なんどでも、な・ん・ど・で・も!蘇ってやる!!さあ、来い!まずは貴様からだ!!」

そういって、二丁の大型銃を持ち出し、連射してきた。
X「う・・うわっ!!!」
Σ「どうした?撃って来い!!!」
X「言われなくてもそうしてやるさ!!」
強力なチャージバスターで応戦。
しかし、ワープで避けられ、上空から連射を喰らってしまった。

X「うわーーーーっ!!!」
Σ「もうおしまいか?それでは面白くもなんともない!ゼロか・・それともアクセルとか言う小僧もこんな風に終わるのか?」
X「ゼロ・・!ゼロを殺す気か!お前の実の息子だろ!?(この小説のみの設定)」
Σ「そんなことは関係ない!敵は滅ぼす!それはお前らも同じだろう!!」
X「違う!確かに殺したこともあったけど・・できる限り生きていて欲しいんだ!」

バスターと銃の連射がぶつかり合う。
X「特殊武器はどうだ!?ボルトルネード!!」
Σ「うおっ!」
X「ウインドカッターー!!」Σ「ごはっ!!!」
これが弱点なので、後ろに吹っ飛んで倒れてしまった。
X「今だ!チャージ・ウインドカッター!!!」Σ「ぐああああああ!!!!」

X「やった・・?」
Σ「終わるはずがあるまい!!」

その時、シグマは巨大な二つのバズーカを構え、一気に放った。
X「うわアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
強力な一撃により、壁に吹き飛ばされて壁に激突し、大ダメージを受けた。
Σ「ふあはははあああ!!!この位置からではウインドカッターはワシには届かない!チャージしてもその前に銃を使えば阻止できる!ワシの勝ちだ!くらええええいい!!」
再びバズーカを構えた。その時!

X「バスターを忘れるな!!!」バスターを撃つことにより、バズーカを撃つ邪魔をした。
Σ「ぬお!!何と言うことだ!まさかこんなことを忘れるとはな・・」
武器を銃に持ち替え、ジリジリと横に歩き銃のエネルギーを溜めながらXの隙を狙う。
X「・・・・・」Xもそれにあわせて、チャージしながら歩く。

Σ「喰らえ!!!!!」銃を放った。
X「フルチャージだ!!」フルチャージバスターを放つ。

その二つのエネルギーが激突し、相殺した!!煙が立ちこむ。

Σ「く・・!・・ん?」フルチャージ弾に隠れ、3発の通常バスター弾が突如煙の中から現れた。Σに命中。Σ「ご・・お・・己!!!」再びバズーカを構え、発射!!

X「あまいぜ!!」Σ「なっ!?」すでにXはΣの上空にいたのだった。
 

X「フルチャージ・バスターーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
Σ「グおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
Σ、崩壊。

X「やった!終わったんだ!!」
これで戦いが終わった、と喜ぶX・・・

Σ「ま・・まだだぁ・・・!!!!」
 

その頃ゼロは、復活した8ボスを倒していた。
ゼロ「ダブルアースクラッシュ!!」カラ「ぐおおお!!!」アリ「どあああああ!!」

ゼロ「終わり・・ん?何だこの扉は・・」
何か扉を発見した。その向こうには・・・

第百五十八話「宇宙の決戦」

ゼロ「ここは・・宇宙・・か?」

ゼロが扉を開けた先は、宇宙空間があった。
そこら中にある瓦礫を足場にして、少し飛び回るゼロ。

ゼロ「クリムゾンパレスから何でこんなとこに・・?ん?あれは・・・」
X「ぜ・・ゼロ!」ゼロ「X!どうした!?」
X「Σと戦って・・倒したと思ったら気がついたらここにいたんだ。」
ゼロ「つまり・・ここにΣの最後の体があるってことか。」

その時、大きな声が響いてきた。
ここは宇宙空間ではあるが、シグマがバリヤーを張って音が聞こえるようにしたのだ。

Σ「そのとおりだ!ゼロ!さすがに察しがいいな・・!!これは今までで最強の体なのだぁ!!!!!!この体、すでに地球では足りんのだ!宇宙こそが我が居城にふさわしいい!!!!!!!!!!」

ゼロ「なんだとぉ・・」X「今度は宇宙征服・・か!そうはさせないぞ!」
いきなりバスターを撃つ。
しかし、ワープで避けられた。
Σ「フハハハハ!!」笑いながら火球弾を連射。

ゼロ「おおっと!!!」セイバーで跳ね返し、Σに当てる。
Σ「ぐおお・・!流石にやるな・・だがこれはどうだ!?」
今度は無数の電撃弾を乱射しながら飛び回る。

ゼロ「あ・・あぶねえ!!」避けようとするが、何発か喰らってしまう。

X「これならワープしても・・スナイプミサイル!!」
Σが動き回ろうとワープしようと、誘導ミサイルであるスナイプミサイルからは逃れられない。全弾命中する。
Σ「うおおおっ!!ぬうう・・流石にやるな・・・しかし、ワシは倒されん!くらええええ!!!!!」

一気に突っ込んできて、巨大な豪腕でXにパンチを食らわせた。
X「ご・・・あ・・!!!!」ゼロ「くっ!!くらえ!!」バスターで仮面を破壊した。
 

Σ「ぐうう・・おお!己!ならば必殺技を喰らえ!!!」

X「あ・・あれでまだ必殺技をつかってなかった・・!?」

そして、シグマは腹部のクリスタルから超強力な光線を発射し、Xとゼロを吹き飛ばした。
ゼロ「く・・・うおおお!!」X「わーーーーーっ!!!」
ゼロ「くそお・・・このまま負けるか!!」アースクラッシュのエネルギーを拳にため、地面を叩かずそのまま発射した。
X「チャージ・スナイプミサイル!!!!」

Σ「ぬうう・・・!おのれエエ!!」シグマも負けじと腹部のビームを撃つ。
 
Σ「消えろ!・・・お前らが消えるべきなのだアア!!」
ワープして、二人の目の前に現れ、火球弾でXに攻撃。
X「う・・うわあ!!!」足場から落ちるが、別の足場に落ちたために何とか助かった。

しかし・・
Σ「ファイナルバーン!!!!!」腹部ビームの強化版を放ち、Xのグライドアーマーを破壊した。
X「や・・ら・・・れ・・・」Xは倒れてしまった。

ゼロ「X!こ・・この・・・」
Σ「終わりだ!ファイナルバーン!!!!!」
ゼロ「波断撃!!!!!」ファイナルバーンを切り裂き、Σにエネルギー波がぶつかった。
Σ「ぬおおおっ!!!ま・・まだ・・だ・・ん?ど・・どこにいる!?」

シグマの視界からゼロが消えた。その時!

ゼロ「終わりだ・・・・!!!!!!」
シグマのすぐ頭上にゼロがいた。

ゼロ「ウオおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
Σ「く・・くるなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
 

ゼロサーベルによって、シグマは真っ二つになって爆発した。

ゼロ「おわ・・った。」

第百五十九話「凱旋」

Σ「グ・・ぐほぉお・・・・・・!!!」

 

ゼロ「終わった・・な。」X「とりあえず・・ね。」

Σを倒し、クリムゾンパレスから脱出しようとする二人。そこにアクセルが。
アク「お〜い!二人とも大丈夫だった〜〜!?」
ゼロ「アクセル!無事だったか!」X「レッドは!?」
アク「レッドは・・もう・・・」
うつむき、だんだん悲しい顔になっていく。

ゼロ「・・・・泣くな。レッドがそれで喜ぶわけじゃない。」
アク「・・そうだね、レッドだってボクに泣いて欲しいなんて思わない・・よね!さ、ノロノロやってないで脱出だよ!」
一瞬で元気を取り戻すアクに、少々あきれ顔で二人はついていった。

X「これがあいつのいいところ・・か。ハハ・・」
 

そして、ハンターベースに戻ってきた。
歓喜の声を上げる面々。

アイリス「ゼロ君!おかえり!大丈夫だった!?」
ゼロ「・・・た、ただいま・・・。」
飛びついて抱きしめるアイリスに真っ赤になって応対するゼロ。

マー「X、もう悩みは解けた?」X「ああ・・。心配かけたね。」
マー「よかった〜、あのままずっと暗くなっちゃってたらどうしようかと思った!」
X「あ、ああ・・ごめん・・ハハハ・・」

 
リル「パパ!ねえパパ!!」ゼロ「ん?なんだ?」
リル「ほら、おじちゃんが!」ゼロ「・・・?」

黒「よお。」ゼロ「ブラック!お前復活してたのか!」
黒「ああ。これからはこっちで楽しませてもらうことにした。」
ゼロ「・・きっと楽しめるだろうな。」黒「フハハハハ!!!」
リル「・・・喧嘩しちゃダメだよ?」 ゼロ&黒「わかってるって。」
 

ライク「・・・・・・・。」ゼロ「ん?どうした?」
ゼロをじっと見つめるライク。 アイリス「どうしたの?」
ライク「パパーーーーーーーーーっ!!!!」ゼロ「わっ!」
ライク「パパ、パパ、パパーーっ!」

父親の顔を見て一気に安心したようで、父にすがってライクは泣き続けた。
それを受け止めるゼロも僅かに悲しい表情を見せた。
リル「お兄ちゃんってば子供なんだから・・。」黒「お前も子供だろ。」

 

 
ヴァジュ「終わって良かったですねえ。」
ホー「ああ。ホントに。みんな嬉しそうな顔してるし・・」
ベル「で、サラーちゃんはクロちゃん(ブラック)のとこに行かないの?」
サラー「え、わ、わたしは、その・・あの・・・」
ベル「このままじゃリルちゃんに取られちゃうわよ?」
サラー「な・・!う・・しかし・・!!」

サラーもけっこう照れ屋な方なので、ベルカナにからかわれて真っ赤になってしまった。
 

 

黒「ところで気になってるんだけどよ。」
ゼロ「なんだ?」
黒はアクセルを指差して言った。
 

黒「そいつ・・今回の犯人か?」

ゼロ「・・・・・・・」X「・・・・・・・」
全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

アク「だから・・・違うってばーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

 

                             X7編終わり   ELITE HUNTER ZERO