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スプラッシュさん（元ゼロファンさん）よりゼロアイ小説１

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第百話「双子誕生」

焼肉食べてから半年がたった。（子供できて１０ヶ月）
ホー「予定日はいつですか？」アイリス「あと２週間よ。」
ヴァジュ「予定日っていっても確定してませんがね。」
ゼロ「名前どうするか・・」Ｘ「生まれてから決めれば？」
ゼロ「考えずにはいられなくてな・・」
ゼーラ「親になるってこういうことなのかなあ？」
ベル「あなたがなるのはもっと後のようね。」
ゼーラ「それどういう意味ですかぁ！？」ベル「ウフフ。」
ゼーラ「いいもん！ねぇ、ホーネック！あれ？ホーネックどこ？」
ヴァジュ「逃げましたよ。」
ゼーラ「ホーネックのバカぁ！」追いかけようとどっかへ走っていく。

家に帰った二人。
アイリス「あっ！赤ちゃんがおなか蹴った！」
ゼロ「早く産まれねえかな・・・」
アイリス「どんな子が生まれるかなあ？」
ゼロ「さあな・・」
アイリス「私やゼロ君に似てカワイイ子が・・」
ゼロ「カワイイって言うなって・・」
アイリス「あれ？ぶたないの？」ゼロ「バカ！子供が中にいるだろ！」
アイリス「あっそっか。」ゼロ「あっそっかじゃねえだろ・・たく。」
アイリス「うふ♪」ゼロ「ヘッ・・」

顔を見合わせる二人。そして顔が近づいて・・口と口が重なった。

その瞬間。アイリスが急に目を開けた。
ゼロ「？」アイリス「う・・イタ・・あ・・」
ゼロ「アイリス！？」アイリス「あ・・ああああ・・」
ゼロ「やべえ！早く医者に・・！」
病院に連れて行くゼロ。

女医「陣痛が始まったようですね・・。」
分娩室に連れて行く。
ゼロ「ふう・・・。」

ホー「隊長！」Ｘ「ゼロ！」カーネル「アイリスは！？アイリスは大丈夫か！？」
ゼロ「お前ら・・」
エイ「あら？たまにはゼロがうろたえてるとこ見れると思ったのに・・」
ベル「・・・」エイ「なによ？」
ゼーラ「不安じゃないの？」ヴァジュ「大丈夫なんですか？」

ゼロ「不安？なんでそんなもんが・・」エイ「不安じゃないの？」
Ｘ「アイリスを・・信じてるんだな。」

ゼロ「アイリスなら・・ちゃんと子供産めるってわかるからな・・不安とかなんとか言わなくても・・俺は・・アイリスだから信じられる。」
Ｘ「ゼロ・・」カーネル「アイリスぅ～～～！」ホー「うるせえ！」

　　　　　　　　　　　――ほぎゃあ、ほぎゃあ――　　　　　　　　　

マー「あ！！」ヴァジュ「おっ！」エイ「あ・・」ホー「やった！」ベル「まぁ！」
ゼーラ「あっ！」カー「！！！！！！」Ｘ「・・・産まれた！」

その頃、どこかを歩いてるブラックが。
黒「ん？・・・・ヘへッ・・」

ホー「隊長！おめでとうございます！」Ｘ「よかったなゼロ！」
ゼロ「・・・・・・・・・・・・」涙が溢れ出した。
ヴァジュ「今はそっとしときましょう。」Ｘ「そう・・だな。」
ゼロ「フフ・・やっぱ・・俺のアイリスだよな・・」

部屋に入る。
アイリス「ゼロ君・・」
ゼロ「男と女の双子か・・」
アイリス「名前どうしようか？」ゼロ「今から考える・・さ。」

第百一話「ゼロとアイリスの子育て日記①」

子供が生まれた翌日。ゼロ「名前は・・男はライクで女はリル。」
アイリス「いい名前ね・・。」
ゼロ「せいぜい立派に育てるか・・。」アイリス「うん♪」
ホー「隊長の子供なら何もしなくても立派に育ちますよ！」
ゼロ「そっか？まあ俺は一人で生きてたけど・・」
ヴァジュ「親は無くとも子は育つ。」
エイ「何だかあんたたち縁起でもないこと言ってない？」
ホー＆ヴァジュ「そうですかぁ？」エイ「そうよ！」

んで、２週間後家族４人で家へ帰ってきた。
ゼロ「ここが俺たちの家だぞ。」
ライク「あ、あぶう！」リル「きゃぷ！」
アイリス「かわいい・・」
ゼロ「さてと・・飯でも作るか。」
アイリス「うん。お願いね。」

４０分後
ゼロ「スパゲッティできたぞ～ってうおわああ！！」
アイリス「チョ、ちょっと！こっちあんまり見ないでよお！」
子供に母乳あげてた。

ゼロ「びっくりした・・」まだ赤くなってる。
アイリス「恥ずかしいからあんまり見ないでね・・」
ゼロ「だったらやる前に言っとけよ！」
アイリス「何よその言い方！」ゼロ「なんだよ！」
子供たち「あ～ん！ぎゃ～ん！」泣き出した。
ゼロ「あ、やっべ・・」アイリス「ご、ごめんね～もう喧嘩しないから・・！」
子供たち「キャッキャッ！」笑い出した。
ゼロ「切り替え早いな・・」
アイリス「子供たちの前では・・あんまり喧嘩しないようにしようね・・。」
ゼロ「そうだな・・。俺の人生で一番難しいことやってる気がするぜ・・。」
アイリス「さ、スパゲッティ食べよ♪」ゼロ「そうだな・・。」

第百二話「ゼロとアイリスの子育て日記②」

ゼロとアイリスが、ハンターベースに子供をつれてきた。
Ｘ「ライクくんにリルちゃん、Ｘお兄さんだよ！って、わあ！」目を突かれた。
Ｘ「アーびっくりした・・」
マー「赤ちゃんってこういうところ怖いわよねえ・・」
エイ「か、髪引っ張らないで！」

ゼーラ「かわいいなあ！」アイリス「でしょ？」
ゼーラ「やっぱりお兄ちゃんとお義姉ちゃんが「やった」からこそ・・」
アイリス「リル、ライク、この人がゼーラ「おばさん」よ～♪」
ゼーラ「おっ！おば！！！」
アイリス「だってそおでしょ？」ゼーラ「お願い！やめて！もう変なこと言わないから！」
アイリス「じゃあこの子達に自己紹介したら？」
ゼーラ「私がゼーラおねえちゃんですよ～。」リル「キャッキャッ♪」
ゼーラ「あ！私のこと見て笑った！」
ホー「いいもんですね。子供って。」
ゼーラ「作る？」ホー「ワーーーーーー！！！！」鼻血出して倒れる。
ヴァジュ「一生無理っぽいですね・・。」
ベル「私たちは・・まだいいわね。今のままで・・」ヴァジュ「今は、ね。」

屋上にて。
カーネル「まさか・・初めてゼロと会ったときはこうなるとは思わなかったな・・。」

ゼロ「俺だって・・初めてアイリスと会った時こうなるなんて・・夢にも思わなかったぜ・・なあ、ライク。」
ライク「あぶ？」ゼロ「わかるわけねえか・・。」
カー「この子達の将来は・・どうするつもりだ？」
ゼロ「将来？別に・・こいつらの自由にさせればいいさ。」
カー「そうだな・・」
ゼロ「ただ・・」カー「ただ？」
ゼロ「強い・・男になってくれよ、ライク！」
「たかいたかい」風に持ち上げる。
ライク「キャッキャッ！」

第百三話「運命」

ある朝。
アイリス「おはよ～・・。」ゼロ「寝ぼけた顔だな。顔洗えよ。」
アイリス「うん・・」ゼロ「リルの顔拭いてどうすんだよ・・・」
アイリス「うん・・・あれ？なんか熱い・・。」
ゼロ「？」

リル「ふ・・く・・」
　ゼロ「熱があるぞ・・！」
病院に連れてった。
ゼロ「リルはどうなんだ！？」
医者「ただの風邪ですね。薬をだしますんで、これで大丈夫ですよ。」

家に帰る。
ゼロ「薬もらったぞ～」
アイリス「今度はライクがおかしいの！」
ゼロ「ナニィ！？」
また医者に行く。

医者「これも・・風邪ですね。薬を出しておきます。」
ゼロ「二人そろって風邪とはな・・。」
医者「あ、あの、ちょっとお話をいいですか？」
ゼロ「？」

医者「あなたのお子さん、ライクくんは・・何かとんでもないものを体に秘めているようなのです。」
ゼロ「何だそれ？強いってことか？」
医者「そうかもしれません。とにかく、いずれ驚くべき何かが彼の体の中から生まれることでしょう・・。お気をつけて・・。」
ゼロ「・・・？」

そしてまた家に帰る。
ゼロ「だってよ・・。」アイリス「すごい何か・・何なのかなぁ？」
ゼロ「さあな？」ライク「あ・・う・・？」
アイリス「でも・・きっとみんなを幸せにすることができると思うわ・・。でももし・・違うとしたら・・」
ゼロ「違うとしたら？」
アイリス「私が・・この子を守るわ。母親だから。」

ゼロ「お前・・強くなったな。」
アイリス「ゼロ君と逢えたからよ・・。もし違う人の子供を産んでたら・・こんなに強くなれなかったと思うの。」
ゼロ「・・・・」
アイリス「私・・ゼロ君と逢えたのは運命だと思ってるけど・・・。ねえ、もしも私と逢えなかったら・・どうしてた？」
ゼロ「探してた・・かな？」アイリス「何を？」
ゼロ「お前を。」
アイリス「ゼロ君・・・」ゼロ「それが・・俺の生まれ持った運命だと思うから。」
アイリス「・・・・・・」ちょっと泣く。

リル＆ライク「ホギャアーーーー！！」
アイリス「！！？」ゼロ「な、なんだあ！？」
アイリス「あ、そっか、おっぱいあげなきゃ！」
ゼロ「・・！」赤くなる。
アイリス「赤くなってる場合じゃないでしょ！」
ゼロ「赤くなっちまうのも運命なのかな・・？」

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