晴嵐華さんよりロックマンX小説2

第四話「少年」

エックス「ゼロ達・・・遅いなあ・・・・どうしたんだろう・・・。」
ウイイイイイイイイインン
オペレーター「このコードナンバーは・・・・エックスさん!」
エックス「どうしたんだ!」
オペレーター「ゼロさんが・・・ゼロさんが間もなくこちらへ帰還します!」
エックス「本当!」
オペレーター「帰還まで・・・2・・・・1・・・・・0」
シュウウウウウウウウ
ゼロ「はあ・・・・何とか任務完了だ・・・・・。」
エックス「ゼロ!遅かったじゃないか!心配したんだよ!」
アイリス「あ・・・あの・・・・・。」
オペレーター「その方は・・・・・・。」
エックス「アイリスさん!無事で良かった!」
アイリス「はい・・・・・・。」
オペレーター「ゼロさんとエックスさんのお知り合いなら安心です。
お部屋を用意するのでそこでお休みになってください。」
アイリス「ありがとうございます。」
ゼロ「俺はほとんど無傷だからメンテナンスはいい・・・。」
エックス「だめだよ!ゼロもいちおうするの!」
アイリス「そうよ!ゼロも結構けがしてるんだから!」
ゼロ「わかった!わかった!メンテナンスするからもう言うな!」
エックス「アイリスさんの言うことは結構素直に聞くんだねゼロも。」
ゼロ「うるさい!」
ドッカーーーーーーーーーーン
アイリス「キャッ!」
ゼロ「何があった!」
オペレーター「敵襲です!敵数は・・・・100!」
エックス「何だって!俺が行く!アイリスさんとゼロは避難して!」
ゼロ「いや・・・俺も行くおまえひとりで100もの大群を相手にする気か?」
アイリス「だめよ!ゼロはけがをしてるんだから!」
エックス「そうだよ!」
ゼロ「こう言ってる間にも被害は拡大してるんだ!行くぞ!」
エックス「・・・・・・ごめん!アイリスさん!」
アイリス「ゼロ・・・・・。」
ゼロ「アイリス・・・・必ず帰って来る・・・心配するな・・・。」
アイリス「うん・・・・・。」
ゼロ「行くぞエックス!」
エックス「うん!」
 
 
 
イレギュラー「けっ何で俺たちがハンターベースを襲わなきゃいけないんだよ!」
イレギュラー2「しかも・・・100機ものレプリロイドで・・・・。」
レノン「馬鹿だな・・・ここには特A級ハンターのゼロと戦いの中で
成長する力を持つエックスがいる。100機でもたりない程だ・・・。」
イレギュラー3「そんな奴ら俺たちがぶっ殺してやるぜ!」
レノン「(ゲス共が・・貴様らと一緒にいるとヘドがでるぜ・・・・。)」
ドッカーーーーン
イレギュラー1「ぐはあ!」
イレギュラー2「ギャー!」
イレギュラー3「に・・・逃げろお!!!!」
ゼロ「逃がすか!!!!!」
エックス「うおおおおおおお!」
バシュッ!
バスターショットを撃つ
イレギュラー3「逃げ切れたぜ・・・んっ・・・ギャーーーー!!!」
ドッカーーーン
ゼロ「さすがだなエックス」
エックス「ああゼロもな」
レノン「やっぱ100機じゃ足りないか〜」
ゼロ「お前は・・・・・。」
レノン「へえーおぼえてたのか・・・」
エックス「お前の目的は何だ!」
レノン「てめえに用はねえんだよ!」
背中から大型の二つの剣を取り出しエックスを斬りつける
エックス「は・・・速い・・・・・。」
バタッ!
ゼロ「エックス!」
レノン「よそ見すんじゃねえよ!」
ゼロ「よくもエックスを!」
レノン「覚悟しろ!ゼロ!」
ゼロ「うおおおおおおお!」
バキッ!
ゼロ「・・・・子供・・・・?」
レノン「てめえ・・・おれのヘルメットを・・・死ねえ!」
ビームを撃つ
ゼロ「ぐあああああああ!」
レノン「はあ・・・・はあ・・・。」
アイリス「ゼロ!」
レノン「今日はこれで勘弁してやる・・・目当てのものも見つかったしな・・・・。」

シュンッ!
アイリス「ゼロ!エックスさん!しっかりしてえ!」
 
 
シグマ「目的は果たせたのか・・・・・?」
レノン「てめえじゃねえんだ・・・成功するのはあたりまえだ・・。」
シグマ「へらず口を・・・まあ良い・・・これでゼロを倒すことができる・・・・。」

レノン「・・・・・・・ケッ!」
シグマ「フッ待っていろ・・ゼロ今に貴様を倒してやる・・」
レノン「(ゼロ・・・てめえはかならず俺が・・・・・。)」

第5話「複製」

ゼロ「大丈夫か?エックス?」
エックス「大丈夫だよあのレノンって言う子手加減したみたい」
ゼロ「あいつ何の為にハンターベースに・・・・。」
アイリス「そうよね・・・レノンは・・まるで・・何かを探していたみたいに」
エックス「それがわかれば苦労はしないんだけどね・・・」
アナウンサー「R−1089エリアにイレギュラー発生直ちに発進せよ!」
エックス「行かなきゃ!」
アイリス「エックスさんは怪我してるでしょ!」
ゼロ「俺だけで行くからエックスは休んでろ!」
エックス「あっそうだった・・・・。」
ゼロ「行ってくる!」
アイリス「気をつけてね!」
ゼロ「ああ・・・。」
 
 
 
 
レノン「何だってあのハゲはこんな町を襲わせるんだ・・・」
ミラージュ「そうよね何考えてんのかしら?こんな物つくって」
ナイトメア「こんな物とは何だこんな物とは!」
ミラージュ「あっそれよりもゼロ来たわよ?」
レノン「ゼロ・・・・・。」
ゼロ「な・・何でもう1人のオレがいるんだ・・・・。」
ナイトメア「お前がゼロか・・・勝負しろ!」
ゼロ「くっそーこんな物作って何しようってんだあのハゲは!」
ミラージュ「レノンと同じ事いってるわ?」
レノン「うるさい!」
ナイトメア「このやろう・・・俺を・・こんな物・・こんな物呼ばわり しやがって・・・・・ゆるさねえ・・・・!」
ゼロ「はあああああああ!」
レノン「じゃあ俺は退散とするか?」
ミラージュ「そうね?」
シュンッ!
 
 
 
ナイトメア「はあはあ・・・・・。」
ゼロ「俺のニセモノとはいっても所詮は未完成か・・・。」
ナイトメア「はあ・・・未完成として・・・作られた俺の気持ちなど
わかるはずがない!一生おまえのコピーと言われシグマの手下として
生きなければいけない苦しみなど・・・・・。」
ゼロ「・・・・・・・」
ナイトメア「フッお喋りがすぎたな・・・さあ俺を倒せこの世にコピーは 存在してはいけないんだ・・・・。」
ゼロ「そうか・・・・。」
シュウウウウウウウウウウ
アイリス「ゼロっ!やめて!」
ゼロ「アイリス!あっあぶない!」
アイリス「ゼロ!撃っちゃだめ!」
ナイトメア「どきな・・・あんたには関係ない・・・。」
ゼロ「そうだ!アイリス!これは俺自身の問題だ!」
アイリス「そうかもしれない・・だけど・・・・自分を倒すなんて とっても悲しいわ!それにとってもかわいそうよ!」
ゼロ「・・・・・・・。」
ナイトメア「・・・・・・・・だけどお嬢さんおれはコピーだぜそれに シグマの手下だ・・・何をするか分からないだろ・・・・。」
アイリス「あなたはそんな事する人じゃない!」
ナイトメア「・・・・・・・。」
ゼロ「アイリス・・・。」
アイリス「ゼロ・・・・。」
ゼロ「分かった・・・。」
ナイトメア「いいのか・・・・。」
アイリス「何?」
ナイトメア「本当に・・・おれが存在していいのか・・・。」
ゼロ「おまえは俺自身なんだろ・・俺が二人いても不便はない・・しな・・。」
アイリス「あなた・・お名前は?」
ナイトメア「ナイトメア・・・・。」
アイリス「よろしくねナイトメアさん」
ナイトメア「ああ・・・・。」
 
 
シグマ「とりあえず試作品は成功だな・・・。」
レノン「(試作品だと!?)」
ミラージュ「どういう事よ!」
シグマ「あの計画の為に必要な物を作ってみただけだ」
レノン「・・・・・・・ケッ」
ミラージュ「・・・・・・・・最低」
シグマ「お前達には仕事をやってもらう」
レノン「仕事??」
ミラージュ「何よ?」
シグマ「それは・・・・・・。」   ELITE HUNTER ZERO