スプラッシュさんよりゼロアイ小説3

第百二十二話「ライクとリル」

X6から4年後。
エイリアとゲイトは2年前に結婚し、ゼレスも父の会社をついで、リオという女レプリロイドと結婚
Xとマーティ、ヴァジュリーラとベルカナ、ホーネックとゼーラは相変わらず。
そして、ライクとリルは4歳で、今幼稚園に通っている。

リル「早くおきなよおにいちゃ〜ん!」
ライク「もう朝〜・・?」リル「ママ〜おにいちゃんがおきないよ〜!」
アイリス「早くしないと幼稚園に遅れちゃうわよ!」
ライク「でも〜・・わ!!」ゼロに片手で持ち上げられた。
ゼロ「早く起きろ!」ライク「は〜い・・・」

そして6時間後、幼稚園から帰る二人。
リル「何してんのよおにいちゃん!」
ライク「アリさん・・・」リル「そんなのにかまってないではやく帰ろうよ!」
ライク「あ、やめてよ!ひきずるな・・わわっ!!」
リル「もう・・しょうがないんだから!」ライク「いててて!」

帰宅。
リル「ただいま〜!」
ライク「あれ?パパもママもいない・・?」リル「カギ開いてたよ?」
ライク「どうしたのかな〜・・」リル「キャッ!!」

ライク「リル!?」
空き巣がいた。
空き巣「小金だけ持ってこうと思ったが・・こりゃいいや・・身代金でも取ろうか・・」

ライク「リルをはなせよ!」リル「この!はなしてよ!」
空き巣「静かにしろよ・・これ、痛いぞ・・」ナイフを突きつけた。
リル「あ・・・!」
ライク「うう・・・」
リル「このっ!!」腕に噛み付いた。
空き巣「ぐう!このお!」投げ飛ばす。
ライク「リルーーー!!」リル「!!!」

その瞬間、リルは無意識に空中で回転し、壁を蹴って空き巣のほうへとび、殴った。
空き巣「ぐ・・あおおお・・・!」
ライク「リル!?」リル「はやく!おにいちゃんもなんかして!」
空き巣「このヤロオ!!」リルを殴る。ライク「う・・わああああ・・!」
空き巣「おりゃああ!」リルの腹を殴る。
ライク「や・・やめ・・」
リル「えい!」蹴飛ばす。空き巣「どおお!?!?」吹っ飛ぶ。
リル、さっきまでの攻撃により気絶。
空き巣「なんだあ・・?まあいいや・・死ねえ!」ナイフで刺そうとする。
ライク「うわーーーーーー!!!」

ライクがリルをかばい、胸にナイフを食らった。

空き巣「ニッ!」ライク「グ・・・うううう・・・・うおおおおおおお!!!!!!」

空き巣「なんだ・・!?」
その時、光とともに、ライクの姿が変わった。
空き巣「あ・・あ・・・!?」

ライク「俺を目覚めさせてどうしようって言うんだ・・・」
空き巣「わおおおおおお!!!!!!!!!!」
ゴッ!!!!!!!!!!!
ライクの一撃によって、吹っ飛ぶ空き巣。完全に気絶した。

アイリス帰宅。「あれ?もう帰ってたの・・って、きゃあ!」
空き巣が倒れていた。
リル「う〜ん・・・」気がつく。
アイリス「リル!ライク!大丈夫!?」
ライク「う、うん・・」元の姿に戻ってる。ちなみに胸には傷ひとつ無い。
ゼロ「ただいま〜・・ん?どした?」
ライク「そっか、パパが助けてくれたの?」ゼロ「?」
リル「パパ、ありがと!」アイリス「何がどうなって・・」
ゼロ「さあな・・・?」
その後、空き巣は逮捕された。

第百二十三話「病気」

ゼロ「大丈夫か・・?」
アイリス「うん・・・なんとか・・ゴホッ!!ゴホッ!」
ゼロ「今日は一日ゆっくりしとけ。」
アイリス「でも・・」ゼロ「でもも何も無いだろ。俺も今日休むから。」
アイリス「ゼロ君お仕事は・・?」
ゼロ「ホーネックに任せときゃ大丈夫だよ。この4年ですげー強くなったからな。絵のことは俺に任せとけ。」
アイリス「うん・・・」
ゼロ「さてと・・飯でも作るか。」部屋を出る。

んで、子供たちの部屋。
ゼロ「ちゃんと寝とけよ?」
ライク&リル「は〜い・・・」
ゼロ「まったく・・一家総出で病気って・・」

その頃ハンターベース。

X「ゼロが休みだと仕事が大変だよ・・」
ホー「俺じゃやっぱり隊長の代わりは無理だって・・」
ヴァジュ「仕方ないでしょうアイリスさんもライク君もリルちゃんも病気なんですから。」

エイ「KI=E8地点にイレギュラー発生!」
シグナス「このイレギュラーたちはΣウィルスに感染しているようだ!急いでくれ!」
ホー「了解、出動します!」
ヴァジュ「って言うか・・」X「なに?」
ヴァジュ「〜〜地点の番号とか、適当ですよね・・作者め・・」
X「・・ああ・・。」

そして、事件現場。
ホー「うらあああ!!!」
イレA「ギゴゴ!」イレB「ギャーーーー!!」
ホー「しまった!数体逃がした!」

飛んでいくイレギュラー。
しかもその方向にはゼロの家がある。

イレC「ぎはーーーーー!!!!」ゼロの家に突っ込んできた。
ゼロ「ん?」
ホー(通信)「大変です!Σウイルス入りのイレギュラーが突っ込んできます!」
ゼロ「なにっ!?」
イレD「ごぼおおおーーー!」
ゼロ「狂ってんじゃ・・ねえ!!」殴り飛ばし、イレEとFにぶつける。
イレC「ギャーーース!!」ビームガンを撃つ。
ゼロ「たっ!!」サーベルを振り、ビームを射出。それにより敵を倒した。
ホー「すげえ・・・」

ゼロ「てめえらのせいで玉子焼きが焦げちまった・・」

んで、その夜アイリスたちの病気が治った。
アイリス「う〜ん・・・!全快!」
リル「あれ?、ママもぐあいわるかったの?」
アイリス「ママもって・・・?」ライク「ぼくたちも風邪ひいたの・・」
アイリス「え?そんなこと一言も・・そっか・・ゼロ君が心配かけまいとして・・」
ゼロ「おい・・」アイリス「ゼロ君・・ありが・・」
ゼロ「疲れたからもう寝る。」アイリス「え?」

ゼロ「ハア・・ハア・・」
アイリス「ゼロ君・・・?」リル「パパすごい熱・・!」
アイリス「まさか・・!」ライク「パパも風邪ひいたの?」
アイリス「自分の事ほっといて私達を・・!ごめんね・・!!」
ゼロ「いいから寝かしてくれ・・・疲れただけだって。」
アイリス「そんなわけにはいかないわ!」
そして、アイリスの寝ずの看病が始まった。
ゼロは赤くなって寝れなかったとか。

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