スプラッシュさんよりゼロアイ小説2

第百四話「ホーネック7泊8日」

ゼロ「ホントにいいのか?」
X「大丈夫だよ!」
アイリス「でも・・・」
ホー「俺たちに任せて二人で旅行へ行ってくださいよ!」

ゼロとアイリスが結婚して早一年。ようやく一週間旅行へ行くことになった。
んで、子供たちはX達が預かることにしたのだが・・

X「んじゃ、俺の家であずか・・」
ゼーラ「待って!」
X「何?」
ゼーラ「私の家で預かるわ!」
X「え?でも・・」
  ヴァジュ「そういやシグマ(=ゼクルス)が死んでから経済的にどうなんですか?」

ゼーラ「大丈夫よ!パパのお兄様が会社引き継いでるし、お兄ちゃん(ゼレス)が副社長やってるから。」
X「でもさ、ゼーラちゃんだけで子供を預かれる?」
エイ「何言ってるのよ。誰か雇うんでしょ?」
ゼーラ「ちがいますよ!私とホーネックで預かるんです!」
ホー「は・・?」ゼーラ「いいでしょ?家に来てよ!」
ホー「いや、俺は・・」
ゼーラ「私と一緒じゃイヤなの?それともお兄ちゃんとお義姉ちゃんの子供を預かるのが嫌だとでも・・」
ホー「わ、わかりましたよ!行きますよ!」
ベル「今ゼーラちゃん・・」ヴァジュ「はい・・確実に子供をダシに使いましたね・・」

んで、ゼーラ宅
ゼレス「兄貴の子供か・・(仕事忙しくて会うの初めて)」
ゼーラ「かわいいでしょ♪」
ライク「キャッキャッ♪」リル「キャパ♪」
ゼレス「兄貴と義姉さんにそっくりだな・・」
ホー「あの・・」
ゼーラ「なに?」
ホー「そろそろ離れてくれませんか?この家に来てから抱きつきっぱなしで・・」
ゼーラ「何よ!いいじゃない!」
ホー「ちょっと・・よくないかも・・そろそろ鼻血でそうで・・」
ゼーラ「わかったわよ!仕方ないわねえ・・まあいっか、まだ1週間あるし・・」

ホー「やっべえ・・」
ゼレス「災難、かな・・?」

ゼーラ「何か言った?」二人「イエッ!何も!」

翌朝
ホー「う〜・・ん・・あれ?なんだこれ・・」
ゼーラ「・・あ、ホーネック。おはよ。」
ホー「わああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゼーラ「何よ〜朝から大声出して・・」
子供たち「わああああああああああん!!」
ゼーラ「子供たちまで起きちゃったじゃない・・」
ホー「だ、だって、朝起きたらいきなりゼーラさんが一緒の布団で・・」
ゼーラ「いいじゃない!私たち恋人同士でしょ?」
ホー「恋人だからってそんな・・・」
ゼーラ「100年前じゃあるまいしそんなことでどうすんのよ!」
ホー「んなこといったって・・って、うわあ!」ベッドから落ちた。
子供たち「キャハハハハ!」
ゼーラ「あ、子供たちが笑ってるわよ♪」
ホー「いってぇ・・」
ゼーラ「まってて、今ご飯作るから。」
ホー「はあ・・」
ゼーラ「どう?私のエプロン姿♪」
ホー「え、あ・・はあ・・」赤くなる。
ゼーラ「何赤くなってるのよ!結構いやらしいんじゃない?」
ホー「え、そんな!そりゃないでしょ!」
ゼーラ「子供たちには哺乳瓶で・・」
ホー「そっちは俺がやっときますよ。」
ゼーラ「私がやろうかな・・」胸に手を当てる。
ホー「ちょ、ちょっとそれはやめてくださいよ!」真っ赤になって止めようとする。

ゼーラ「どうせ出ないわよ!」
ホー「あ、そっか・・・。」

そんなこんなで6日過ぎようとしていた昼過ぎ、Xはイレギュラーと戦っていた。
X「うおおおお!!!」フルチャージバスターでD−1000を撃破。
そこに、影が降ってきた。
X「ゼロ!?」
ゼロに似た紫色の影は、D−1000にとどめを刺して消えていった。
X「・・・!?」
そこに、また誰かが現れた。
??「やはりゼロの仕業か・・」

第百五話「ナイトメアウイルス」

X「誰だお前は?!」
ハイマックス「お前たちは危険だ・・処分する。」

30分後ハンターベースに戻ってきたX。
X「くっ・・・」
エイ「どうしたの!?ひどい怪我よ!」
マー「大丈夫!?早く手当てをしなきゃ!」
X「まるでダメージを与えられなかった・・」
ホー「ちょっと、テレビ見てみろ!」

テレビに映ってるのは、科学者のアイゾック。
アイゾ「レプリロイド諸君!新しいウイルスが発見された!
これは、スペースコロニー『ユーラシア』の爆発時、ゼロの細胞とシグマウイルスが合体して進化したものと思われる!!
我等はこれを夢・・いや、悪夢!『ナイトメアウイルス』と呼ぶことにする!
最も危険な8箇所にこのリーダー、ハイマックスの部下である8人の調査員を送り込む。
我等に着いて来るのだ!そうすれば身の安全は保障しよう。
レプリフォースが壊滅し、しかもあのゼロがイレギュラー化し、イレギュラーハンターも信用できない!」
X「な、何だと!」
ホー「ふざけんな!」
またテレビから。
レプリ「ゼロがイレギュラー化ってどういうことですか!?」
アイゾ「ゼロは6日前にどこかへ行方不明になった!そしてつい30分前、
ハイマックスがイレギュラー化したゼロを発見した!それを倒すためにも、
ゲイト博士の作った8人の調査員にがんばってもらいたい!」
ヤンマーク「ハッ!」ヒートニックス「お任せあれ!」
エイ「あ・・あの8人は・・・!ゲイト・・!」
シグ「むう・・X,ホーネック、ヴァジュリーラ。この8箇所に向かってくれ。
真相を突き止める手がかりがあるかもしれん。」
ホー「言われなくても行くよ!隊長が疑われて黙ってられるか!」
X「早く治療してくれ!今すぐにでも出たい!」
ヴァジュ「いきますとも。そろそろマジギレしそうで・・」
X「あのゼロは・・きっと偽者だ!」

第百六話「対ヤンマーク」

Xが最初に来たのは森。
X「ここに何か手がかりが・・ん?」
レプリ「た・・助けて・・」
X「ド、どうしたんだ!?」
レプリ「アイゾック博士に従って仲間と一緒に調査に来たら・・・イレギュラーに・・」

X「エイリア!聞こえるか!?」
エイ「何!?」
X「簡易転送装置を送ってくれ!出来るだけ沢山!」
エイ「わ・・わかったわ!」
転送装置が送られてきた。
X「ほら、これを使えばハンターベースにいけるよ!」
レプリ「あ・・ありがと・・」転送されていった。

20分後
X「もう18人も助けたな・・ハイマックスの調査員はなんで仲間を見捨てるような真似を・・」
ヤンマーク「おい!」
X「お前は・・コマンダー・ヤンマークだな?」
ヤンマ「そうだ!お前ロックマンXだな!何しに来た!」
X「調べたいことがあって・・」
ヤンマ「調べものなら俺を倒してからにしな!」
体当たりしてきた。
X「うぐっ!・・ファルコンアーマーON!」
ヤンマ「おっ!アーマー装備か・・ならば行け!ヤンマーオプション!」
小さなトンボメカがビーム弾を撃ってきたり体当たりしてきたりする。
X「う・・うわああ!」
ヤンマ「フォーメーション・ファイナル!」
隙のないオプションとの動きでXの攻撃を封じる。
X「な・・なんて奴だ・・!」
ヤンマ「終わりかぁ!?」
X「ギガ・アターーーーック!」周辺にエネルギー弾を発生させ、オプションを全部破壊。
ヤンマ「な・・!」
X「うおおおおおおお!!!!」フルチャージバスターを撃つ。
ヤンマ「ごはああああああああああ!!!!!!!!!」爆死。
X「はあ・・はあ・・ん?」
ヤンマの体から緑色のエネルギー体が出てきた。
X「これは・・・?」

ベースにもって帰ってきたX。
ダグラス「これはナイトメアウイルスの中枢だな・・。レプリロイドの戦闘力を大幅アップできるみたいだ。」
X「なんだって・・・」
ダグ「でもこれを使うと99.9%の確立でイレギュラー化するか・・しかもこれはユーラシア事件のゼロウイルスに似ている・・・」
X「ゼロ・・の・・・・」

第百七話「対シェルダン」

X「次はここか・・レーザー砲ばっかり・・。」
エイ「聞こえる?この場所は反射装置でレーザーがどこから来るかわからないわ。気をつけてね。」
X「そうは言われても・・わっ!」レーザー命中。
X「く・・!」
シェルダン「お前はX。久しぶりだな。」
X「シェルダン!?死んだはずじゃ・・」
シェル「あの方に蘇らせていただいたのだ。アレからもう3年か・・」
X「すまない・・俺がいながら・・」
シェル「ジム博士がイレギュラー化し、それを止めようと博士を倒したが私が処刑されようとは思わなかった・・。」
X「すまない・・」シェル「かまわんさ。上層部の決定だ。お前のせいではない。」
X「そ・・そうか・・。」
シェル「で、何をしに来た?」
X「調査員に話を聞いていろいろとこの事件のことを調べようと・・」
シェル「そうか。ならば私は貴様を倒さねばならん。」
X「!?」シェル「あの方の邪魔は・・させん!」
カラを投げつけてきた。
X「うわっ!な・・なんでだ!」
シェル「あの方の邪魔はさせない!」ハッ!体の四方にビームの壁を作って体当たりしてくる。たまに壁からビーム弾も出る。
X「うわあーー!」
バスターを撃って応戦するが、どうも劣勢を強いられる。
X「い・・一体誰の邪魔だって言うんだ!?」
シェル「わが主は一人、ゲイト様だ!」
エイ(通信)「ゲイッ・・・!」
X「知ってるのか!?」
エイ「あ・・ああ・・」
シェル「とどめだーー!」
X「ハッ!」空を飛んで回避。
シェル「ぬぅ!?」X「ギガ・アターーーック!」
今までのダメージを数倍にして放出し、シェルダンもかなりのダメージを負う。
シェル「う・・うぐぅ・・」
X「俺の勝ちだな。もうやめよう。」
シェル「そうは・・行かんのだ。死ねX!」
Xの懐に飛び込むシェル。何とか飛び越えたXだが、シェルダンが爆発した。
X「シェルダーーーーン!そ・・そんな・・爆弾をもっていたのか・・」
エイ「・・・・・」

ベースに戻ったX。
シグ「ご苦労だった。」
X「エイリア・・教えてくれ。ゲイトって言うのは誰なんだ?」
エイ「・・わかったわ。二人が帰ってきてからみんなに話すわ・・。」

 

第百八話「ヴァジュリーラ対ダイナモ」

ヴァジュリーラが来たのはセントラルステージ。
ヴァジュ「不思議なところですねえ・・。」
スカラビッチ「うん?客か?」
ヴァジュ「おや。あなたは調査員で元遺跡荒らしのグランド・スカラビッチさんですね?」
スカラ「ふん!気に食わん奴じゃ・・!」
ヴァジュ「そうですか。よく言われますよ。」
スカラ「何か用か!?」
ヴァジュ「調べ物をしたいと思いまして。」
スカラ「何じゃ!?」
ヴァジュ「たとえば・・なんでウイルスだらけの場所にいてあなたが感染しないのか・・とか。」
スカラ「!・・・・本当に気に食わん男じゃ。くらえ!」
ビーム弾を撃つ。
ヴァジュ「おっと。」叩き落とす。
スカラ「よいしょ!」巨大な岩をぶつけてくる。
ヴァジュ「面白くないですね。」片手で止める。
ヴァジュ「ダブルニードル・トルネード!!!」
スカラ「ぎゃはああ!!」死亡。
ヴァジュ「ふう。つまらないくらい弱いですね・・頭脳はあったらしいですが・・
ともかくパワーアップに使えるナイトメアソウルだけでも持って帰って・・」
??「待てよ。それは俺がもらう。」
ヴァジュ「おや?あなたは・・」
ダイ「久しぶりだな。ダイナモだよ。」
ヴァジュ「勿論覚えていますよ。たしかルーラー3以来でしたよね?結婚式来てましたっけ?」
ダイ「いや。仕事があったからな」
ヴァジュ「仕事ですか・・」
ダイ「あいつに会ったらおめでとうとでも言っといてくれ。ま、今ではイレギュラーらしいが・・」
ヴァジュ「ゼロはイレギュラーじゃねえ!」鴉形態。
ダイ「おっキレたか・・まあいいや。仕事なんでね。ここのナイトメアソウルはもらってくが・・
ついでに戦うか。俺も随分強くなってるぜ。」
ヴァジュ「てめえ・・いままでわりといい奴だと思っていたがもういい、ブッ殺す!」

ダイ「おりゃあ!」バスターを撃つ。
ヴァジュ「だああ!ブラッド・ローズ!」随分前に使ったバラの茎型のビーム弾。
ダイ「おおっ!?」
ヴァジュ「うりゃあああ!」蹴飛ばす。
ダイ「たあ!」サーベルでヴァジュの胸を切る。
ヴァジュ「ぐうう!」
ダイ「アース・ゲイザーーー!」 ヴァジュ「くはああ!」
ダイ「どうだ!?」
ヴァジュ「ぐ・・」

それからのヴァジュはよけるだけ。
胸から血が流れ続けている。そして、立ち止まった。
ダイ「もう終わりか?つまんねえぞ。」
ヴァジュ「終わりだよ・・・。足元を見てみろ。」
ダイ「ん?・・・なっ!?」
ダイナモの足元には大きな赤いバラの花の絵が。
ダイ「まさかっ!この絵をかくために血を流して動き回って・・!」
ヴァジュ「気づくのが遅い・・これが俺流の魔方陣・フィナーレ・オブ・デスローズ!」

ダイ「グホォアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
強力なエネルギー波が足元から吹き飛び、ダイナモも倒れた。
ヴァジュ「まだ生きてるか・・」
ダイ「ふうっ・・負けたぜ。」
ヴァジュ「お前・・さっきわざと俺を怒らせたな?」
ダイ「お前のほうが気づくの遅かったみたいだな・・。つまんなそうな顔してたから楽しませようと思ってな。」
ヴァジュ「そうですか・・。」元に戻り、ダイを抱える。
ダイ「な、何やってんだよ・・」
ヴァジュ「楽しませてもらったお礼です。ハンターベースで治療しましょう。」
ダイ「そうかい・・んじゃお言葉に甘えるとするか。」

第百九話「対タートロイド」

イナミテンプルに来たホーネック

ホー「やな雨だな・・体力が減ってくぜ・・・」
女性レプリロイドが倒れているのを見つける。
ホー「だ、大丈夫ですか・・?」
女「う・・くるし・・」
ホー「この雨のせいか・・この転送装置を使ってください!」
女をワープさせる。
ホー「ん?何だこの装置は・・」とりあえず、撃つ。
装置が壊れて、雨がやんだ。
ホー「そういうことか・・。ん?他にも倒れてる人が・・」
倒れている女性レプリロイドを10人ほど救助したホーネックの前に、巨大なレプリロイドが現れる。
ター「お前はエクスプローズ・ホーネックか。」
ホー「お前は・・調査員のレイニー・タートロイドだな?いろいろ聞きたいことがあるんだが・・」
ター「なんだ?」
ホー「ナイトメアウイルスのこととか・・な。」
ター「それを答えるわけにはいかん。」
ホー「なんで!」ター「あの方の邪魔はさせん。・・これ以上の話は無駄だな。
お前はあの方の計画の叛乱分子となろう。ここで散れ!」
酸弾『メテオレイン』を放ってくる。
ホー「わっ!仕方ない・・倒す・・か。」
パラスティックボムなどを撃つが、効かない。
ホー「何て硬いアーマーだ・・」
ター「このアーマーはバリアシステムを使って防御力が格段に上がるようになっているのだ。そう簡単にはダメージを与えられんぞ。」
ホー「だったらここだ!」頭を蹴飛ばす。
ター「ぐう・・ならばこの技を食らえ!」
甲羅に入って、無数の刃を出し、メテオレインを撒き散らしながら突進し、あちこちに跳ね回る。
ホー「う・・ぐわ!ぐう・・うわああ!くそ・・・!」
ター「どうだ!」
ホー「くそ・・」
ター「他愛もない。これがあのゼロの副隊長か?」
ホー「隊長・・!」ター「副隊長がこれでは隊長も高が知れている。」
ホー「俺のせいで・・隊長が・・!」
ター「さて・・とどめと行くか。」元に戻って、ミサイルを連射。
ホー「隊長の悪口は絶対ゆるさねえ!」ミサイルを打ち落とし、後ろに回る。
ホー「うるああ!」背中のクリスタルを破壊。
ター「ぬう!?」
ホー「うおおおおお!!!」もう一度殴る。
ター「ぐおおお!!!」ホー「バリアシステムはあのクリスタルだった見たいだな。」

ター「ばれたか・・前言撤回だ。お前は強い・・。ゼロとも一度戦ってみたいものだ。」

ホー「やめとけ。隊長はお前よりはるかに強いぜ!」
ター「そうだな・・私ではゼロにもお前にも勝てまい。」
ホー「おいおい、たったアレだけの戦いでもう諦めたのかよ?」
ター「私は戦士ではない。お前らは諦めないことによって実力以上の力が出せるが
私のようなものは実力差がわかるとすぐに己の敗北がわかってしまうのだ。」
ホー「お前・・『あの方』とかいう奴のために戦ってるんだろ?
だったら・・だったらそいつのために俺を倒してみろよ!来い!」
ター「ホーネック・・感謝する。」
甲羅に入って、あの突進を再び使う。
ホー「うおらああああああああああ!!!!!!!」
しかし、今度はホーネックがそれを持ち上げて投げ飛ばしてしまった。
ター「ぐおおっ!?」
ホー「エナジー・トライアングルゥウウウウウ!!!!!!」
ター「グおおおおおおお!!!!!!!」一瞬で貫いた。
倒れるタートロイド。

ター「負けた・・やはり俄仕込みの『諦めない』ではダメだったようだ・・。」
ホー「んなこと無いって。ほら、ハンターベースまでつれてってやるよ。立てるか?」

ター「必要ない。」ホー「え?」
ター「さらばだ。」

ドン!

大きく短く音がした。その音は、タートロイドの体の中で起きた爆発だった。
アーマーの中で爆発したため周囲にはなにもおこらなかった。
ホー「タート・・ロイド・・・!くそ・・くそ!ちくしょぉ!!誰なんだ・・
『あの方』ってのは!ゆるさねえ・・・絶対ゆるさねえ!!」
イナミテンプルに木霊するその声を聞いたものはいなかった。

第百十話「対ヴォルファング」

ハンターベースにもどったX・ヴァジュ・ホー。
X「で?ゲイトって誰なんだ?」
エイ「大学の時に同級生だったのよ・・。凄い実力の持ち主だったけど世間に認めてもらえなくて、それでも色々やればやるほど深みにはまって・・彼が作った優秀な8人のレプリロイドも認められず最後は処分されていったわ・・」
X「その8人が誰かに復活させられて今俺たちと戦ってるわけか・・。」
ヴァジュ「たぶんそのゲイトでしょうね。」
エイ「それにあのナイトメアソウルで強化されているみたい・・」
ヴァジュ「あれで強化?スカラビッチ弱かったのに」
エイ「スカラビッチはもともと弱いのよ。遺跡探索用で・・」
そこにシグナスが。
シグ「雪山から救助信号が出ている!X、今すぐ行ってくれ!」
X「わかった!」

んで、雪山に到着。落ちてくる氷の塊や炎をよけながら遭難者を救助するX。
X「ふう・・ん?」氷の塊が沢山降ってきた。
X「誰だ!」上を見上げると、すでに誰もいない。背後から誰かが突進して来た。
ヴォル「私はブリザード・ヴォルファング。邪魔者は殺す。」
X「邪魔者・・・?」
ヴォル「アイス・フラグメント!」X「わああっ!」
ヴォル「ゲイト様の邪魔はさせん!させるわけにはいかんのだ!」
X「なんでお前はゲイトにそこまでして忠誠を尽くそうと・・」
ヴォル「再び授かったこの命!ゲイト様に使わずして誰に使うというのだ!」
爪で切りかかってきた。
X「ぐう!」Zセイバーで斬りかえす。
ヴォル「なっ・・!貴様も接近戦をできるようになっていたのか。イレギュラーとなったゼロの武器を使うとはな・・」
X「ゼロはイレギュラーじゃない!」
ヴォル「その証拠があるのか!?奴は行方不明だ!この国のニュースでいつもやっているではないか!」
X「ゼロとアイリスさんは海外に新婚旅行中なんだよ!」
ヴォル「今だ!」強力な一撃をぶつける。
X「ぐはっ・・・・・・!!!」
ヴォル「油断大敵・・。」
X「く・・・」Zセイバーをふるが、剣になれていないためよけられる。
さらに氷の一撃を食らってしまい、吹っ飛ぶX。
ヴォル「今は戦いのことだけ考えるのだな・・イレギュラーのことは忘れてな。」

X「いい加減にしろ・・!!!」
その瞬間、Xの体が新しい姿に変わっていた。

ヴォル「これは・・・!?」X「ブレードアーマー・・・」
ヴォル「ブレードアーマーだと?」
X「今俺の頭に入ってきた名前だ・・」
ヴォル「面白い・・行くぞ!」爪を立てて襲い掛かる。
X「うおおおお!!!!」バスターの中からセイバーが出てきた。
バスターの力でより強力になったZセイバーの一撃を食らうヴォル。
ヴォル「ぐ・・・ぐおおお・・・・!」
X「ギガ・アターーーーック!!」強烈な斬撃エネルギーを食らう。
ヴォル「ぐあああああああああああああ
あ!!!!!!!!!!!!!!!!」死亡。

X「はあ・・はあ・・・。ゼロは・・イレギュラーなんかじゃ・・・ない・・・。」

第百十一話「対ヒートニックス」

今日は火山帯に来たホーネック。
ホー「あつ・・」
ゼーラ「ホンット暑いわねえ・・。」
ホー「わっ!何でゼーラさん一緒にいるんですか!危ないですよ!」
ゼーラ「だあってぇ〜・・ホーネック最近戦ってばっかりで一緒にいられないんだもん」

ホー「何考えてんですか・・何もこんなところで・・」
ゼーラ「冗談よ!お兄ちゃんが・・ここにいる気がするの。」
ホー「え・・・隊長が?」
ゼーラ「お願い。私も連れてって。」
ホー「ンなこと言われても・・」ゼーラ「ダメ?」
ホー「もう来ちゃったんだしつれて帰るわけにも行かないからなあ・・」
ゼーラ「ありがとーーー!」抱きつく。
ホー「わあああ!!」鼻血。

そこに、ブレイズ・ヒートニックスが現れた。
ヒート「熱い熱い!熱いねお二人さん!」
ホー「お前は・・調査員のブレイズ・ヒートニックスだな!?」
ゼーラ「お兄ちゃん知らない!?」
ヒート「なんだかんだ聞きやがって・・答えてあげるが世の情け・・か。確かに俺はヒートニックスだ。兄だか何だかはしらねえよ。答えてやったからそろそろ戦うか・・」
ホー「何でだよ」
ヒート「邪魔だからさ!」

炎をまとって突っ込んできた。
ホー「危ない!」ゼーラを抱いてかわす。
ゼーラ「ホーネック・・・!」
ホー「うおらぁ!」エナジー・トライアングルを撃つが、かすっただけ。
ヒート「うおっ!やるじゃねえか・・!」
ホー「うらあああ!」
間髪いれず連射攻撃。
ヒート「おおぅ!でもなあ・・俺には勝てねえよ!」火球弾を3つ飛ばしてきた。
ホー「ぐっ・・!」
ヒート「おらあ!」殴る。蹴る。頭から落とす。
ホー「ぐっ・・」
次は頭突きを食らわせる。
ヒート「ゴッツンコっと!」ホー「ぐは・・・!」
ヒート「ははははははははは!」ホー「なめやがって・・」
ゼーラ「ホーネック・・!」
ヒー「くくく・・女が気になってうまく戦えねえか。ラッキー♪」
ホー「く・・うらあ!」飛びついて首をつかむ。
ヒー「ぐ・・・ご・・・!?」
ホー「うるぁあああ!!」そのまま叩きつける。
ヒー「ぐほぁ・・・!」
ホー「うおおおおお!!!!」パラスティックボムをぶつけてふっとばす。
ヒー「どおおおおぁあ!」

ゼーラ「やったあ!」ホー「ふう・・ん?」
ヒートの首を片手で絞める誰かが。
ホー「・・・タ・・隊長・・・!」
ゼーラ「お兄ちゃん・・?ちがう・・」
ゼロ?「ニッ・・・!」ヒートの首を引きちぎって、バスターで全体を破壊した。
ゼーラ「きゃああ!!」
ホー「ちがう!お前隊長じゃないな!」
ゼロ?「くくく・・・」消えた。
ゼーラ「違った・・」
ホー「何だあいつは・・く・・・・!」

第百十二話「対プレイヤー」

スクラップ処理場にきたX。
X「ふう・・危なかった・・」
プレス機の罠をどうにかかいくぐって調査員メタルシャーク・プレイヤーのところまで来た。
プレ「よく来たなX!」
X「メタルシャーク・プレイヤー!」
プレ「早速勝負だ!」
X「まて!いきなり・・うわっ!」後ろから何かがぶつかった。
X「!?」そこには誰もいない。
プレイ「おらおらおら!」地中をもぐって、鉄の塊や碇を飛ばしてくる。
X「ぐっ!」
プレイ「どうしたどうしたぁ!」タックル。
X「ぐ・・!こうなったら・・」バスターをチャージする。チャージセイバーをやる気だ。
しかし、プレイヤーとはまるで関係の無い場所からビーム弾が飛んできた。
X「なっ!?」
プレイ「ククク・・・」
X「あれは・・」その瞬間、後ろの気配に気がついた。
X「うおおお!」後ろにバスターを撃つ。
吹っ飛ぶ相手。それは、鉄で出来たカメリーオだった。
X「カメリーオ!?そんなバカな・・」
プレイ「それだけじゃねえ・・なあ!ヒャクレッガーーー!!」
ヒャクレッガーが現れ、手裏剣のようなビーム弾を投げてくる。
カメリーオも復活し、舌を延ばして攻撃してくる。
X「うわあ!ぐっっ・・・!」
プレイ「あっはっはははは!!」
X「とかすか・・メテオレイン!」強烈な酸弾をとばす。
地面にもぐっていたプレイヤーに当たった。
プレ「どわああああ!!!」その瞬間、カメリーオやヒャクレッガーも消えた。
X「いまだ!チャージセイバーーー!!」
プレ「ぐあああああ!!くっ・・メタルアンカーーー!」
X「ううっ!」プレ「とたああ!!」飛び蹴り。
X「わっ!」プレ「このやろおお・・!」メタルアンカーを持って殴る。
X「ぐ・・うう・・うおおお!!!」ゼットセイバーで切り裂く。
プレ「ガッ!?」
X「負けるわけには・・・いかないんだ!」
メテオレインをチャージして、部屋中に降り注がせる。
プレ「う・・うごおああああ!!」
X「うおおおおーーー!!!」フルチャージバスターをぶつけて、プレイヤーを撃沈。

プレ「が・・はぁ・・・!!!」爆発。
X「調査員は・・あと一人か・・」

第百十三話「対ミジニオン」

X、今回は研究施設に来た。
X「ふう・・危なっかしいところだな・・。トゲや大穴やそれに・・」
巨大なメカニロイド「ビッグ・ジ・イルミナ」が攻撃を仕掛けてきた。
X「なんと言ってもこいつが危ない!わわっ!」
イルミナのコアを発見。
X「くらえーーー!!」新アーマー「シャドウアーマー」での必殺技「円月輪」でコアを破壊。
X「ふう・・何とか楽になったな・・」

そこに、緑色の不気味な泡のようなものが出現。その中からレプリロイドが。
X「調査員のインフィニティー・ミジニオンだな!?」
ミジ「あったりーー!んでぇ?俺の大事なイルミナちゃん壊しちゃってどーしてくれんの?」
X「あんな危ないものを勝手に使うな!」
ミジ「むかつくなあ・・死ねえ!」ビームを撃ってきた。
X「くっ!」ミジ「おらおらどんどん行くぜえ!」さっきの泡を攻撃につかってきた。

X「ぐう・・・!」バスター連射。
ミジ「うおっ!やるな!・・ん?どこいった?」
X「上だ!」天井に張り付き、バスターを撃つ。

ミジ「うぐ!てめえ・・!裂光覇をくらえ!!」
X「うわーーーーっ!!」頭から落ちる。
X「ぐ・ぐうう・・」
ミジ「へへへ・・終わりだな。」
X「こうなったら・・!ギガ・アターーーーック!!!」
ミジ「おおぅ!?うあああ!!!!」近づいてきたミジに強力なギガアタックで破壊。

X「はあっ・・はあっ・・・いたた・・」頭をおさえて立ち上がる。
その時、ミジニオンがエルボードロップを叩き落した。
X「なっ・・・・!?」
ミジ「ざ〜んねん!アレは俺の分身さ!へっへっへえ!!」
X「そんな・・バカな!」ミジ「バカはおめえだ!」蹴飛ばす。
X「うわーーーっ!!」倒れる。
X「もう・・だめ・・だ・・強い・・・。」ミジ「終わりじゃん♪」
6人に分身して集中攻撃を仕掛ける。
X「うわーーーーっ!!」
その時、Xの頭の中に仲間の姿が駆け巡った。
X「マーティ・・ホーネック・・アイリスさん・・エイリアさん・・ベルカナさん・・ヴァジュリーラ・・・・ゼロ・・・!!」
それと同時に、ミジの攻撃が着弾。
ミジ「あ〜〜〜はっははあ!!!終わったぜええ!」
X「いや、まだだ・・」
ミジ「なっ!?」
X「諦めない・・俺は・・世界が平和になるまで・・絶対諦めない!!!!」
ミジ「や・・やるじゃねえか!そうじゃなくちゃ面白くねえ!!」
6人がさらに36人に分身し、襲い掛かる。
X「うおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
天井に高速で張り付き、敵の攻撃をかわす。
そして、またもXにあの力・・アルティメットアーマーが装備された。
X「ノヴァ・ストラーーーーーイク!!!!」
ミジ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
Xの渾身の一撃を受け、ミジニオンもついに倒れた。

X「お・・おわった・・これで調査員はほぼ全滅・・ゲイトの事を調べないと・・」
??「その必要は無い・・休んでろ。」
X「え・・・?あ・・・ああ・・・・ゼロ・・・!」

百十四話「帰ってきた・・・」

X「ゼロ・・?」
倒れているXに、セイバーを構えて近づくゼロ。
X「う・・違う・・お前は・・」
??「ゆっくり休め・・ガッ!?」
X「違う・・絶対!」バスターを撃って、そのあと何とか立ち上がる。
X「お前は・・ナイトメアウイルスとゼロのデータが合体した偽者・・ゼロ・ナイトメアだ!」
メア「クク・・わけのわからないこというなよ。」ワープしてXの背後に現れ、バスターを連射。
X「うわああっ!くっ!」ゼットセイバーで切る。
メア「アアアアアアああああああ!!!!!!!!!」
X「ゼロの剣だから・・か・・?ゼロの剣だから偽者に絶大な効果を・・」
メア「ちくしょお!」その瞬間、メアの胸に穴があいた。
メア「だ・・れ・・ガアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」

爆発。
X「・・・・ゼロ!!」
ゼロ「ただいま〜。」
アイリス「こんな時に旅行行っちゃってごめんね?大変だったでしょ。」
X「ゼロ!アイリスさん!」
ゼロ「空港降りたらいきなりみんな大騒ぎだよ。海外旅行って言ったらみんなめちゃくちゃ驚いてた・・」
アイリス「こんなことになってなたなんて海外ではぜんぜん言ってなかったわよ。誰かの策略・・みたいね。」
X「そうなんだ。ゲイトって言う科学者が・・・」

その頃ゲイトとアイゾック。
ゲイト「8人ともやられたか。」
アイゾ「ふうむ・・まさかゼロが旅行に行っていたとは・・」
ゲイト「まあいいさ。僕の研究の成果、邪魔は誰にもさせない。」
アイゾ「次はどうするおつもりで?」
ゲイト「ハイマックス、出番だ。」

そして、ハンターベース。
ホー「たいちょおおおおおお!!!」泣いて抱きつく。ゼロ「おいおい。」
ゼーラ「あ、だめ!お兄ちゃんは私のお兄ちゃんでホーネックは私のホーネック・・」

ヴァジュ「何言ってんですか。」
ベル「よく帰ってきてくれたわね。ほら、リルちゃんとライクくんよ。」
アイリス「ただいま!さびしかった?」
リル「キャッキャッ!」ライク「アハハハハ!」
ゼロ「元気そうだな。」
シグ「さて、ゼロも帰ってきたことだ、こちらから敵陣に向かいたい。」
ダグラス「でもよ、どうやって位置を知るんだ?」
シグ「そこが難しい。まるで手がかりが・・」
マー「あれ?どっかから通信入ってきてる・・」

第百十五話「対ハイマックス」

通信を入れてきたのは、ゲイトだった。
ゲイト「やあ、ハンター諸君。僕はゲイト。」
ゼロ「お前が俺の偽者作ったのか?」
ゲイト「まあね・・。ハンターの信頼をなくすことが目的だったわけだけど、
まあもう皆にばれてしまったわけだし・・後はあまり邪魔をしないで欲しいな。」
エイ「ねえ、なんで?何でこんなことを・・」
ゲイト「エイリアか・・。君には僕の気持ちはわからないだろう。君はいつも成績トップで僕はまるでかなわなかった・・。」
エイ「私はただ課題をこなしていただけ!あなたのほうが何もかも上だったわ!
あなたは課題を守らなかった・・たったそれだけのことなのよ!」
ダイ「言われた仕事もちゃんとしないで・・グダグダ言うもんじゃないぜ〜」
ゲイト「フフフ・・そんなことはもうどうでもいいさ。僕の研究をまるで理解しなかった奴らにやっと復讐できるんだ。」
X「なんだと!?」
ゲイト「これが何だかわかるか?」ゼロ「?」
ゲイト「これはゼロのDNAのデータだよ!これでハイマックスもナイトメアウイルスも簡単に作ることが出来た!
これを使って僕の研究の最終段階を行なう!」
X「そんなことは、させない!絶対阻止してみせる!」
ゲイト「フフフ・・じゃあ僕の研究所の場所を教えてあげるよ。」
X「なっ・・・!」
ゲイト「じゃあ、待っているよ・・」
エイ「待って!」通信切れた。
エイ「ゲイト・・」ダイ「まあまあ、そう落ち込むなって。」

ゼロ「さてと・・久しぶりに行くか・・。」
アイリス「気をつけてね?」ゼロ「ああ。大丈夫だよ。」
ホー「さてと・・ロケットランチャーとバルカン砲とビームキャノンと・・」
ゼーラ「随分沢山あるわね・・」
ホー「武器収集が趣味なんで。」ゼーラ「そーだったんだ・・・」
ヴァジュ「では、行って参ります。」ベル「頑張ってね!」
X「待ってろよ・・ゲイト!きっと止めてみせる!」
ゼロ「行くぞお前ら!」X「おう!」ヴァジュ&ホー「ハイ!」

第百十六話「対ハイマックス」

ゲイトの秘密研究所に着いたゼロ・X・ホー・ヴァジュ。
ゼロ「あぶねえトラップとウイルスだらけか・・」
ホー「ん?」
突如、謎のエネルギー体が二つ攻めて来た。

ヴァジュ「ナイトメアウイルスの進化系みたいですね・・」

その頃ゲイト
ゲイト「フフ・・ナイトメアマザーよ・・邪魔な二人をどかしておけ・・」

X「くっ・・!効かない・・!」
ホー「ここは俺に任せてくれ!」
ヴァジュ「じゃあ私も残りましょう。敵は二人ですし・・」
ゼロ「よし、任せたぞ!」
ゼロとXは奥へ。

その時、エネルギー体から目のようなものが出て、ビームを放ってきた。
ホー「どーせあれが弱点だろ!おらおらおらっ!!」ビームと爆弾連射。
ヴァジュ「んなとこでしょおね。」ニードル・トルネード連発。
ナイトメアマザー破壊。

その頃Xとゼロははぐれてしまった。
ゼロ「あぶねえなホントに・・ん?」電撃弾が飛んできた。
ハイマックスが現れた。
ハイ「オリジナル・・消えろ・・消えろ・・」
ゼロ「お前がハイマックスか・・・俺のDNAから作ったって・・・ん?ライクとリルの弟?それとも俺の弟か?ってかその辺ブラックと似てるような・・」
ハイ「消えろおおお!!」エネルギーフィールドをはって突っ込んできた。
ゼロ「おおっと!!」うまくよける。
ハイ「デスボール」 ゼロ「あたるかっ!円水斬!!!」
ハイ「くっ・・!」ゼロ「ヤンマーオプション!撃てええ!!」
ハイ「な・・ぐうう・・」ゼロ「翔炎山!!!」
ハイ「ぐおお・・・己・・当たれえ!」電撃弾連射。
ゼロ「ガードシェル!!」ハイ「今だ・・」デスボールを構えて体当たり。
ゼロ「ウオッ・・・!!!」
ハイ「逃がさん!!」電撃弾連射。 ゼロ「う・・ぐうおお!!」
ハイ「はあああああ!!!!」エネルギーフィールドを張って、それをゼロに飛ばしてきた。
ゼロ「ぐあっ・・・・!!!」ハイ「とどめだ・・!デスボール!」
ゼロ「終わるかよ!」当たる直前にジャンプして、天井に張り付く。
ゼロ「氷狼牙!!!」ハイ「ぐ・・お・・・!!」
ゼロ「落鋼刃!!」ハイ「くっ・・・!!」ジャンプして捕まえて、地面に叩きつけた。

ゼロ「ぐおおお・・!!!」
ハイ「デスボーーーーールウウウウ!!!!!」地面にめり込むゼロに至近距離で放った。
ゼロ「ぐおおおおおおおお!!!!!!!」

ハイ「終わった・・今日から私が・・」
ゼロ「俺になる、か?」ハイ「な・・・っ!?」
ゼロ「悪いな・・俺から作られた奴は俺には勝てないみたいなんだ・・一人を除いてな。」

その頃どっか。
ブラック「はくしょん!・・誰か噂したか?」

ハイ「な・・馬鹿な・・私は・・ゲイトさまの最高傑作・・最強のレプリロイド・・ハイマックスなんだああああああ!!!」
ゼロ「おらああ!!」殴り飛ばす。
ハイ「ぐ・・ぎ・・」ゼロ「たあ!」蹴飛ばす。
ハイ「ぐおっがああ!」転げまわる。
ゼロ「・・・・じゃあな。」
ハイ「なっ・・・!?なぜとどめを刺さんのだ!」
ゼロ「一応兄弟みたいなもんだからな。お前イレギュラーでもねえし。んじゃな。」
ハイ「な・・・・?」
ゼロは扉を開けて別の道を走っていった。
ハイ「・・・・負けた・・」

第百十七話「対ゲイト」

ゲイト「とうとう来たか・・」
X「ゲイト!もうお前の企みは終わりだ!」
ゲイト「終わりはしないさ・・僕の力があればね・・。」
X「何?」ゲイト「ハアアッ!!!」

ゲイト、パワーアップする。

X「何て力だ・・」ゲイト「これがゼロのDNAを使ったパワーアップ実験の成果だ。早速実践で試してみよう。」
その瞬間、ゲイトはXの間近に迫り、強力なエネルギーをぶつけてきた。
X「うわっ・・・!!!」
ゲイト「逃げられないよ・・」巨大な光球を出してきた。
X「うわーーっ!!!」さらに、光球からも小光球が。
X「あたるか!」よける。X「マグマブレードーーー!!」
ゲイト「フフフ・・・。」
X「な・・効いていない!」
ゲイト「凄い・・凄い力だ・・これがゼロの・・」
X「ゼロの力を悪用するな!!!アイスバースト!」
ゲイト「効かない・・まるで効かない!アハハハハ・・・!!すばらしいよ本当に!」

通信エイリア「やめてゲイト!昔のあなたに戻って!」
ゲイト「わからないか・・この素晴らしさ!すぐにわからせてあげるよ!」
またも光球を出す。今度は、Xの動きが遅くなる。
X「これもあの光球の力か・・!!」
ゲイト「どうだーーー!!」

そこに、ヴァジュリーラとホーネックが。
ヴァジュ「ありゃ〜まずいですね。劣勢ですよ。」
ホー「やべえな・・早く加勢・・」
ヴァジュ「しかし・・3対1では・・」
ホー「俺もやだけど今そんなこと言ってる場合じゃないだろ?」
ヴァジュ「3・・いや、2人でやるとゲイトさんが死んでしまうと思うんですよ。」
ホー「それがどうした!」ヴァジュ「そうすると悲しむ人がいるでしょう?」
ホー「あ・・・!!」ヴァジュ「ま、アドバイスくらいはしますか。
Xさん、以前漫画で読んだんですが、無敵の剣豪がいて、その男を倒せるものは誰もいませんでした。しかし、その後彼を殺したものがいました。・・少女です。女の魔物が化けた少女が剣豪の隙をついて男の剣を奪い、殺したのですよ。最強の剣豪を殺せるのは最強の剣豪が持つ剣だったということです。」
X「最強の剣・・」ゲイト「何をバカな・・そんな漫画の話などで僕を倒せるか!」
ヴァジュ「あーーー!ダイの大冒険を馬鹿にするんですかぁ!?」
ホー「ダイの大冒険だったのか・・」

ゲイト「とどめだーーー!!」
X「ぐっ!」光球を撃つ。
そうすると、光球が分裂し、ゲイトに命中。
ゲイト「ぐわああ!!」X「これが・・弱点!?」

ヴァジュ「お、うまくいきましたね。」
ホー「すげーー・・・」
ゲイト「く・・・!!」X「残った光球を・・・くらえ!!」次々と光球を破壊し、ゲイトにぶつけまくる。
ゲイト「うおおお・・・!!!」X「どうした?もう光球は終わりか?」
ゲイト「ああ。あれを出さなければ僕の勝ちだ。他の技で倒せばいい。」
X「なっ!しまった・・・!!!」
ゲイト「死ねええええ!!!」

その時、ゼロが到着。
ゼロ「一部始終見せてもらった!今度は俺と勝負だ!!!!」

第百十八話「ゼロ対ゲイト」

X「ゼロ・・!!」
ゲイト「君か・・。君と戦えるとは・・素晴らしいデータが取れそうだよ。」
ゼロ「その前に死んじまわないように気をつけな。」
ヴァジュ「殺しちゃだめですよ〜エイリアさんの手前・・」
ホー「大丈夫だよ。隊長ならうまくやるさ・・」
X「ゼロ・・こいつには攻撃が・・」
ゼロ「ただ防御力が高いってだけだ!」
ゲイト「問題は君にこのボディが破壊できるかどうか・・だ。」
ゼロ「出来るさ・・」
ゲイト「何・・?」

ゼロ「アースクラーーーッシュ!!!!!!!」
ゲイト「ぐあ・・・・っっ!!!」
X「効いた!」ヴァジュ「おおっ!!」

アイゾック「ぬうう・・まさかここまでとは・・素晴らしい、素晴らしいぞゼロ・・!」

ホー「何やってんだお前?」アイゾ「なッ!?」
ヴァジュ「気に入りませんね・・・殺しましょう。」
アイゾ「貴様・・気にいらんと言う理由だけで一介の科学者を・・」
ヴァジュ「私の気に入らないは例外なく悪人に向けられるんですよ・・ハアアッ!!」

アイゾ「グギャ・・・・・!!!!」死亡。

ゼロ「くらえ!!」ゲイト「ぐはっ!!!!」
X「凄い!圧倒的だ!」ゲイト「とあああっ!!」光球を放つ。
X「あれを壊してぶつけるんだ!」
ゼロ「んな必要なねえ!」光球を無視してゲイトを殴り飛ばす。
ゲイト「ぐほっ・・・・・・!!!」
ゼロ「終わりだーーー!!!!」アッパーで一気にとどめ。
ゲイト「ガ・・・フッ・!!!」倒れた。

ゼロ「おわったな。」
ゲイト「く・・ぐうう・・こんな時のために・・シグマを復活させておいてよかったよ・・」
X「なにっ!??」
ゲイト「ははははは!!!!」スイッチを押した。
すると、かくし扉が開いてシグマが中から出てきた。

第百十九話「狂ったΣ」

ゼロ「シグマ・・」
Σ「ぐうう・・ふふ・・・」マントを羽織って、ふらふらの状態で歩いてきた。
ヴァジュ「大丈夫ですかねえ?」ホー「大丈夫じゃないんじゃないか?」
X「Σ・・!!」
ゲイト「い・・いけ・・」
Σ「貴様のせいで・・ゴハッ!!ゴホッォ!!不十分な復活しか出来なかった・・己!」

ビーム弾を撃つ。ゲイト「うがあーーー!!」

ヴァジュ「なっ!!!」ホー「大丈夫、気絶しただけだ。」
ゼロ「ホーネック、ゲイトを連れてけ。あと途中の道にハイマックスも落ちてるはずだ。」

ヴァジュ「じゃあそっちは私が。」

Σ「そうはさせん、うおおおおーーーーー!!!!」と、いいつつものろのろふらふら歩くだけ。
ゼロ「おりゃっ!」投げ飛ばす。Σ「どわああ!!!」
X「メタルアンカー!!」Σ「ごおおーーー!!」
ゼロ「よえ〜・・」Σ「かーーーーっ!ペッ!」高速エネルギー弾を出す。
X「うわっ!」Σ「どうだこの威力!何発も食らえば死ぬぞ!」
ゼロ「もう一発撃つ前に・・倒せばいいんだ!」
ゼロサーベルで切り裂く。
Σ「ぐやがあああ!!!まだ・・まだ負けんぞ・・ゴらがおじゃおがおえじょ\\\\!!!」

X「く・・狂った・・!!」ゼロ「そろそろこいつも終わりみたいだな・・」
Σ「ぐおおおお!!!!!」

巨大化し、そこらじゅうにコードが張り巡らされている。

ゼロ「これが今度の最終形態・・」
X「・・・!!」
Σ「ごrてあ・ガをああっわいmうぃふぃだfなお!!(これで終わりだ!!)」
口を開けて、Σのようなスライムをそこらじゅうに撒き散らす。
X「わっ!気持ち悪!」ゼロ「言ってる場合か!フッ飛ばせ!」
ゼットセイバーで切りまくる。
Σ「おわりゃーーーーー!」口からエネルギー波発射。 ゼロ「おおっと!」よける。X「ノヴァ・ストラーーイク!」
突っ込んだX。シグマの砲撃に倒される。
ゼロ「X!!」X「ゼロ・・あいつの弱点は口の中だ・・!!」
Σ「がおあをおあお!!!」ノヴァストライクが当たって苦しんでいる。
ゼロ「そうか・・うおおお!!」Σ「どおおお!」エネルギー弾を放つ。
ゼロ「おおおおおお!!!!!」「ショットイレイザー」で切り裂き、シグマの口の中にバスターを撃ってダメージを与える。
ゼロ「とどめ・・」Σ「語大尾がおSっじょWじょお!!!!!」Xを倒したエネルギー波がゼロを直撃した。
ゼロ「うおおおおおお!!!!!!!」

第百二十話「悪夢の終わり」

ゼロ「ぐう・・・」
Σ「ガが・・ハハは・・・」
ゼロ「思ったよりやるな・・」
Σ「ギギギギ・・・」
ゼロ「・・こんな狂った奴にいつまでもやられること無いな・・。さてと、、」
Σ「ドバーーーーー!!!!!!」口からエネルギー波。
ゼロ「これで終わりだ・・・・・・・・・・・!!!!!!!」
Xを抱えて、口の中にフルチャージバスターをぶつけた。
Σ「ごおおがおおがお・・・・!!!」
ゼロ「ハーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
最強剣・ゼロサーベルで口の中から一気に突き刺す。
Σ「語・・g場斧泡碁終えr後雨おrふぁgれbも阿保ふぁkフォアオアlmGヴァまのふぃあ。wか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そして大爆発し、消えていった。

そして、瓦礫となったゲイトの秘密研究所。
ゼロ「終わった・・・」
アイリス「ゼロく〜ん!!」ゼロ「お、アイリス!」
X「みんな・・」マーティ「大丈夫みたいねいちおー。」
X「大丈夫じゃないよ・・ハハ・・」
ヴァジュ「ゲイトさんもハイマックスも病院に入れときましたんで、もう大丈夫でしょう。」
ホー「このナイトメア事件も終わりか・・」
アイリス「ほら、ライク、リル、パパ勝ったわよ!」
リル&ライク「パパ、パパ!」
ゼロ「・・・・・!!!」アイリス「喋ったわ!」
ヴァジュ「おおっ!こりゃめでたいですねえ。」
ホー「おめでとうございます!」
マー「ねえX・・私たちも・・」
X「え?あ、ああ・・・」赤くなる。マー「何赤くなってんのよスケベ!」
X「そ・・そんな〜・・」
ゼロ「さてと・・帰ろうぜ。みんな!」
アイリス「うん・・・!」

第百二十一話「エイリアとゲイト」

X6の戦いから10日。
ゲイトも手術によってなんとか生き延びることが出来た。
そして病院。
リンゴを剥いてるエイリア。
エイ「出来たわよ・・。」
ゲイト「ああ・・ありがとう・・」
エイ「もう・・いい加減に元気出しなさいよ。」
ゲイト「そうだけど・・そうも行かないよ・・僕のせいで多くの人が苦しんだんだ・・」

エイ「でもそれはΣウィルスのせいなのよ?」

ゲイトは、ゼロのデータを解析しているうちに、ゼロの親であるΣのDNAにあるウィルスに侵されてしまっていたのだ。

ゲイト「僕が・・最初からゼロのデータを使って凄い研究をしようと思わなかったら・・僕の研究を誰かに・・認めて欲しかったんだ・・。」
エイ「あなたの能力は凄いわよ!この世界の誰もあなたに及ばない・・!」
ゲイト「でも僕のしたことは認められなかった・・」
エイ「だったら認められる研究をすればいいでしょう!?」
ゲイト「もう・・いいんだ。僕はもはや犯罪者。・・ゼロのデータを拾う前に誰からも必要とされず死ぬべきだったんだ・・」
その時、エイリアがゲイトの頬を叩いた。
ゲイト「な・・・!?」エイ「バカ・・・・!あなたが死んだら・・私は・・・!!」

涙を流すエイリア。
ゲイト「エイリア・・」
ハイ「ゲイト様・・あなたがいなければ私は生まれませんでした。
あの8人も・・再び生を与えられ、再びあなた様のために働けたことをうれしく思っていたはずです。
・・・・・彼らのために・・生きてみませんか・・?」
ゲイト「ハイマックス・・」

ダイナモが入ってきた。
ダイ「おっす!」エイ「ダイナモ。どうしたの?」
ダイ「ちょっと気になってきてみたら女泣かせな奴がいたもんだから・・な。」
ゲイト「う・・・・」
ダイ「こんな美人を泣かせちゃって、バカな奴。」
ゲイト「ぐう・・」

ゼロ「やめろバカ!」ダイ「どわわっ!?」
ゼロ「・・・まあ・・お前を必要としてる奴が少なくとも2人はいるんだ。生きてみな。」

ゲイト「・・・そうだな・・。すまん、エイリア。」
エイ「もういいわ・・さっきは叩いたりしてごめんなさい。」
ゲイト「いや・・こっちこそ・・」

ダイ「んじゃ、俺たちは帰るか。」
ゼロ「お前ホントに何しに来たんだ?」ダイ「失恋・・かな?」
ゼロ「・・・・・そっか。」ダイ「へへ・・」
ゼロ「あ、ハイマックス、見舞いここに置いとくぞ。」
ハイ「ああ、すまん。」

エイ「ねえゲイト・・」ゲイト「ん?」
エイ「私たち・・ずっと一緒にいられるかしら?」
ゲイト「ああ。ずっと・・一緒だ。」

                            終   ELITE HUNTER ZERO