晴嵐華さんよりロックマンX小説1
第一話「運命の分かれ道」
西暦20XX年今悲しい戦いが始まろうとしている・・・・。
アイリス「ゼロ・・・・兄さん・・間に合って!」
ここに戦いを止めようとする1人の少女がいた・・。
その名はアイリスレプリフォースとイレギュラーハンターが
対立する中でレプリフォースのオペレーターでありながら
イレギュラーハンターのゼロを愛してしまった悲しい運命の少女
彼女の周りで今運命が動き出す・・・・・・。
アイリス「兄さん・・!ゼロ・・・・!」
その時少女の願いは届かず2人の戦士が今ぶつかろうとしていた
カーネル「ついに・・・この時が来たな・・・・ゼロ!」
ゼロ「カーネル・・今からでも遅くは無い降参しろ!カーネル!」
カーネル「お前らしく無いな・・・だが・・運命には逆らえない!行くぞ!」
ゼロ「くそ!やるしか無いのか・・・・。」
カーネル「うおおおおおおお!」
ゼロ「くそおおおお!」
カーネル「はあ・・はあ・・さ・・・さすがだな・・ゼロ・・。」
ゼロ「カーネル・・・・降伏する気は・・無いか・・。」
カーネル「無い・・・こうなるのはわかっていた・・・せめて最後は戦士として・・。」
ゼロ「カーネル・・・・。」
カーネル「最後の頼みがある・・」
ゼロ「何だ・・・・?」
カーネル「アイリスを・・・アイリスを頼む・・・。」
ゼロ「わかった・・・・。」
カーネル「ぐ・・・・。」
ゼロ「カーネル!」
カーネル「行け・・!無様な姿はさらせん・・・行くんだ!」
ゼロ「・・・・・・・」
ザッ(歩き出す。)
アイリス「兄さん!」
カーネル「アイリス・・・何故・・ここに・・。」
アイリス「私が・・ゼロを止められなかったから・・・。」
カーネル「アイリス・・よく・・聞くんだ・・復讐などは考えるな・けっして・・。」
アイリス「いや!逝っちゃ嫌!」
カーネル「ア・・・イ・・・リ・・ス・・・。」
アイリス「兄さん!兄さーーーん!」
ピカーーーー!!
アイリス「何・・・コレ・・・・。」
???「倒せ・・・」
アイリス「誰・・・!?」
???「兄を倒した者を倒すのだ!倒せ・・・倒せ・・・・倒せ!」
アイリス「・・・ゼロ・・・・あなたは・・兄さんを・・たった1人の兄さんを・・殺しただから!私は!あなたを!」
ゼロ「転送装置が作動してる・・・アイリス・・・。」
第二話「新たな敵」
ゼロ「この場所は・・・・・・・おれとアイリスが
出会った場所・・・ここにアイリスが・・・。」
???「いる・・・・。」
ゼロ「誰だ!」
レノン「俺・・・・俺の名前はレノン・・そして・・・おまえがゼロだな」
ゼロ「なぜ俺の名前を知っている!そしてアイリスの事も!」
レノン「それは教えらんねえ・・命令されてるからな」
ゼロ「貴様・・・!シグマの手下か!」
レノン「さあな自分で考えたらいいんじゃねえの?」
ゼロ「・・・・・・・・」
レノン「それよりもおまえをあいつが待ってるぜ復讐のためにな」
ゼロ「な・・・!」
レノン「驚きの顔ってやつだなじゃあ俺は殺されたくないから・・じゃあな!」
ゼロ「待て!」
レノン「(背中に翼が生える)」
ゼロ「!」
レノン「じゃあな!また会おうぜいつかな!」
ゼロ「・・・あいつよりもアイリスが先だ・・・・。」
ゼロと会ったレノンこの2人は後に悲運な運命を歩む
事をまだ知るよしも無いのだった・・・・。
そしてゼロはついにアイリスが待つ最後の部屋へ
繋がるおもいドアの前にたっていた
ゼロ「(入る)」
ガッシャーン
扉の音はすさまじくまるで二度と封印をとかれたく
ないような事を語っているようだった
ゼロ「アイリス・・・その姿は!」
アイリス「い・・・や・・ゼロ・・見ないで!見ないでーー!」
そこにいたアイリスはもはやゼロが知っているアイリスでは
無かった無数のチューブに繋がれ腕はとりこまれ見るも無残な
姿だった・・。
ゼロ「アイリス・・何故・・・何故こんなことを・・。」
アイリス「ごめんなさい・・・ゼロ・・私・・私・・」
???「フフフ・・ゼロよ・・悲しいか?恋人が・・無残な姿となって・・。」
ゼロ「シグマ!貴様がアイリスをこんな姿に!」
シグマ「ゼロよ・・・それは違うな・・・アイリスがこれを望んだんだ!」
ゼロ「・・・うそだ・・・うそだーー!!!」
アイリス「ゼロ・・・・ごめんなさい・・・・私が・・私が・・いけないんだわ
私が弱いから・・・・・。」
ゼロ「アイリス!違う!お前は弱くない!お前は強い!」
シグマ「フハハハハハー!ゼロよ!待っているぞアイリスの血にまみれ・・無残な
お前を・・・!!!さらばだ!」
ゼロ「待て!」
アイリス「ゼロ・・・私を・・殺して・・・・。」
ゼロ「アイリス!」
アイリス「運命には逆らえない・・・・。」
ゼロ「くそ・・・やるしかないのかーー!!」
第三話「愛する人」
アイリス「ゼロ!私を殺して!もう体の自由が効かないの!
このままだと私・・・あなたを殺してしまう!」
ゼロ「アイリス!」
ザシュッッッ。
アイリス「私はあなたの敵なの・・・・運命には逆らえないのよ・・。」
ゼロ「それは違う!おまえと俺は敵同士じゃない!それに運命は変えられる!
おまえには運命を変える力がある!」
アイリス「違う!私に力なんて無い!私は弱いのよ!運命を変える力なんて・・。」
ゼロ「お前にはある!俺を信じろ!」
アイリス「体の自由が効かない!ゼロ!よけてーーー!!!!」
だがゼロはよけようともせずにしかもサーベルを捨てた
ゼロ「お前には力がある!自分を信じろ!」
アイリス「いや・・ゼロを・・・ゼロを私から奪わないでーーー!!!」
ピタッッッ!
アイリスの攻撃はゼロの顔をかすめゼロの後ろの壁を打ち砕き止まった
アイリス「・・・・・・バタッ・・・。」
ゼロ「アイリス!」
アイリス「ゼロ・・・私・・・・。」
ゼロ「アイリス・・・・お前は悪くない・・今はゆっくり休め・・。」
アイリス「でも・・・私は・・・あなたを殺そうと・・・・。」
ゼロ「それはシグマのせいだ・・俺がシグマを倒せば終わるんだ・・・。」
シグマ「ばっ馬鹿な!ゼロがアイリスを殺す確率は100%だったはずだ・・・。!」
レノン「シグマ・・・・」
シグマ「レノン!貴様・・・どこへ行っていた・・・・!」
レノン「そんなことてめえに教える義務はねえんだよ!」
シグマ「まあいい・・・・それよりも例の作戦を発動させる・・・。」
レノン「あの作戦・・・・けってめえも趣味が悪いやつだ!」
シグマ「フフフフフ・・ゼロよ・・これで終わったと思うなよ・・。」
レノン「・・・・・・・・。」
シグマ「フフフフハーッハハハハ!」
ELITE HUNTER ZERO