オディスさんより小説「ロックマンX9」



ステージ0[元レッドアラート本拠地]

時は223x年、ロックマンXコマンドミッションから一週間後の事だ。 最近、イレギュラー事件が少なくて、 エックスとゼロ以外のイレギュラーハンター達はやる気が無くなっていた。 特にアクセルは。 アクセル「早くイレギュラーでも顕れないかな〜。」 エイリア「2人とも、エックスが喜んでるわよ。 エックスがうらやましいと思わないの?」 エイリアが指差す先にはニコニコとはしゃいでるエックスがいた。 アクセル「そりゃー思うけど。」 エイリア「じゃあ、エックスの事見習いなさい!」 アクセル「え〜。」 エイリア「なら、こうよ。」 エイリアの左手がバスターにチェンジして、バスターがアクセルの方に向いた。 ドギューーン アクセル「ギャァァァァァ!!」 しかし、そのバスターの銃声とアクセルの悲鳴は小さかったわけで、 イレギュラーハンターたちには聞こえなかった・・・・。 その直後、警報が鳴った。 WARNING! WARNING! エックス「ちっ。 イレギュラー反応!? 平和を楽しんでるときに・・・・。」 ゼロ「よっしゃぁ!」 アクセル「わーい、わーい!」 エイリア「元レッドアラート本拠地にイレギュラー反応! 地域のハンターは現場に急行してください!」 エックス「了解!」 ゼロ「了解!」 アクセル「・・・・・了解。」 エックスたちは廃墟となったレッドアラート本拠地に行った。 そこは広く、薄汚いものでいっぱいであり、元イレギュラーハンターたちと カウンターハンターの頭脳チップのみが保管されている。 ゼロ「ここが元レッドアラート本拠地か。 薄汚い所だな。」 アクセル「前はこんな薄汚い所じゃなかったのにな〜。 はあ。」 アクセルはため息をつく。 エックス「まったく、さっさとすませていくぞ。」 ゼロ「そういうことを言うとは以外だな。」 エックス「オレは平和を楽しみたいんだ。 「さっさとすませていくぞ」って言ったのは早く終わらせて、平和を楽しむって意味なんだよ。」 ゼロ「あー、そーですか。 わかりました。」 エックスたちは元レッドアラート本拠地の中を進んだ。 すると、地震がした。 エックス「なんだこのバカデカい地震は!?」 エックスがそういった直後、下から巨大ロボットが出てきた。 巨大ロボットは巨大なシグマの顔に両手だけがくっついていて、両手は鉄球で出来ている。 両足と頭は全然ない。 アクセル「気持ち悪い。」 ????「気持ち悪いとはなんだー!!」 ロボの口から声が響いた。 その声は子どもの声のようなものであった。 ????「このロボットはなぁ、このオレ、ディノルメ様の愛するシグマをモチーフにしたモノなんだよ! 名はデスファイナルシグマプロトタイプだ!! まあ、操縦してるのはオレじゃねーよー? オレの忠実な部下の8人の部下の[ギランスパイダー8]のリーダー格、デスウルフ・ガルルノだ!! ガルルノ!! 言え!!」 ガルルノ「・・・・。 何を言えってんだ、クソガキ。」 ディノルメ「上司に向かって何を口たたいてんだ!!」 ガルルノ「・・・・。 上司に逆らって何が悪い。」 ディノルメ「テメェ・・・・。 マジ壊すぞ。」 ドーン ディノルメ「って、ウワァ!?」 アクセルの攻撃でデスファイナルシグマの両腕が落ちた。 ディノルメ「ウソォ。」 今度はゼロがジャンプした。 そして、Zセイバーを構え、 ゼロ「フッ、ハッ、トヤァッ!!」 ゼロはZセイバーでデスファイナルシグマを輪切りにした。 ディノルメ「ゲッ、ヤベ!」 だが、ディノルメとガルルノは運良く避け、脱出した。 そして、エックスはトドメにフルチャージショットで輪切りにされたデスファイナルシグマを破壊し、 デスファイナルシグマのAIサンプルを入手した。 エイリア「エックス、状況は!?」 エックス「エイリア、イレギュラーには逃げられたが、イレギュラーの乗っていたメカニロイドのAIサンプルを入手した。 今、ゼロとアクセルとそっちに行く。」 エイリア「了解。」 エックスたちはハンターベースに行った。 だが、これがシグマをも越える裏組織との戦いの幕開けになるという事を知らずに・・・・。

ステージ1[コピーチップ製造工場]

ハンターベースに戻ったエックスたちは元レッドアラート本拠地で起こった事を話した。 シグナス「ディノルメか・・・・。 あのレプリロイドがなぜ・・・・?」 エックス「知ってるんですか!?」 シグナス「ああ、あれは私はイレギュラーハンターの一員の頃だ。 私は裏組織「マスターズ」の潜入捜査の命を受けた。 私はマスターズの研究室に潜り込み、とんでもないものを見てしまった。 それは「究極の神」として作られたレプリロイド「ディノルメ」が開発されているだった。 レプリロイドといっても最初からイレギュラーだったといったほうが正しいかな? そして、ディノルメの開発を見てしまった私はその事を本部に連絡した。 その時、本部に連絡してるところを見られた私は裏組織から逃げ、なんとか本部に帰ったというわけだ。」 エックスたちはシグナスの話に驚愕する。 WARNING! WARNING! オペレーター「[コピーチップ製造工場]、[元レプリフォース総本部]、 [ゲイト研究所]、[Mr.ケイン研究所]でイレギュラー反応! 総監とオペレーターとライフセーバーと研究員を除くイレギュラーハンターは各地に急行してくれ!」 男性の新米オペレーター、ガンDが叫ぶ。 アクセル「了解!」 アクセルはコピーチップ製造工場に急行した。 コピーチップ製造工場はネズミのようなメカニロイドがコピーチップをかじる有様になっていた。 ????「あ、貴方はイレギュラーハンターですね?」 アクセル「そうだけど・・・・。 あんたは?」 ????「私はここの研究長をやっているゴルトンといいます。 どうか、このネズミたちを操ってるボスのラットーを倒してください!」 アクセル「あんた、なんで、このネズミたちを操っているボスを知っているの?」 ゴルトン「そ、それは・・・・。 わかりました。 全てをお話しします。」 アクセルに一発で問いつめられたゴルトンは全てを話す。 ゴルトン「ラットー・・・・、ミニッティー・ラットーは私の部下でして、 とても優秀な研究員で優しくて、私の息子のような存在でした。 ところがある日、同僚がラットーに私のウソを吹き込んだ事でラットーはイレギュラーになってしまいました・・・・。 ラットーはここを出て、もう二度と帰ってきませんでした・・・・。 そして、今日、ラットーはこのネズミたちを引き連れ、 ここのコピーチップを全てネズミたちにかじらせ、私に復讐するというのです! こうなったのは私の責任でもあります。 ラットーを失うのは覚悟の上です! どうか、ラットーを倒してください!」 ゴルトンはアクセルにラットーを倒すよう、土下座した。 アクセル「わかったよ。 で、そのラットーはどこ?」 ゴルトン「ラットーは私の部屋にいます。 私の部屋は右を曲がってすぐそこです!」 アクセル「わかったよ。 ラットーは絶対にボクが倒す。」 アクセルはゴルトンの部屋に行った。 アクセルはラットーと会った。 ラットーの体は黄色くて名前のとうり、ネズミのように小さいが、シッポは異様にデカい。 それとラットーの隣に研究員がいる。 おそらく、この研究員はゴルトンが言っていた嘘つきの同僚だろう。 アクセル「オマエがラットー? ネズミみたいだけど、シッポ大きいね。」 ラットー「褒め言葉にしか聞こえんな。 オマエは確か新世代型のレプリロイドのプロトタイプ、アクセルだな。 ゴルトンは元気か?」 アクセル「元気どころか、あんたがイレギュラー化した事を悔やんでるよ。」 ラットー「ヤツは大嘘つきだ。 今まで信じていたオレがバカだったよ。」 ラットーはそう言ってため息をついた。 アクセル「アンタ、騙されてるんじゃない? 隣にいる研究員に。」 ラットー「バカな事を言うヤツは死ね。」 ラットーはそう言うとアクセルに襲いかかってきた。 ラットー「シャイニンガー・チューチュー。」 大量のネズミがアクセルに襲いかかってきた。 アクセルはアクセルバレットでネズミを全て撃ち落とした。 ラットー「なかなかやるな。 だが、これならどうだ? デス・ラット・テイル。」 ラットーが自分のシッポを振り回し、自分も回転し、アクセルに向かって、速く突進した。 アクセル「速いけど、ダメだね。」 アクセルはラットー目がけてアクセルバレットを連発した。 ラットー「グワァァァ! バカな!? このオレの最後の必殺技がぁぁぁぁぁ!」 ラットーは倒れたが、虫の息ではなかった。 ラットー「こんなはずではない! このラットーが負けるはずがない!」 ラットーは立ち上がるが、後ろから研究員がラットーを銃で撃ち殺した。 研究員「さらば、役立たずのラットー。」 研究員はまんざらでもないように手を振った。 アクセル「アンタ、ラットーの同僚?」 アクセルが研究員に質問した。 その顔は怒りに見たような顔だった。 研究員「ああ、同僚だよ。 スパイだけどね。」 アクセル「スパイ? どういう事!?」 アクセルは研究員に問いただした。 研究員「オレはスパイって言ったらスパイに決まってんだろーが。 コピーチップを奪いに来たスパイよ。」 アクセルは驚愕する。 アクセル「あんた、どこのスパイ!?」 研究員「裏組織「マスターズ」のスパイだよ。 所属してる部隊は「ギランスパイダーズ8」。 その中でチョー弱いの。」 アクセル「ギランスパイダーズ8!? まさか、ディノルメが言ってたヤツらの事か!」 研究員「オマエ、ディノルメさんの事、知ってんの? ははー、わかったぜ。 廃墟でディノルメ様と会ったヤツらの1人だな、オマエ。 オレはインビジブル・カメレーオン。 そこんとこ、よろしくぅ。」 研究員は姿を変え、色は緑、容姿はカメレオンには見えない、デカいカエルのメカニロイドの姿を持った正体を現した。 カメレーオン「さっそく、死ねぇ! ベロットンマシンガンパンチ!」 カメレーオンは舌でアクセル叩くが、アクセル「き、気持ち悪い・・・・。 やめろー!」 アクセルには痛くも痒くもなく、気持ち悪いだけの攻撃であった。 アクセルはアクセルバレットでカメレーオンの口を撃った。 カメレーオン「痛ぁぁぁぁ!! もう死ぬぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!! バタッ。」 カメレーオンは口が最大の急所だったらしく、アクセルに口を撃たれて死んだ。 カメレーオンを倒したことで、アクセルは「カメレオンマシンガン」を修得した。 ラットーが倒された事で、ネズミ型のメカニロイドは全滅した。 アクセルは戻って、ゴルトンに彼の部屋で起きた事を話した。 ゴルトン「そうですか・・・・。 ラットーは死んだのですね・・・・。 私はラットーを倒せと言ってましたが、それは貴方にラットーを止めさせるためのウソ・・・・。 私はあの同僚がイタズラのためにラットーを騙していたと思っていました。 それが裏組織のメンバーだったとは・・・・。 私はラットーのコピーチップを作る事を決心します。 もうこの日の悲劇が起こらないように・・・・。」 アクセルはハンターベースに戻り、コピーチップ製造工場で起きたことを全て総監に話した。 シグナス「マスターズが動き出したか・・・・。 各地の事件もマスターズのものなのか・・・・? とにかく、アクセルはよくやった。」 アクセル「へへーん、こんなの楽勝、楽勝♪」 その頃、ゲイト研究所では・・・・。 ????「ゲイトくん・・・・、この実験にはキミの命がかかってるんだぞ・・・・? もし、失敗したら・・・・、キミは死ぬ。」

ステージ2[ゲイト研究所]

ゼロはゲイト研究所に来ていた。 ゼロ「ゲイトのヤツ、ここを改造しやがって、とにかく、エックスは大丈夫だろうか・・・・・。」 ゲイト研究所は綺麗な所になっていた。 ここにうじゃうじゃいるメカニロイドやイレギュラー以外は。 ゼロ「しかし、イレギュラーや、メカニロイドはしつこいな。 かたっぱしから倒してやろう。」 ゼロはZセイバーを構え、イレギュラーやメカニロイドを切り裂く。 ゼロは奥へ進んだ。 ????「クックック、始めまして、ゼロくん。」 ゼロの前に、背中に鉄球をつけ、カウンターハンターのアジールの剣を右手に持ち、 左目に異様な眼帯をつけた謎のレプリロイドが立っていた。 ゼロ「誰だ、オマエは。」 ????「私はマスターズの全部隊を束ねるザイゴーと申します。 カウンターハンターの力を受け継ぐ者と呼ばれる事もありますよ、ククク・・・・。」 ゼロ「カウンターハンターだと!? 確か、エックスが倒したというあの!?」 ゼロは驚愕する。 ザイゴー「そのとうりです。 さあ、手加減無用で私を倒しなさい。 あくまで、私はあなたの力を試すつもりなのでね・・・・。」 ゼロ「望むところだ。 勝負!」 ゼロのZセイバーとザイゴーの剣が激突する。 ザイゴー「まだまだですね。 あなたの力はそんなものですか?」 ゼロ「なに!?」 ザイゴー「喰らいなさい、神空消!!」 ザイゴーが剣でゼロを叩き飛ばすと、ジャンプして、剣を振り上げ、大きな衝撃波を繰り出す。 ゼロ「ぐわぁ!!」 ゼロは衝撃波にやられ、致命傷を受けた。 ザイゴー「さあ、終わりです。」 ザイゴーは剣でゼロを突き刺そうとすると、ゼロはZセイバーで剣を受け止めた。 ザイゴー「まだそんな力が残っていたとは、以外ですねぇ。」 ゼロ「オレもオマエと同じでね。 オマエの実力を試しているのさ。」 ザイゴー「ほう。 いいでしょう、ならば、我が力で斬られるがいい。」 ザイゴーは宙返りをしながら、ゼロに向けて、黒い弾を撃つ。 しかし、ゼロはZセイバーで弾を跳ね返す。 そして、ザイゴーは宙返りをやめ、空中で体を止め、下に手の平から黒い弾を撃つ。 だが、ゼロは黒い弾を跳ね返す。 ザイゴーは地に立つ。 ザイゴー「なかなかやりますね。 では、これはどうですか?」 ザイゴーは背中の鉄球をゼロ目がけて振り回す。 ゼロは鉄球の鎖に野って、ザイゴーを斬ろうとするが、ザイゴーは剣でZセイバーを防ぐ。 ゼロ「素晴らしい! 素晴らしいですよ、ゼロ! アナタがここまでやるとは素晴らしい! アナタとの対決はこの胸に刻んでおきましょう!」 ザイゴーは消える。 ゼロ「ザイゴー・・・・。 あんな強いヤツは初めて見た。 とにかく、ゲイトを助けよう。」 ゼロはゲイトの部屋に行った。 ゼロはゲイトの部屋に行くと、黒いユニコーンのようなレプリロイドがゲイトに剣を突き立てていた。 ゼロ「オマエは誰だ!」 ????「私はギランスパイダーズ8の1人ブラッカン・ユニコス。 このゲイトくんにナイトメアウイルスver.2を作らせている。」 ゼロ「ゲイト! オマエは何故、こんなヤツの言いなりになっている!」 ゼロはゲイトに聞くとゲイトはその事を言った。 ゲイト「実はボクはこのレプリロイドにナイトメアウイルスを作らないと命はないぞって言われて、それで・・・・。」 ゼロ「ユニコス! 貴様、ゲイトを脅迫するとは許せん!!」 ゲイト「ゼロ・・・・。」 ゼロ「ゲイトを虐めて良いのはオレだけで充分だ!!」 ゲイト「ガーン。」 ゲイトは失神した。 ユニコス「ゲイトくんを失神させるとは・・・。 恐るべし、ゼロ。」 ゼロ「勝負だ、ユニコス!」 ユニコスは愛用の剣、ユニコーンソードを抜き、ゼロに襲いかかった。 だが、ゼロはユニコーンソードの刃を折り、ユニコスの体を斬った。 ゼロ「どうだ。」 ユニコス「ククク、どこを見ているんだ? 私はここだ。」 ゼロ「なに!?」 ゼロの後ろからユニコスが現れた。 ゼロがユニコスはニセモノだった。 ゼロ「くっ、デヤー!!」 ゼロはZセイバーでユニコスを切り裂こうとするが、ユニコスは片手でZセイバーを折り、ゼロの顔を殴った。 ゼロ「ぐはあ!!」 ユニコス「どうした、ゼロくん。 キミの力はそんなモノか。」 ゼロ「まだまだ。 オマエなんざオレ1人で十分だ。 Dグレイブ!」 ゼロはDグレイブを持ち、ユニコスに襲いかかった。 だが、ユニコスは愛用の槍、ユニコスソードロッドを構え、 ゼロを斬ろうとするが、ゼロのDグレイブに貫かれた。 ユニコス「バカな。 ゲイトくんにナイトメアウイルスを再開発させ、ナイトメアウイルスで世界を支配する作戦が・・・・。 申し訳ありません、ガルルノ様・・・・・。」 そう言うと、ユニコスは息絶えた。 ユニコスが倒されたことでゼロは「白馬光」を修得した。 ゲイト「うう、ボクは・・・。 グホッ!!」 ゲイトはゼロに殴られ、気絶した。 ゼロ「今日はこれぐらいにしておくか。」 ゼロはハンターベースに戻り、総監にゲイト研究所で起こったことを全て話した。 (自分がゲイトを失神させた事とゲイトを殴ったことを除く) 一方、エックスはケイン研究所に来ていた。

ステージ3[ケイン研究所]

エックス「ここがケイン博士の研究所か・・・・。 イレギュラーはいないようだ。」 エックスはケイン研究所の中を進んでいた。 ドーン エックス「ん?」 研究所の東から小さな音がエックスの耳に聞こえた。 エックスは東に行くと、謎のバッタ型のレプリロイドがケイン博士を鞭で叩いていた。 エックス「そこでなにをしている!」 ケイン博士「おお、エックス、グハッ! 久しぶりじゃな、ガホッ!」 エックス「ケイン博士を放せ!」 エックスはレプリロイドに向かって言うとレプリロイドは ???「離さねーよ、平和バカのエックス! 平和なんて大っ嫌いだい! 戦争はこのウォーズィー・ホッパードの健康だい! コイツを殺せば、世界のイレギュラーがオレを倒しに来て、戦争が起こるんだい!」 エックス「キサマ・・・・、戦争を起こすだと!? そんな事は絶対させない!」 エックスはエックスバスターを構え、ホッパードに戦いを挑んだ。 エックスはエックスバスターをホッパード目がけて撃つが、ホッパードは弾を避け、エックスを蹴りかかる。 だが、エックスはチャージバスターでホッパードの足を砕いた。 ホッパード「オレがあっけなく負けるとはウソだい!」 そう言うとホッパードは死んだ。 エックス「大丈夫ですか、ケイン博士!?」 ケイン「わしは大丈夫だ。 それより、ここの中心機関であるコンピュータールームに向かってくれ! イレギュラーのスピードン・クロウーがコンピュータルームを破壊しようとしている! ホッパードはクロウーの部下で、クロウーがコンピュータールーム破壊のための時間稼ぎにすぎん! おねがいじゃ、エックス! クロウーを倒してくれ!」 エックス「わかりました!」 エックスはコンピュータールームに向かった。 エックスはコンピュータルームに入った。 そこに両手にバスターを持ったカラス型のレプリロイドのスピードン・クロウーが待ちかまえていた。 クロウー「・・・・、キサマ、何やつ?」 エックス「オレはイレギュラーハンターのエックスだ! オマエを倒しに来た!」 クロウー「・・・・、なにをふざけたことを。 ・・・・、オマエは死ぬ。」 エックス「クロウー、勝負だ!」 エックスはエックスバスターを構え、クロウーを狙い、バスターを撃った。 しかし、クロウーは足でバスターの弾をはじき返した。 はじき返された弾はエックスに向けて飛んだが、エックスは弾を避ける。 エックスはチャージし、クロウー目がけてバスターを撃ったが、クロウーは弾を避けた。 クロウー「・・・・、キサマの力はそんなものか? 我が力を思い知らせてやろう。」 クロウーはツバサを広げ、両手のバスターをエックスに向けて連射した。 エックスはクロウーの弾を避ける。 エックス「フルチャージショット!」 エックスはフルチャージショットでクロウーを狙い、撃つ。 弾は、クロウーの体に命中した。 クロウー「グホッ! ・・・・、なかなかやるな。 ・・・・、ここからは本気で行くぞ。」 クロウーは翼の羽を、エックスに向けて飛ばした。 エックスは羽を避ける。 エックス(なんて強さだ。 避けるのが精一杯だ。 どうすれば・・・?) その時、エックスに通信が入った。 ガンD「聞こえるか、エックス。 オレだ、ガンDだ。」 エックス「ガンD!」 ガンD「アクセルとゼロがギランスパイダーズ8を2人も倒したらしい。 その1人のデータをオマエにやる。」 エックスは白馬光を修得した。 エックスは白く輝いていた。 クロウー「・・・・! ・・・・、それはユニコスのデータ! ・・・、ユニコスはやられたのか。 ・・・、だが、オマエは倒す。 ・・・・、それだけの事・・・・。」 エックス「行くぞ、クロウー! 白馬光!」 エックスは槍を8こ出し、槍を8方向に投げた。 槍の1つはクロウーの胸に刺さった。 クロウー「・・・・、なかなか良い勝負だった。 ・・・・、最後にオマエと戦えて礼をいう。 ・・・、このデータはオレとオマエの友情の証だ・・・。」 クロウー微笑みながら死んだ。 エックスはクロウーに「クロウウィングブレイク」をもらった。 エックスはケイン博士の部屋に行った。 エックス「ケイン博士! オレはクロウーを倒しました。」 ケイン「ごくろうじゃったのぅ。 そう、そう。 実はわしは長年間、マスターズのディノルメの事を調べていたんじゃ。 マスターズの事はシグナスに聞いておる。 なにか見つかったらすぐ知らせる。 エックス「わかりました。」 エックスはハンターベースに戻って、総監にケイン研究所で起きたことを報告した。

ステージ4[元レプリフォース本拠地]

ここは元レプリフォース本拠地「フォースメトロ」。 現在ここは、ギランスパイダーズ8最高のパワーを持つグランド・ライノーンが支配していた・・・・。 ライノーン「オラ、オラ、働けぇ!! 邪魔者を殺せぇ!! ここをオレ様の本拠地にするんだぁ!!」 ライノーンが元レプリフォースの軍人を奴隷にして、働かせている。 その様子を黒の混ざった紫のフードを着た男が観察していた。 フードの男「イレギュラーめ。 レプリロイドを奴隷にするとは・・・・。 オレ1人で殺す。」 フードの男はライノーンの前に現れた。 ライノーン「なんだ、テメェは!? 殺されてえのか!?」 フードの男「死にたくはねえ。 殺したいだけだ。」 ライノーン「なめんな、コラァ!!」 ライノーンがフードの男に向かってパンチした。 ライノーン「思い知ったかぁ!! この下等なレプリロイドォ・・・、って、ん!?」 ライノーンがパンチしたのはフードだった。 ライノーン「バカなぁ!! どこだぁ、レプリロイドォ!!」 ライノーンは辺りを見回すと、後ろからフードの男の声がした。 フードの男「オレはレプリロイドじゃない。」 ライノーン「後ろかぁ!!」 ライノーンは後ろに顔を向けると、ライノーンの目にフードの男の正体が見えた。 フードの男「人間だ。」 フードの男の正体は人間だった。 フードの男の意見は上半身に枯れた紫の花が描かれた革のジャンパーに紫のグローブと 下半身にはグロテスクな雰囲気を感じさせる血の色をした長ズボンと靴は泥だらけで、 顔は額に血で描かれた紋章と悲しそうな目をしていた。 フードの男「ちなみにオレの名はネロック・クロノーダ・エッジホールだ。 異名はメカ殺しのエジー。」 レプリロイド「メカ殺しのエジー!? 1000人のイレギュラーを素手で破壊したと云われるあのエジー!?」 エジー「そうだ。 オレはイレギュラーを全部で49999人も殺してきた。 コイツを含めれば50000人達成だ。」 ライノーン「ゲーヘッヘッヘ! 49999人も殺してきたなら、オレはイレギュラー1000000000000人分の力を持ってんだよ!! 恐れ入ったか、メカ殺しのエジーさんよう!!」 ライノーンはエジーに向けてパンチを繰り出すが止められた。 ライノーン「なんだとぉ!? クソがぁ、押してやるう!!」 ライノーンはエジーを押そうとするが、全く後退されている。 エジー「手加減してんのにオマエの力はそんなモノか?」 エックス「そこまでだ、イレギュラー!」 イレギュラーハンターのエックスがかけつけた。 エジー「オマエがエックスか。」 エックス「キミ! なにをやってるんだ、コイツはイレギュラー・・!?」 エックスはエジーがライノーンを押しているところを見た。 エジー「言っておくが、オレはメカ殺しのエジーだ。」 エックス「メ、メカ殺しのエジー! あのシグマの反乱で多くのイレギュラーを殺したというあの悪魔か!」 エジー「悪魔扱いか・・・。 オレは人間だ。 悪魔じゃねえ。」 エックス「しかし、イレギュラーとはいえレプリロイドはレプリロイドだ!」 エックスの発言にエジーは切れて、ライノーンを飛ばした。 ライノーン「ぐはぁ!!」 エジー「なんだと・・・・・・・・? レプリロイドはレプリロイドだぁ・・・・? 罪があるヤツ殺してなにが悪い!?」 エックス「罪があるとか無いとかが問題じゃない!! オレは戦いのために誰かが死ぬのは間違ってると言ってるんだ!」 エジー「戦いのために誰かが死んでいく・・・・・。 ウウウウ・・・・。」 エジーはなにかを思い出してるようだ。 ライノーン「勝負の邪魔じゃボケェ!!」 ライノーンはエックスに体当たりを繰り出すが、エックスはチャージショットでライノーンの肩を壊した。 ライノーン「ギャァァァ、ワシの肩がぁぁ!!」 エックス「それ以上、レプリロイドたちを傷つけるのはやめろ!」 ライノーン「なんじゃと、我!? ここをワシの本拠地にするのに・・・・・。 許さんぞ、コラ!!」 エックス「だからといって、レプリロイドたちを傷つけるな!」 ライノーン「奴隷として仕立ててんじゃい!! 傷つけるのとどこが違う!」 エックス「全て同じ事だ!!」 ライノーン「なんじゃと、コラ。 ぶっ殺すぞ。」 エックス「オマエは間違ってる。 それを力ずくで築かせてもらうぞ!」 エジー「ふん、奴隷か・・・・。 オヤジは立派な軍人だったな・・・。 優しい一面は一切なく、ただ厳しいだけのオヤジだったなぁ。 オヤジはオレにとって憧れの存在だった。 なのにそれをあの男が・・・・・・・・。」 アクセル「エックスー!」 ゼロ「エックス! 状況は!?」 エックス「今、コイツと闘っている! ゼロ、アクセル、力を貸して欲しい!」 ゼロ「わかった!(なんかエックスのヤツ、キャラ変わってるような・・・。)」 アクセル「了解!」 エジー(あれが赤いイレギュラーと恐れられたイレギュラーハンターゼロと 新世代型レプリロイドのプロトタイプアクセルか・・・・。) ライノーン「3人でワシに挑戦かぁ!? ちょうど良い、相手をしてやる。」 ライノーンは回復カプセルで肩を治し、エックスたちに勝負を挑んだ。 エックス「行くぞ、ライノーン! クロウウィングブレイク!」 エックスはバスター黒い翼のようなバスターに変化させ、バスターからカラスの羽の形をした弾をライノーンにぶつけた。 ライノーン「グハァ!」 ライノーンは大ダメージを受けた。 アクセル「カメレオンマシンガン!」 アクセルはアクセルバレットをカメレオンのような形状のマシンガンに変化させ、 マシンガンから緑色の弾をライノーンに向けて撃った。 ライノーン「いだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!!!!!」 ライノーンは大ダメージを受けた。 ゼロ「白馬光!」 ゼロはZセイバーを縦に回し、Zセイバーから白い槍を出した。 白い槍はライノーンに向けて放たれた。 ライノーン「ウギャァァァァァァァァァ!!!!!」 ライノーンは大ダメージを受けた。 ライノーンはもはや瀕死だ。 ライノーン「えーい、こうなったら奥の手じゃい!! 炎の亀の底力を見せるときが来たわボケェ!! 食らえ、ニードルライノセラスブレイク!!」 ライノーンは甲羅にトゲを出し、全身を炎で身を包み、3人に向かって、体当たりをした。 エックス「ウワァァァ!」 ゼロ「グハッ!」 アクセル「ギャァァァァ!!」 ライノーン「ハーハッハッハ、どうじゃ、奴隷ども、わしの底力は! コイツらみたいになりたくなければ働けぇ!」 レプリロイド「ヒィィィ、死にたくねえよぉ。」 その時、エジーはライノーンの前に立ちふさがった。 エジー「フフフ、キサマは炎の亀さんだったな? なら、オレは水の猿だ。」 エジ−はライノーンに向けて巨大水鉄砲を放つと、ライノーンの身を包んだ炎は消えた。 ライノーン「ワシの炎がぁぁ!!」 ライノーンはそう言った瞬間爆発した。 ライノーンが倒された事でエックスたちは「ライノセラスクロス」のデータをゲットした! ライノーンの残骸からは小さなバイオ液体のグラスが見つかった。 エジー「なんだ、これ?」 エジーはグラスの中を調べると何かが出てきて、空に消えていった。 エジー「・・・? とにかく、行くとするか。」 エジーは「フォースメトロ」を背にするとゼロが呼び止めた。 ゼロ「待て! オマエはメカ殺しのエジーだな。」 エジー「オレを1目で見て、オレの正体を見抜くとは・・・。 さすが赤いイレギュラーといわれた男だ。」 ゼロ「エジー、オマエは・・・、父親をイレギュラーに殺されたんだろ?」 エジー「!!!!!!!!」 エジーの体は氷づけになったように動かなくなった。 エジー「なぜ、それを知っている。」 エックス「ゼロ! どういう事だ!」 ゼロ「かつて、ここに戦争が起きた。 その戦争のことはオレも聞いてる。 その戦争でどの軍にも属さない孤高の軍人がいた。 その軍人の名はジャック・ウォージング・エッジホール。」 アクセル「エッジホールってメカ殺しのエジーの名前じゃん!」 ゼロ「ジャックは強く、ジャックに憧れを持つ者も多くいた。 だが、ジャックは謎のイレギュラーにより殺害された。」 エックス「・・・・・・・。」 辺りは呆然とした・・・・。 エジー「あの戦争を知ってるヤツがいたとはな・・・。 それで?」 ゼロ「オマエをイレギュラーハンターにしてやりたい。」 エジー「・・・・・。 なんだと?」 アクセル「何言ってんの、ゼロ!? コイツ、人間だよ!? 人間がイレギュラーハンターになれるわけないじゃん!」 エジー「良いだろう。」 エックス「!!!!」 こうして、エジーはイレギュラーハンターになった。 エックス「展開早いな・・・。」 シグナス「とにかく人間のイレギュラーハンターはエジーしかいないな・・・。」 シグナスはエックスからすでにフォースメトロの話を聞いていた。 その頃、マスターズの本拠地では・・・・。 ディノルメ「アァァーーー、敵が多くなったじゃねーか! どうしてくれる、ザイゴー! オマエがギランスパイダーズ8はオマエが指揮してんだろ!?」 ザイゴー「何故、私の責任になるのですか!? どういう理屈で私の責任になるのですか!?」 ディノルメ「なんとなく。」 ザイゴー「なんとなくで決めるな、このバカ野郎!! てゆーか、こっちには殺し屋がいるだろ!?」 ディノルメ「あー、オマエが雇ったアイツだろ!? ソイツがどーした。 ザイゴー「ソイツでゼロたちを倒すんだよ!!」 ディノルメ「あー、そうですか、すきに殺し屋送り込んでろ!」 ザイゴーが雇った殺し屋とは? まさか、ダイナモでは・・・・。

ステージ5[ハンターベース]

前回、エックたちの仲間になったエジーはエイリアに“ある部屋”の案内をされていた(強引に)。 エジー「おい、まだか? “ある部屋”ってトコは。(小声)」 エイリア「もうすぐよ。 エックスとゼロしか秘密にしてないけど貴方だけは特別なの。(小声)」 エジー「あー、そうですか。(小声)」 エイリア「ついたわ。 ここが“ある部屋”よ。(小声)」 エイリアのいう“ある部屋”とは倉庫の右隣にある不気味な部屋であった・・・。 エジー「“ある部屋”ってここかよ。(小声)」 エイリア「そうよ。 さ、入りましょ。(小声)」 エイリアとエジーは倉庫の右隣の部屋に行った。 すると部屋の中は明るくて、狭くて、あるのは小さな小型カプセルしかなかった。 エジー「あの〜、エイリアさん?」 エイリア「なに?」 エジー「この部屋のドア、不気味にした人誰ですか?」 エイリア「あのカプセルの中入ってるウイルス。」 エジー「は? ウイルスがドアを不気味な風貌にするって・・・・、聞いたこともねー!!」 ???「オラァ、そこぉ! ウイルスがドアを不気味したのがおかしいんかい、このボケがぁ!!」 小型カプセルの中から謎の声がして、カプセルの中から何かが出てきた。 出てきたのは小さな生物・・・、どこか可愛い異様な外見を持った謎の生命体であった。 エジー「アンタ、誰。」 ???「アンタじゃねー!! オレはな、この部屋の主のツーヴァウイルス!! ツーヴァと呼べぇ!!」 エジー「ツ、ツーヴァウイルスゥ?」 エイリア「ツーヴァと私は一昨日知り合ったの。 ツーヴァの話では元々ツーヴァはコサック博士の孫マストラが 平和のために作ったレプリロイドになるはずだったんだけど、間違ってウイルスになっちゃったらしいの。」 エジー「ふーん。」 ツーヴァ「そーゆーこった。」 エジー「なーにがそーゆーこっただ。 っておわぁ!!」 突然、ハンターベースに地震が起きた。 エックス「な、なんだ!?」 ゼロ「地震か!?」 ガンD「いや、これは地震じゃない! イレギュラーが地響きを起こしてるだけだ!」 ゼロ「なんだと!」 ドーーーーーーーーーン 今度はハンターベースの壁が崩れた。 ゼロ「なんだ!?」 エックス「ア、アイツは! S級ハンター以上の実力を誇るさすらいの殺し屋ガド!!」 ガド「フッフッフ、マスターズってヤツらに雇われたんでな。 イレギュラーハンターを全滅させれば賞金1,000,000,000,000,000,000,000だと。」 ゼロ「マスターズめ・・・。 殺し屋雇うとは汚いヤツらだ! 相手にとって不足はない。 勝負だ!!」 ガドとゼロの戦いが始まった。 だが、ゼロの方が攻められている。 ガド「はっはっは、どうしたぁ? おじけついたかぁ? ええ!? おじけついたんなら死ね、コラァ!!」 ゼロ「誰がおじけついたって!? 食らえ!!」 ゼロはZセイバーでガドの胸を突き刺すが、突き刺したのは残像で、 ガドは愛用の武器Gナイフでゼロを突き刺そうとするが、ゼロはZセイバーでGナイフの攻撃をガードした。 だが、皮肉にもZセイバーは折れ、ゼロの首にGナイフは刺さろうとした瞬間、小さなカプセルがGナイフを砕いた。 小さなカプセルはガドの体を貫いた。 ガド「バ、バカな・・・・!? ウ、ウイルスごときに・・・・。」 ガドは力尽き、爆発した。 ガドが爆発した直後、モニターに小柄なレプリロイドが映った。 ???「始めましてハンターの皆さん。 私がマスターズのボス、ゴントンです。」 シグナス「この少年がマスターズのボス・・・・!? 私がマスターズに潜入したときは顔は一切見られはしなかったが・・・・、まさか、この子がマスターズの・・・・。」 ゴントン「私はシグマのDNAを受け継いでます。 シグマは何度も蘇りました。 シグマが蘇った原因は7つあります その原因の1つはドラップラー博士です。 もう1つの原因は私が私が蘇らせたからです。 シグマは自分を蘇らせた“お礼”のかわりに私に自分のDNAを受け継いだのです。 その多の原因は未だ不明です。 そう、そう、4つの地域にイレギュラーを送り込みました。 4つの地域で暴れてるイレギュラーたちを倒せば私たちのアジトを教えてあげます。 そうだ、私の目的も言っておきましょう、私の目的は世界征服です。 では。」 モニターは切れた。 ゼロ「ボスへの挑戦状代わりってわけか。 へっ、おもしれェ!! 受けて立つぜ。」 エックス「あの男の思いどうりにはさせない!」 シグナス「もりあがってるところ、すまないのだが・・・・。」 エックス「なんですか?」 シグナス「アクセルがアジトに行くって言いながら真っ先に行ってしまった。」 ゼロ「ならば、アクセルを追うぞぉ!」 エックス「すぐ戻ってくるからいいだろ。」 アクセルを追おうとするゼロをエックスが引き止める。

ステージ6[エリアエニグマ]

エックスはエニグマ粒子砲のある場所エリアエニグマに訪れた。 エックス「ここは確か、粒子砲エニグマがあったな・・・・・。 しかし、何故、マスターズはここを・・・・・・?」 そこへエックスの前に頭に角を5本生やしていて、右手にバスターを装備している目の黒いレプリロイドが ???「フッフッフ、エックスではないか。 始めまして。 我が名はギランスパイダーズ8が1人、バスタード・クロノワール。 ここを占拠すれば粒子砲エニグマのコントロールは簡単だ。 え? エニグマをどうするかって? それはエニグマを兵器に改造し、戦争を始める。 といっても、私は粒子を集めるために派遣されたのだからな。 エックスよ、我が部下のメカノーン・スパイダムと遊んでるがいい。 私はここの粒子を集め、偉大なるボスに献上するのだ。」 そう言うと、クロノワールは姿を消した。 エックス「オマエはイレギュラーハンターのメカノーン! なぜ、オマエがマスターズの手下に!?」 スパイダム「オラはオメーを倒すためにマスターズの一員になっただ。 なんで、オメーは自分の力に誇りを思わねーだ? 力だけが正義だ。 全ては力だけでねじ伏せる世になっただ。 だから、オメーは力で全てをねじ伏せるだ。」 エックス「力だと・・・・・・・? ふざけるな!!!! オレは何かを失うのはもう見たくないんだ!!」 スパイダム「力以外のモノはみんな捨てれば良いだ。」 エックス「捨てる!? じゃあ、オマエは捨てたのか!? 力以外のモノを!? だったら、イレギュラーハンターになったのは何故だ!?」 エックスの怒りの発言にスパイダムは答えた。 スパイダム「力が欲しいだけでハンターになっただ。」 エックス「ふざけるな・・・。 オマエの求める力は人を殺めるだけの物だ!! オレの力は平和のためだけに有るものだ!! オマエにはイレギュラーハンターの資格はない!! くらえ、スパイダム! フルチャージショット!!!!」 エックスはスパイダムに向けてフルチャージショットを放った。 スパイダムは爆発し、消滅した。 エックスはスパイダムの残骸を背に奥に進んだ。 奥に進むと、そこにはクロノワールがいた。 クロノワール「よく来たな、エックス。 さあ、勝負だ。 いくぞ!」 クロノワールは素速い動きでエックスを圧倒する。 エックス(速い! どうすれば・・・・・。 そうだ、弱点武器だ! ヤツの弱点はわからないが、ライノセラスクロスで倒す!)「ライノセラスクロス!」 エックスは体を十字に広げ、エックスバスターを巨大化させ、 エックスバスターのライノセラスクロスバスターをクロノワールに向けて放った。 エックス「ライノセラスクロスバスター!!!!!!!」 クロノワール「グワァァァァァ!」 クロノワールは大ダメージを受け、瀕死になった。 クロノワール「お、己ぇ! 我がバスターとキサマのバスターの力がどちらが勝っているのかで勝負だ!」 エックス「良いだろう、クロノワール。 フルチャージショットで倒す!」 エックスとクロノワールはバスターを構えた。 エックス&クロノワール「フルチャージショット!!」 エックスとクロノワールは同時にフルチャージショットを繰り出した。 クロノワールのフルチャージショットはエックスのフルチャージショットによりかき消され、 クロノワールはエックスのフルチャージショットにより体を撃ち抜かれ、死に絶えた。 クロノワールが倒されたことにより「クロノスノワールブレイク」のデータが手に入った。 エックス「ゼロ・・・・・・、無事にいてくれ。」 エックスはゼロの無事を祈りながらクロノワールのAIサンプルを回収した。 ディノルメ「よう、久しぶりだなぁ、エックス!」 エックス「ディノルメ! キサマ、何しに来た!?」 ディノルメ「なにしにってさあ、そりゃぁ、あれだろ、オマエを倒しにきたんだろーがーーーー!!!!」 ディノルメはエックスに向けて波動拳を繰り出した。 エックスはディノルメの波動拳をジャンプで避けた。 ディノルメ「昇竜拳!!!!!!」 ディノルメはエックスに昇竜拳を繰り出し、エックスはディノルメの昇竜拳に大ダメージを与えられ倒れた。 エックス「強い・・・・!」 ディノルメ「どーした、エックス! これで終わりかぁ? これがあのシグマを倒してきた英雄の力かぁ? オレを失望させんなよ、コラァ!」 ディノルメはエックスの顔を蹴った。 エックス「だあっ!」 エックスは立ち上がり、ディノルメの顔を殴った。 ディノルメは反撃し、エックスの腹を殴った。 エックスも負けずにディノルメの肩をバスターで撃った。 ディノルメ「死ねぇ、エックス!!」 ディノルメはナイフでエックスの腹を切った。 エックス「グハァッ!! まだだ、まだ、負けない! ウオォォォォォ!!!」 エックスは左手をバスターにして、両手のバスターの弾をディノルメにぶつけた。 エックス「ダブルチャージエックスバスター!!」 ディノルメ「グホォッ!」 ディノルメはダブルチャージエックスバスターにより大ダメージを受け、倒れた。 ディノルメ「やっぱ、テメーはDr.ライトが創ったロボットか・・・・・。 コイツはやっぱ、ボスに報告しないとねえ。 じゃあな、エックス。 また会おうぜ。」 ディノルメはマスターズの基地へ帰った。 ガンD「ガンDだ。 エックス、状況は?」 エックス「ガンD、ディノルメと闘って、勝ったところだ。 ヤツは強い。 今そっちに行く。」 エックスはガンDに連絡をとると、 エックスはハンターベースに帰還した。 その頃、ゼロは謎のフード女と闘っていた・・。

ステージ7[超巨大衛星ファイナルサテライト]

ゼロは謎のフード女と闘っていた。 何故、闘っているのかは、今から30分前の出来事が話してくれる。 30分前、ゼロは超巨大衛星ファイナルサテライトに来ていた。 ファイナルサテライトとはレプリフォース壊滅後に出来た全長3000メートルを誇る宇宙衛星である。 ゼロ「ここがファイナルサテライトか。 ギランスパイダーズ8のヤツらめ、ここを支配してどうする気だ。」 ゼロがそう言った瞬間、カマキリとケンタウロスの外見を合わせたようなレプリロイドが現れた。 ???「やあ、やあ、我こそはギランスパイダーズ8親衛隊隊長カマキリンガー・ケンタウロースなり! ここのボスにして我こそが信頼するバウニング・ドラゴングー様はここのコントロールルームに行かれた。 ここを支配すれば、この衛星のレーザー砲のコントロールなど簡単同然!! レーザー砲でイレギュラーハンターの基地を破壊すれば我々マスターズの計画に障害はなくなる!!」 ゼロ「そうはさせるか!」 ゼロはZセイバーを構え、ケンタウロースを切り裂こうとするが、 ケンタウロースは左手の鎌でZセイバーの刃を折り、右手の鎌でゼロを切り裂こうとする直前、 ケンタウロースの顔に大きな穴が空き、ケンタウロースは死んだ。 ケンタウロースの穴はゼロバスターのチャージショットによる穴であった。 ゼロはコントロールルームに向かった。 ゼロはコントロールルームに来た直後、 全身が炎の紅蓮の色に包まれた巨大な龍のメカニロイドのドラゴングーがゼロの前に現れた。 ドラゴングー「ワシがドラゴングーだ。 ディノルメ様に忠誠を誓いし者。 ゼロ、キサマを殺す。」 ドラゴングーは口から業火の炎を吐き、業火の炎はゼロを包み込んだ。 だが、ゼロは白馬光で炎をかき消した。 ゼロはドラゴングーの首を切り裂いた。 ドラゴングー「グワァァァァ! ディノルメ様ぁぁぁぁぁ!」 ドラゴングーは死んだ。 ゼロ「以外とあっけなかったな。 ん!?」 ドラゴングーを倒した直後、殺気に満ちた気配がした。 殺気がした方から、大剣を持った謎のフード女が出てきた。 そして今、謎のフード女と戦っている。 ゼロ(なんだ、この女? コイツから懐かしい匂いがする・・・・・。) ゼロはそう思うと、一瞬よろめいて、謎のフード女はその一瞬のスキにゼロを斬りかかったが、 ゼロはDグレイブで謎のフード女の右肩を貫いた。 謎のフード女「ングッ!」 謎のフード女はコントロールルームを飛び出した。 ゼロ「待てっ!」 ゼロは謎のフード女を追いかけるが、フード女はファイナルサテライトから出た後だった。 ゼロ「チッ、見失ったか。」(あの女・・・・・、どこかで会っていた気がする。) ガンD「ゼロ、聞こえるか? 状況は?」 ゼロ「フードの女と戦ったところだ。 その女、初めて会った気がしないんだが・・・・。 とにかく、今、そっちに向かう。」 ゼロはハンターベースに戻った。 その頃、マスターズの基地では、ザイゴーが謎のフード女を迎えていた。 ザイゴー「フフフ、お帰りなさい、愛人との再会はどうでしたか? アイリス。」 アイリス「・・・・・・・・。」 ザイゴー「まあ、答えるわけありませんね。 なにせ、アイリスは私の思いどうりに動く心の欠片もないただのロボットですからね。 このアイリスはコイツの亡骸に戦闘プログラム以外のモノを解除して、 私の命令プログラムを植え付けた究極のレプリロイド。 ま、究極といっても、ディノルメの足元には及ばないモノですけどね。 ハーハッハッハッハッハッハ♪」 5分後、ザイゴーはアイリスの件をディノルメに知られた事は言うまでもない。

ステージ8[デストクラウンテッドランド]

アクセルは今超大人気の遊園地[デストクラウンテッドランド]でイレギュラー反応が入り、 アクセルはその調査に来た。 アクセル「うーーーーーーん、ここにイレギュラーがいるわけ無いと思うけどなぁ。 ん?」 アクセルが右を振り向いた瞬間、[マスターズLOVE]と書いてあるハチマキを 普通のレプリロイドの頭に巻いた胴体が風船みたいに大きくて、両手両足も 大きい巨大レプリロイドがアクセルの目に入った。 アクセル(怪しいヤツ出たーーーーーーーー!!) 巨大レプリロイド「ん? なんだい、キミ? もしかして、イレギュラーハンターのアクセル君かい? なら、キミに風船あげるよ。 ボク、バルーン・デッカキーっていうんだ、四六死九ね。」 バルーン・デッカキーはそう言うと、アクセルに風船を差し出した。 アクセル「あの、そのハチマキなんですか?」 アクセルはデッカキーにハチマキについて質問すると、デッカキーは頭を下げながら、 自分がマスターズのギランスパイダーズ8の1人だという事をアクセルに白状し、自分を殺めろと言った。 デッカキー「そうか、ボクを殺してくれ! ボクはイレギュラーだ、イレギュラーは所詮、イレギュラーハンターに殺されるんだ、 頼む、ボクを殺してくれぇ!」 アクセル「はい。」 アクセルは即答した。 デッカキー「ああ、これでボクも罪を償える・・・・・。」 デッカキーは、手を広げ、自分が死ぬ事を覚悟し、嬉しそうな表情をして、死のうするが・・・・・・・。 ????「待て!」 エックスが駆けつけて、アクセルを止めた。 エックス「はあ、はあ、デッカキー! オマエの罪はあらゆる人を騙していた罪だけだ。 オマエは人を騙す罪を背負って死ぬつもりか! オマエ確かにマスターズのメンバーだが、オマエはイレギュラーではない! オレは、オマエをイレギュラーハンターにする!」 デッカキー「でも、ボクはマスターズのメンバーだ、 ボクはマスターズに入団したのは、イレギュラーに憧れていたんだ。 全てはイレギュラーの力を手に入れるため・・・・・。 でも、ボクは「力を手に入れてなんになる、得る物は力しかない、 失う物は多い。」と考えるようになった・・・・。 ボクは最後で良いから、この遊園地を立ち上げた・・・・・。 イレギュラーハンターがボクを殺しに来るまで、沢山の人の笑顔を見てみたかった・・・・。 それも今日で終わりだな・・・・・。 さあ、ボクを殺してくれ、エックス・・・・・。」 パァン! エックスは、デッカキーの頬を打った。 エックス「バカ野郎! マスターズなんか辞めて、やり直して、この遊園地を続けろ! 必ずオマエをイレギュラーハンターにしてみせる! それまで、この遊園地を続けろ!」 デッカキー「エックス・・・・・・・。 わかったよ・・・・。 ボクはこの遊園地を続けるよ・・・・・。 この遊園地はミンナの物だ、イレギュラーハンターになるまで、ボクは死ぬわけにいかないよ・・。 ボクはマスターズは辞めるよ。」 デッカキーは、豊かな表情をして、笑っていた・・・・。 アクセルは、心の中で(ボクの出番は無いのかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!)と叫んだ。 その頃、あるビルの頂上では、ガルルノが雄叫びを上げていた。 ガルルノ「ウオォォォォォーーーーーーーーン!!!!」

ステージ9[タワー・オブ・グランドギガヘルズ]

ここは連合政府の上に君臨するハリスト・クライネッチが社長を務める会社 「グランドギガヘルズ会社」の総本部である超巨大ビル「タワー・オブ・グランドギガヘルズ」。 ここの屋上で、ガルルノがいるという情報をつかんだイレギュラーハンター 総監シグナスは、S級ハンターのエックスとゼロ、アクセル、そして、エジー達を タワー・オブ・グランドギガヘルズに送り出した。 エックス「ここにギランスパイダー8のリーダーガルルノがいるのか・・・・・・・。 ヤツはここの研究者だった「ハリルド・ギガ・コサック博士」に作られてすぐに、 イレギュラーに生みの親を殺され、それ以来行方不明になったそうだ。」 ゼロ「行方不明の間にガルルノは、マスターズの連中になってたのか・・・・・。」 アクセル「そんな話し、あとにして、エレベーターで屋上に上がろうよ。」 ゼロ「そうだな。」 エックス達はエレベーターでタワーの屋上へ向かった。 屋上へ着いた直後、そこにガルルノがいた。 ガルルノ「・・・・・・・ほう。 誰かと思えば、S級ハンターの3人とメカ殺しのエジーか。 ・・・・知ってると思うが、オレはイレギュラーに生みの親を頃殺された。 それ以来オレはレプリロイドを信用しなくなった。 ・・・・ハンター共、オレの悲しみがわかるか? 母を殺されたオレの悲しみがわかるか?」 エックス「・・・・・・母?」 ガルルノ「そうだ。 我が制作者ハリルドは女だ。」 アクセル「女だったの!?」 エジー「オマエら知らなかったのか? ハリルド・ギガ・コサックはオレの養母で、世紀末の美女と呼ばれた天才科学者なんだぞ。」 ゼロ「オマエの養母だったのか・・・。」 エックス「それはともかく、ガルルノ、オマエはすでにイレギュラーだ! 制作者を失ったオマエの気持ちはわかる・・・。 だが、今のオマエは自分の制作者を殺めたイレギュラーと同じだ!」 ガルルノ「・・・・・・いや。 違うな。 マスターズの者達はイレギュラーではない。 あのディノルメとザイゴーだけはイレギュラーそのものだがな。」 エックス「ふざけるな、イレギュラー! マスターズのメンバーはデッカキー以外、みんな敵だ!」 ガルルノ「・・・デッカキー? ・・ああ、あの風船野郎か。 あの野郎はお人好しだ。 ヤツにマスターズのメンバーの資格もない、ヤツはただのゴミクズ・・・・・。 そう、レプリロイド以下のロボットだ。」 エックスは、ガルルノの発言に怒った。 エックス「レプリロイド以下のロボットなんて最初っからいやしない! オマエはただのイレギュラーだ!! ガルルノ! オマエを倒す!!!!」 ガルルノ「・・・・・・・フッ、望み通り、オマエ達との戦いを引き受けよう。 ・・・ただし、卑怯なる戦いをなぁ!!」 ゼロ「いや、堂々とした戦いで行こうぜ、狼さん。」 ガルルノは、素速く動き出し、ゼロとエックスに向けて両手の爪で2人を刺そうとする。 だが、ガルルノの爪はエジーの鉄拳により破壊されるが、再生する。 エジー「再生する爪・・・・・、あの再生する妖爪「再爪(サイソウ)」か。」 ガルルノ「・・・・その通り。 ・・・・オレはマスターズのメンバーとなった直後、この再爪をボスに捧げられたのだ。 まあ、そんな昔話は止めにして、続きと行こうぜぇ!」 ガルルノの右手の再爪がエジーの右肩に迫る。 だが、エジーの右手がガルルノの再爪を止めた。 エジーの左手での鉄拳は、ガルルノの腹を殴った。 ガルルノ「ぐはぁっ! クソが、我が再爪で・・・・・・キサマを切る!」 ガルルノの左再爪は、エジーの左手に傷をつける。 エジー「クッ、これで喰らえ!」 エジーの左手による左フックにより、ガルルノの左手 は破壊された。 ガルルノ「・・・・・・オレの左手を破壊するとは、なかなかやるな。 今度はこっちの番だ。 デスウルフ・カッター・ブーメラン!」 ガルルノは右手の再爪を振り再爪から波状の爪が飛び出し、エジーの両肩に傷を負わせた。 エジー「グッ!」 エックス「エジー、大丈夫か!」 エジー「オレは大丈夫だ。 ヤツは・・・・強い!」 ガルルノ「・・・・両肩を失っては手も動くまい。 デスウルフ・リローディング・ハンド!」 ガルルノの左手が再生し、左手の再爪も蘇った。 ガルルノ「喰らえ、デスウルフ・・・・・。」 ガルルノがそう言いかけたとき、ハンターベースからカプセルが飛び出し、 ガルルノの再爪を取って、再爪をガルルノに向けて投げつけ、投げられた再爪はガルルノの体に刺さった。 ガルルノ「グハッ!」 カプセルはハンターベースに戻った。 ガルルノ「・・・ここで負けてたまるか・・・・・! 我が真の姿を・・見せてやろう! デスウルフ・チェンジ・ガルガーダー!!」 ガルルノの体がベルガーダーに似た狼型レプリロイドに変わった。 ガルルノ「これこそが我が真の姿・・・・・・・ガルガーダーだ!! ・・さあ、ここから本番だ。 行くぞ、イレギュラーハンター!」 エックス「これで終わりにするぞ・・・・ガルルノォ!」 ガルガーダーが口の牙をエックスに向けて、噛みつこうとする。 だが、エックスはガルガーダーを避け、バスターで攻撃するが、ガルガーダーにはダメージを与えられない。 アクセルはアクセルバレットを連射して、ガルガーダーを攻撃するが、ガルガーダーにはダメージを与えられない。 その時、ゼロがエックスに向けて、Zセイバーを投げ、エックスはZセイバーを受け止め、ガルガーダーの胴体を真っ二つにした。 ガルガーダー「ぐわぁぁぁ! ・・・・・・フッ、見事だ・・・・・、イレギュラーハンター。」 ガルガーダーは元の姿であるガルルノに戻り、爆発した。 エックス「さらばだ・・・・・・ガルルノ。」 エックスはそう行った瞬間、ディノルメが現れた。 ディノルメ「よ〜、エックス。 1つ言っておくけどなぁ、ガルルノの制作者殺したの、オレなんだよな〜。」 エックス「なんだと!?」 エジー「キサマがオレの養母を・・・・・!」 ディノルメ「ん? オマエ、コサックの義理の子どもか? アイツは最後の最後までオマエを愛していたぜぇ。 オレはあのババアが嫌いでね。」 エジー「ほう、ババアだと? オレが養母がババア・・・・? ぶっ殺しても良いか、テメー。」 ディノルメ「聞こえましぇーんでした。 じゃ、さよなら。」 ディノルメは瞬間移動でマスターズの基地に戻った。 エックス「待て! ディノルメ・・・・・・・。 ヤツは人間1人の命をなんだと思ってるんだ! 許せない・・・・・・・・! 絶対に倒す!!」 エックスはディノルメを倒すことを決意した。 その後、ハンターベースに戻ったエックス達はシグナスにタワー・オブ・グランドギガヘルズで怒った事を全て話した。 その頃、マスターズの基地では・・・・・。 ザイゴー「ククク、アイリスよ。 オマエは私の物にあるのだぁぁぁ。」 ザイゴーに操られているアイリスは一切感情を出さない。 ディノルメ「クックック。 オレたちの計画も順調だねぇ。 あとはイレギュラーハンターを抹殺するだけだぜ。 ヒャーハッハッハッハ!」

ステージ10[マスターズフォートレス]前編

ここはハンターベース。 エックス「ギランスパイダー8を倒したのに・・・・・・、 何故、マスターズは自分たちのアジトを教えないんだ!」 ゼロ「一体、いつ映像を出すんだ!!」 アクセル「待ちくたびれるな〜。」 ????「映像はあと5分だよ〜。」 エックス「あ、デッカキー。」 ちなみにデッカキーは先日にイレギュラーハンターになったのである。 デッカキー「ボクは、ゴントンの下にいたから、ゴントンの出す映像の時間分かるよ〜。」 エックス「あと、5分か・・・・。」 5分後・・・・・・。 エックス「いよいよ5分後になったな。」 エックスがそう言った直後、ハンターベースの映像にゴントンの姿が映った。 ゴントン「イレギュラーハンターの皆さん。 ギランスパイダー8を倒したそうですね。 デッカキーを除くギランスパイダーズ8を。 まあ、デッカキーはともかく、我々のアジトを教えましょう。 我々のアジトは月のシグマパレスの辺りにあります。 ではさようなら。」 ゴントンは手を振り、映像にゴントンの姿は消えた。 ゼロ「よーし、敵の本拠地が分かったところでマスターズの本拠地に行くぜぇ!!」 エックス「ああ!!」 アクセル「へへーん、んじゃ行きますか!」 エジー「今回もオレも行こう。」 デッカキー「僕も行くよ!」 皆がエイリアは盛り上がってる時、エイリアはツーヴァの部屋に行った。 エイリア「ツーヴァ、貴方はエジーと同行しなさい。 私もサポートするわ。」 ツーヴァ「了解いたしたぁ!」 ガンD「ん〜じゃ、月へ転送する! 転送先「マスターズフォートレス」! システムオールグリーン・オブ・ファイナル! 転送!」 エックス「行くぞ・・・・・・、皆!」 ゼロとアクセル、デッカキーとエジー「おう!!!!!」 エックス達はマスターズフォートレスへ転送された。 シグナス「頼んだぞ・・・・・・、皆!」 シグナスは敬礼した。 マスターズフォートレスに転送されたエックスたちはマスターズフォートレスの2人の番人と遭遇していた。 番人A「HEY、YOUたちぃ、MEたちの矛に刺されてみないかい? 楽々〜にHEVENに行けるぜい。」 番人B「お主、裏切り者のデッカキーか。 ちょうど良い、お主を殺したかったところだ。」 ゼロ「こんなヤツら、オレ1人で十分だ。」 番人A「ワ〜オ、YOUはイレギュラーハンターのゼロじゃねーかい! MEは前からYOUを斬り込みたい気分だったぜい!!」 番人B「まあ、いい。 参る!」 2人の番人の2つの矛がゼロに迫るが、ゼロはZセイバーで矛を斬り、2人の番人の体を一瞬で真っ二つにした。 エジー「さすが、S級イレギュラーハンター。」 ゼロ「言っただろ? こんなヤツら、オレ1人で十分だと。」 エジー「まー、いい。 行きますか。」 エックスたちはマスターズフォートレスの入り口に入ったのであった・・・・・・・。 エックスたちがマスターズフォートレスの入り口に入った先にはDと書かれた灰色のドア、 Zと書かれた紫のドア、Gと書かれた白黒のドア、Bと書かれた虹色のドアの4つのドアがあった。 エックス「デッカキー、この4つのドアはなんだ?」 デッカキー「この4つのドアはみんな、幹部の部屋に通じるんだ。 灰色のドアはディノルメの部屋、紫のドアはザイゴーの部屋、白黒のドアはゴントンの部屋、 虹色の部屋は自称「マスターブレイン」のバグダマン教授の部屋に通じるんだ。」 エジー「バグダマン? 聞いた事がある。 ヤツはレプリロイドをイレギュラー化するパーツを作ったマッドサイエンティストらしいぜ。」 ゼロ「ふん、そんな事はどうでもいい。 オレはザイゴーの部屋に行く。」 エックス「オレはディノルメの部屋だ。」 アクセル「ぼくはゴントンの部屋。」 デッカキー「ボクもアクセル君と同じ部屋にするよ。」 エジー「オレはバグダマンの部屋にしとく。」 エックス「行くぞ、みんな! マスターズとの最終決戦だ!!」 ゼロとアクセル、デッカキーやエジー「おう!!」 そして、エックスたちはそれぞれの部屋に入ったのであった・・・・・。 エジー「真っ直ぐに行けば、ボスだな? バグダマンとかいうマッドサイエンティストなんざ、オレ1人で充分・・・・・・・、って、いでっ!!」 あるカプセルがエジーの頭を叩いた。 ツーヴァ「おい、エジーくん? オレ1人で・・・・・・、なんだって?」 エジー「テメェ・・・、いつのまに来やがったんだ?」 ツーヴァ「テメーの後、ついてきたんだよ。 ま、さっさと行こーぜ。」 エジー「ああ。」 エジーとツーヴァは真っ直ぐに進んだ。 エジー「おら、バグダマン教授、アンタを地球に力ずくでぶっ飛ばしに来た、 さっさとマスターズの一員なんか辞めて地球に帰れ、カス!!」 ?????「誰がカスだって? この下等な人間め!!」 白黒の研究服を着た冷酷な表情をしているレプリロイドが立っていた。 エジー「テメーがバグダマンか? 予想通り、マッドサイエンティストの面してんな、テメーは。」 ?????「いかにも! 私はイレギュラーという名の聖なる者たちの秩序を守りし者バグダマン!! マッドサイエンティストなどではない・・・・・、ん!? そこのガキは、エッジホールの息子か!」 エジー「オヤジを知ってるのか!?」 バグダマン「ああ、知ってるとも。 オマエの父親は最後まで哀れだったよ。 私に協力もしないヤツだった。 人に協力もしない者・・・、私はそんなヤツは大嫌いだ。 私はヤツをこの手で殺したよ!! ヤツの血は素晴らしい色をしていた! フハハハハハハ!!!!」 エジー「き、キサマが・・・・、オヤジを殺した張本人か!!」 バグダマン「ああ、そうだよ? だから、どうしたんだ。」 バグダマンはエジーの怒りをあざ笑うように、笑いながら、言った。 エジー「殺す!!」 エジーはそう言うと、バグダマンに蹴りをかまそうとするが、バグダマンは消えた。 エジー「どこだ、バグダマン!!!! 姿を見せろぉ!!」 バグダマン「ここだよ。」 真上からバグダマンの声がして、エジーが見上げると、 真上にはワイリーカプセルのような浮遊型メカに搭乗したバグダマンがいた。 その頃、アクセルは車椅子に座っているゴントンと対峙していた。 ゴントン「フッフッフ、貴方が私と同じ新世代型レプリロイドのプロトタイプ、アクセルですか?」 アクセル「ぼくと同じ・・・・・? どういう事だ!!」 ゴントン「ふん、新世代型レプリロイドが1人だけだと思うなよ、アクセル。 私は新世代型レプリロイドのプロトタイプだが、不良品にされ、ゴミ扱いされた。 そんな私の気持ちがキサマに分かるか!?」 アクセル「分からないね。 君のようなイレギュラーの気持ちなんて。」 デッカキー「オマエがどんな思いをしていようと、どんな過去をしていようと、ボクはオマエを許さない!!」 ゴントン「裏切り者に言われたくないわ!! 我が力を、我らマスターズの力を見るが良い!!」 そう言うとゴントンは、車椅子を変形させ、巨大化させ、8つの龍の頭を出し、 1つを除く頭の上には、デッカキーを除くギランスパイダーズ8のアーマー (頭部、脚部を除く)がくっついていた。 ゴントン「これぞ、我がメカニロイド[コントンナルヤマタノオロチ]!! さあ、かかってこい、イレギュラーハンターども!!」 その頃、ゼロはザイゴーと対峙していた。 ゼロ「久しぶりだな、ザイゴー。」 ザイゴー「ええ、久しぶりですね、ゼロ。 あなたとの戦いを心から待っていましたよ。 いざ、勝負!」 ザイゴーは剣を上げると、アジールのパワーアップバージョンと サーゲスのマシンを組み合わせたようなマシンに乗った。 ゼロ「ふん、そんなデカブツでオレを倒そうってのか、上等だ、おもしれぇ!!」 ザイゴー「この私のマシン[カウンターマシーン]の力を受けてみよ、ゼロ!!」 その様子を見ていたのはザイゴーの機械人形と化したアイリスであった。 アイリス「・・・・・・・・・・ゼロ? !?」 アイリスは頭を抱え込み、倒れた。 その頃、エックスはディノルメと対峙していた。 エックス「ディノルメ! キサマは人間を殺したな!」 ディノルメ「だからどーした、コノヤロー!! 処分したきゃ、しろよ、コラ!! ぶっ殺すぞ、エックス!!」 ディノルメは両手にシグマのクローを装着し、シグマのビームサーベルを構えた。 エックス「勝負だ、ディノルメ!!」 エックスはエックスバスターを構えた。

ステージ10[マスターズフォートレス]後編

エジー「おらぁ!!」 エジーはバグダマンの乗ってるカプセル型メカ(バグダマンカプセル)に昇竜拳を繰り出すが、 バグダマンカプセルはエジーの後ろに瞬間移動し、エジーにタックルした。 エジー「ぐわぁ!!」 ツーヴァ「エジー!」 バグダマン「フハハハハ! 素晴らしい!! 素晴らしいザマだよ、人間の倒れるザマは素晴らしい!! オマエなど私1人で十分だ!」 バグダマンは、エジーの倒れた姿を見て、それをあざ笑う。 ツーヴァ「ヒデェ悪魔だな、テメーは。 まさにイレギュラーだ。」 バグダマン「なんとでも言え、ウイルスのなり損ないめ!」 バグダマンカプセルはツーヴァの前に瞬間移動し、タックルしたが、ツーヴァはカプセルに身を包み、 避けて、バグダマンカプセルにタックルにより、一部を破壊された。 バグダマン「我がバグダマンカプセルの一部を破壊するとは・・・・、なんというウイルスだ。」 ツーヴァ「カプセルごとテメーを破壊してやる!! ツーヴァはバグダマンカプセルに突っ込むが、エジーの真上に瞬間移動し、 エジーを潰そうとするが、エジーは立ち上がり、ヘディングでバグダマンカプセルを破壊した。 バグダマン「アァァァァァ!!!! 我がバグダマンカプセルがぁぁぁぁ!!」 エジー「親父の仇だ。」 エジーはバグダマンの両肩を回し蹴りで破壊し、バグダマンの胴体を右ストレートで貫き、アッパーでバグダマンの頭をぶっ飛ばし、バグダマンの胴体を下半身ごと、 かかと落としで破壊した。 そして、エジーは落ちてくるバグダマンの頭をキャッチし、握り潰した。 バグダマン「ウギャァァァァァァァァ!!!!!!!」 握りつぶされた直後のバグダマンの悲鳴はマスターズフォートレスに響き渡った。 エジー「親父・・・・・。 アンタの仇はとったぜ。」 エジーは上を見上げ、小さな声で天国にいる父親に伝えた。 ゴントン「フハハハハハ!! なんだ、その程度か!? 正統なる新世代型レプリロイドのプロトタイプの力は! そして、そのザマはなんだ!? まるで、ゴミを見ているようだ! クハハハハハハ!!」 ゴントンの視界には膝をつき、傷だらけのアクセルであった。 アクセル「今まで楽勝だったのに、あんたみたいなヤツは初めてだよ。」 ゴントン「そうだろう!? 世の中、楽じゃないんだよ!! 世界はヒドいんだぞ!! 暴力と殺戮と虐めと破壊だけの世界を守るオマエ、いや、イレギュラーハンターどもはバカだと思うか!? 思うだろう!? 楽じゃない世の中を、世界を楽にする・・・・。 それが我らの願いだ!! フハハハハハ!!」 アクセル「世界が・・・・・・、なんだって?」 アクセルが静かに怒りながら、ゴントンに問う。 ゴントン「暴力と殺戮と虐めと破壊の世界と言ったんだよ!!」 アクセル「世界が暴力と殺戮と虐めと破壊だけ? ふざけるな・・・・・。 確かに世界は暴力や殺戮、虐めと破壊の世界かもしれない・・・・・。 でも、ぼくはレッドっていう人に拾われた。 レッドといるうちにぼくは世界に優しさや、友情がある事を学び、レッドに憧れを抱き始めた・・・・・・。 でも、レッドは死んでだ。 レッドは最後まで世界を愛した。 レッドが愛した世界を守るハンターが、バカなわけないだろぉ!!」 ゴントン「だから、バカなんだよ!! 死ね、アクセル!」 コントンナルヤマタノオロチの(ガルルノのアーマーがくっついた)頭の1つがアクセルに食いかかるが、 デッカキーのバルーンプレスにより、重症を負われ、元の位置に戻った。 デッカキー「アクセルくんのいう通り、世界は友情や優しさに包まれた世界だ! その世界を支配するお前らに、世界は渡さない!」 ゴントン「こんのぉ、裏切り者ぉぉぉぉーーーーー!!」 デッカキーを除くギランスパイダー8のアーマーがくっついた方の頭全てがデッカキーとアクセルに襲い掛かった。 デッカキー「アクセルくん!」 アクセル「うん!」 デッカキーはアクセルを自分の上に乗せ、風船の如く、膨らんで、 コントンナルヤマタノオロチの頭全ての猛攻を避けた。 アクセル「いくぞ、ゴントン!」 アクセルはコントンナルヤマタノオロチのコックピットを撃つが、効かない。 デッカキー「バルーンプレス!」 デッカキーはコントンナルヤマタノオロチのコックピット目がけてヒップドロップを与えるが、全く効かない。 アクセル「なんて堅さだ!」 その時、ガンDから通信が入った。 ガンD「コントンナルヤマタノオロチのコックピットは コントンナルヤマタノオロチの中に入るしか方法はないらしい。 中に入る方法は上にコントンナルヤマタノオロチのアーマーのくっついていない頭に喰われなきゃならないようだ。 じゃな。」 アクセル「あの頭に喰われれば良いんだろ? よし、行くぞ!」 デッカキーは上昇し、アクセルをコントンナルヤマタノオロチのノーマルヘッド (アーマーくっついてないの頭)の上へ運んだ。 ゴントン「死ねぇ、裏切り者!!」 ノーマルヘッドがデッカキーに襲いかかった。 デッカキー「うわっ!」 デッカキーはノーマルヘッドの猛攻を避ける。 アクセルはノーマルヘッドにしがみつき、ノーマルヘッドの口が開いた時、 アクセルはノーマルヘッドの口に飛び込んだ。 アクセルはコントンナルヤマタノオロチのコックピットの中に辿り着いた。 コックピットの中はオレンジ色で、レバーとボタンばかりだった。 ゴントン「ヒィィィ!! 来るなぁぁぁぁ!!」 アクセル「さよ〜なら、ゴントン。」 アクセルバレットの弾丸がゴントンの頭部を貫いた。 ゴントン「ぐわぁ!」 ゴントンの口からは、マイクロチップが出てきた。 ゴントンは息絶え、コントンナルヤマタノオロチは完全に動かなくなった。 アクセル「なんだ、このマイクロチップは・・・? とりあえず、これをガンDに届けよう。」 デッカキー「そのほうがいいね。」 アクセル「デッカキー、いつのまに!?」 デッカキー「ノーマルヘッドの口から通ってきたんだ。」 アクセル「そうだ、デッカキー、ここを調査して、 なにか見つけたら、総監に知らせて。」 デッカキー「うん、わかったよ。」 アクセルはハンターベースに戻った。 デッカキー「なにか無いかな〜。 ん? このカードは何だろ。 なになに・・・・・・。 D? あ、裏にもなんか書いてある。 Z・・・・・・・? とりあえず、総監に知らせとこう。」 デッカキーは総監にカードのことを報告した。 ゼロ「でやぁ!!」 ゼロはカウンターマシーンを真っ二つに切り裂いた。 ザイゴーは、カウンターマシーンが爆発する寸前に脱出した。 ザイゴー「ククク、素晴らしい、カウンターマシーンを破壊するとは意外でしたよ、ゼロ。」 ゼロ「言っただろ、あんなデカブツなんざオレ1人で十分だと。」 ザイゴー「クックック。 私の真の力をごらんなさいな。 ドリャァ!」 ザイゴーは、背中の鉄球を捨てると、ものすごい速さのダッシュでゼロに接近してきた。 ザイゴー「ドリャァ!!」 ザイゴー愛用の剣Z(ザイゴー)ブレードの改造版「Z(ザイゴー)サーベル」でゼロの左目に大きな傷をつけた。 ゼロ「グッ!」 ザイゴー「良いザマだなぁ、ゼロ! オラ、真っ二つに斬ってやるよ、逝けよ!!」 ザイゴーのZサーベルはゼロの体に1箇所ずつ大きな傷を与えた。 ザイゴー「次は胴体ぃぃぃぃ!!」 ザイゴーはZサーベルでゼロの胴体を刺した。 ザイゴー「トドメはあた・・・・・・・、ん!?」 ザイゴーはZサーベルをゼロの胴体を抜こうするが、なぜか抜けない。 ザイゴー「く、どうなってんだ!?」 ゼロ「かかったな、ザイゴー。 オレはこの時を待っていたのさ。 そう、オマエがその剣でオレの胴体を刺し、その剣のエネルギーをオレに注入するチャンスを・・・。」 ザイゴー「なにぃ!?」 ゼロ「こんな時のために胴体にエネルギー吸収装置を仕込んでおいたのさ。 これでオマエとは「あばよ」だ。」 ゼロの左手がバスターに変化し、バスターから巨大レーザーのような形状の剣が出て、 それがザイゴーの体を貫いた。 ザイゴー「ぐわぁ!! 己、ゼロ!! 許さん!!」 ザイゴーはZサーベルで首を切ろうとするが、ゼロは最後の力を振り絞って、Zセイバーを構え、 ザイゴーとの一騎打ちとなり、ZセイバーとZサーベル、2つの剣が火花を散らす。 ゼロ「ウオォォォォォォォォーーーーーーーー!!!!!!」 ザイゴー「グオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」 ズバッ ゼロとザイゴーはすれちがいざわに斬り合い、そして、ザイゴーは倒れた。 ザイゴー「フッ、さすがは赤いイレギュラーと恐れられたS級イレギュラーハンターのゼロだ、 これほどの実力とは驚いたぜ・・・・・。」 ゼロ「当然だっ、グフッ。 オマエなんざにオレが負けるわけ、グハッ。」 ゼロの戦いの傷が痛んでいる。 ゼロ「ない・・・・・・・だ・・・ろ・・・・・・・・・・・・・・。」 ゼロは倒れた。 エックス「ぐわぁ!!」 エックスはディノルメの波動拳を食らってしまい、ぶっ飛ばされた。 ディノルメ「エックスゥゥゥゥ!! テメェェェェェはぁぁぁぁ、その程度ぉぉぉぉかぁぁぁぁぁぁ、こぉぉぉぉらぁぁぁ!!」 エックス「ふん、オマエこそ、その程度か? オマエの力は並のレプリロイド以下だな。」 ディノルメ「なぁぁぁぁんだぁぁぁぁぁぁ!!!! キサマの力なんぞにぃぃぃぃぃぃぃぃ言われたくはぁぁぁぁねぇぇぇぇぇぇわぁぁぁぁ、こらぁぁぁぁ!!」 ディノルメはエックスの言葉に激怒した。 ディノルメが激怒した直後、ガンDから通信が入った。 ガンD「エックス。 Dr.ライトの開発したアーマーのデータをオマエに送る。 じゃーな。」 ガンDの通信は途絶えた。 エックス(ガンDのヤツ、何故、ライト博士のアーマーのデータを・・・・・・・?) 「ありがとう、ガンD。 よし、行くぞ!」 エックスのアーマーが蒼い炎のようなアーマー(ブルーフレイムアーマー)に変わり、 バスターは蒼い炎に包まれたようなもの(ブルーフレイムバスター)に変わった。 エックス「行くぞ、ディノルメ!」 ディノルメ「死ぃぃぃぃぃぃねぇぇぇぇぇやぁぁぁぁぁぁ、エッッッッッッッッックスゥゥゥゥ!!!!!!!!!」 ディノルメはビームサーベル(Σサーベル)でエックスに斬りかかるが、 エックスはΣサーベルの刃を左手で受け止めた。 ブルーフレイムバスターはディノルメの左肩を貫いた。 ディノルメ「クゥゥゥゥソォォォがぁぁぁぁ!!!!」 ディノルメは右手のクロー(Σクロー)でエックスに斬りかかるが、 エックスは左手で、ディノルメの顔を殴った。 ディノルメ「グフッフッフ、キサマに殴られるなんてなぁ・・・・・。 オレの究極最狂最終必殺技を食らいな!!」 ディノルメは右手を広げ、左手の人差し指でエックスを刺した。 ディノルメ「究極最狂最終必殺技ぁぁぁぁ!!!! ダーク・オブ・ラスティング・ジャッジメントォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!」 ディノルメの口と左手の人差し指と広げた右手からは黒い闇のレーザーが放たれ、 3つの黒い闇のレーザーは1つになり、巨大な弾となり、弾はエックスの方向に向かった。 エックス「そんな弾など、Σを越えられないな。 ノヴァストライクX!!」 エックスは蒼い炎に包まれたノヴァストライクを繰り出した。 弾とノヴァストライク中のエックスが激突し、火花が散る。 ノヴァストライク中のエックスが弾を弾き返した。 弾はディノルメの方向に向かい、ディノルメは弾にぶっ飛ばされた。 ディノルメ「ぐおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」 ディノルメは倒れた。 エックス「どうだ、ディノルメ!!」 ディノルメ「オマエごときに・・・・・・・・・、許さねぇぇぇぇぇ!! マスターーーーーーーズフォーーーーーーーーートレスゥゥゥゥ!! 変形開始ぃぃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ディノルメはどこからともなくスイッチを出し、スイッチのボタンを押した。 マスターズフォートレスが変形し、獣型の巨大メカニロイドとなり、 エックスたちはマスターズフォートレスの変形により宇宙に放り出された。 エックスたちの運命やいかに!

『最終決戦 -ゴスペロ-』

アクセル「2人とも、大丈夫!?」 アクセルが月の地面に倒れたゼロとブルーフレイムアーマーを装着したエックスに声をかける。 ゼロ「俺は大丈夫だ・・・。」 エックス「俺もだ・・・・・・!エジーとデッカキーはどうした!?」 アクセル「え!?デッカキーなら、ハンターベースに戻ったけど・・・エジーがいないの!?」 エックス「なに!?」 ゼロ「!エックス、見ろ!」 エックス「・・・・!あ、あれは・・・・!?」 マスターフォートレスがあった場所に黒い狼のような巨大メカニロイドが立っていた。 ゼロ「な、なんだ、あれは・・・!」 エックス「狼・・・!?」 アクセル「アレは・・・マスターズフォートレスだよ。」 エックス「なに!?今、なんて言ったんだアクセル!」 アクセル「マスターズフォートレスがあれに変形したっていったんだよ。」 アクセルの言葉にゼロとエックスは驚いた。 ディノルメ「ヒャーハッハッハッハッハ!!」 巨大なメカニロイドからディノルメの笑い声が聞こえた。 エックス「ディノルメ!」 ディノルメ「どうだ、エェェェェェェックス!!これがマスターズフォートレスの真の姿・・・『ゴスペロ』だ!!」 ザイゴー「元々シグマのボディとして開発された物をディノルメが回収し、ルミネが死んだ後に月に建てたんですよ。」 ゼロ「生きてたのか、ザイゴー!」 ザイゴー「いやぁ、もう少しで三途の川を拝ます所でしたよ。 あの時、アイリスが私を回復させてあげなければ私はここにはいなかった。」 ゼロ「アイリスだと!?まさか、俺とファイナルサテライトで闘ったフードの女は・・・・!」 ゼロはアイリスという言葉に反応し、ザイゴーに聞く。」 ザイゴー「その通り!あなたがファイナルサテライトで闘ったのはアイリスなのです! ま、回収した亡骸から戦闘プログラム以外のプログラムを解除して、 私の命令プログラムを植え付けた単なる奴隷人形ですがね・・・・。」 ゼロ「貴様ァァァァァ!!」 エックス「ゼロ、落ち着け!相手のペースに乗せられるな!」 ザイゴーに怒りに燃えるゼロをエックスが宥める。 エジー「アクセル!」 エジーがアクセルの通信機に通信した。 アクセル「エジー!今どこ!?」 エジー「マスターズフォートレスの中だ!バグダマンの部屋から出ようとしたら、 部屋の内装が狭くなっちまって、よく聞こえないが、アナウンスみたいなのが聞こえる。 何がどうなってんのかさっぱりだが、マスターズフォートレスに何かあった事は確かだ・・・ そっちはどうなってる?ゴントンは倒したのか?」 アクセル「・・・・ゴントンは倒したけど、今、僕達マスターズフォートレスの外にいるよ・・・・。」 エジー「なに?じゃぁ、マスターズフォートレスはどうなってる!?」 アクセル「変形した。・・・・・巨大なメカニロイドにね・・・。」 エジー「なんだと、それはど」 エジーがそう言いかけた時、ノイズが発生した。 アクセル「!?エジー!?エジー!?」 エックス「どうした、アクセル!?」 アクセル「エジーと突然通信が出来なくなって・・・。」 ディノルメ「ヒャハハハハ!俺がノイズを入れたんだよぉぉぉ!!誰とも通信できねぇようになぁぁぁぁぁ!!」 エックス「貴様・・・・・一体、何のために!」 ディノルメ「なんのために、だと?ヒャーハッハッハッハッハ!! 誰にも邪魔されたくねーんだよ。俺達の最終決戦をなぁ!」 エックス「最終・・・・決戦?」 ディノルメ「そうだ。俺達は何のためにマスターズフォートレスを変形させてゴスペロにしたと思う? それはなぁ、テメーらと最終決戦を行うためだよ・・・。 テメーらと最後の決戦を行うためにマスターズフォートレスをゴスペロにしたんだよぉぉぉぉ!!」 ゼロ「つまり、お前は俺達をまとめてぶっ殺そうとマスターズフォートレスをそのバケモノにしたってか? 残念ながら俺達はそんなに甘くないんでね!」 ザイゴー「ついでに・・・今、私達の様子は・・・・地球の全てに中継されていますよ? マスターズフォートレスがゴスペロに変形した時からね・・・・。」 エックス「なに・・・!?」 エックスはザイゴーの一言に驚いた。それはゼロとアクセルも例外ではない。 アクセルがゴスペロがマスターズフォートレスが変形した姿と知っていたのは ハンターベースのモニターでマスターズフォートレスがゴスペロに変形する瞬間を見たからだったのだ。 ディノルメ「これから貴様らがゴスペロの爪で切り刻まれて無惨な残骸に変わるのを見せたくてなぁ。 おっと、無駄なおしゃべりしちまったな。そろそろ、準備はOKか?」 エックス「・・・・ゼロ、アクセル、用意は良いか?」 エックスはバスターを構えながら、2人に聞いた。 ゼロ「あぁ・・・。」 アクセル「僕は良いよ。」 2人も武器を構え、目の前の獣に立ち向かおうと決心した。 エックス「よし・・・・行くぞ!!」 ゼロ「おぅ!」 アクセル「うん!」 ディノルメ「いいようだなぁ?いぃぃぃぃっくぜぇぇぇぇ!!」 3人のS級ハンターはゴスペロに立ち向かっていった。
  ELITE HUNTER ZERO