「混沌の盟主」カオシック・アメーバイオ

身長:本体直径400cm、スライム部分を含めれば基本的に1000cmを前後し、ある程度可変
体重:本体4000kg、スライム部分40000kg、合計44000kg
モチーフ:アメーバ
所属:ロードキングダム・八神将
性格:電波で退廃的
ステージ:カオス星の迷宮
エックス特殊武器:コラプトスライム(スライム状の物体を発射し敵の動きを封じる。
この物体は発射された瞬間精神と肉体を破壊する電波が伝導されており、喰らった敵はバインド状態と暴走状態を同時発現し、ダメージも受ける。
タメ撃ちは一定時間エックスの半径数mの空間に異変が生じ、入った敵は動きが遅くなり、
暴走状態にもなりつつ精神と肉体が破壊されていく。)
ラーニング技:狂想舞(きょうそうぶ・相手を混乱させる独特の動きで敵を切り刻む。)
アクセル特殊武器:ルナティックパルス(バレットから放射状に電波を発射。
喰らった敵は暴走状態になりダメージを受けながら自らも電波を撒き散らす。
この電波が他の敵に触れた場合その敵もこの電波を受け、同様の効果が発動する。
電波が敵から敵へと伝わるので多くの敵が密集していると一網打尽に出来る。)
説明:宇宙の中心領域を担う部隊長の一人にして最強・最後の八神将。
セイントサンクチュアリでは強制収容所の所長であると同時に異常犯罪者担当長官だった。
言動、行動共に混沌としていて退廃的であり、見る者を恐怖させ、惑わせる。
また人々の個性を「色」に例える傾向や己や他人の奇行に芸術性や哲学性を見い出そうとする傾向もある。
処刑した受刑者を奇っ怪なオブジェに改造したり、処刑の際そのとてつもないパワーで
建物全体が震動する様子は部下達を恐れおののかせていた。
彼は「世の中色んな人がいるから面白い」というどこかで聞いたような倫理感を持っていた為、
マインドコンタクトで善人のみの世を成そうとするリュミエールに不満を募らせていたが、
やはり当初は妥協しかけていた。
 ロードキングダムに入ってからはその封じられた想いが解き放たれたのだが、
この直後フォースメタルの惑星を横取りしに現れたプランダラと出会い、返り討ちにした。
その後捕縛したプランダラから得られた情報がロードキングダムが宇宙を侵略する鍵となったので
彼がこの事件にもたらした影響は大きい。
彼自身は宇宙海賊の集まるカオス星を管轄する事となり、そこに駐在していた宇宙海賊出身者(プランダラ海賊団除く)の
精神を電波で滅茶苦茶にして奇行に走らせた。
ちなみにセイントサンクチュアリ時代では看守だった彼の部下の正規兵もまた
当初彼に恐怖し敬遠していたが彼から放たれる電波を浴び続けた結果か事件勃発以降は
奇行に走るようになってしまった。
カオス星解放に向かったハンター達の中ではアクセル、リュミエール、パレットと当たるが圧倒的戦闘力で彼等を大いに苦しめる。
パワー、スピード、耐久力の全てにおいて八神将一という驚異の能力値に加え、肉体にも影響を与える精神攻撃、
攻撃と防御の両方に使えるスライム状の物体を使いこなしてくる。
スライム部分の形状はある程度自由自在だが通常時は表面が絶えず波打ついびつな形に手足を生やした形状をとる。
この時スライム部分の腕の動きは本体側面のパイプに、脚の動きは本体下部に連絡されている4つの小型オプションに、
それぞれリンクされている。
破壊電波を放つ「ルナティックパルス」は相手の精神を破壊し、その影響は肉体にも表れる。
スライム部分の一部を切り離して相手の動きを封じる「コラプトスライム」は
このスライムが電波の良伝導体であるため相手の動きを封じながら肉体・精神の両方を破壊する。
分裂させたスライム部分を本体も交えて次々と飛ばす「セパレーションタックル」はタヌキースの移動スピードを越え、
重量も相まって攻撃力も高い。
この技を発動中の時やヒット数の多い攻撃でスライム部分をのけぞらせて本体を露出させた時が
彼にダメージを与える貴重なチャンスだが、その本体の耐久力も高いから始末が悪い。
スライム部分の一部または全てを硬化させる事も可能。
腕を硬化させて振り下ろす「ソリッドハンマー」、張り手を喰らわす「ソリッドスラップ」の威力も凄まじいが、
全身を硬化させ、自然落下以上の速さで相手を押し潰す「ソリッドプレス」は
喰らったほとんど全てのレプリロイドを鉄板に引き延ばしてしまうほど。
なお、スライム部分の形状は変形可能だが本体はそうはいかないので大き過ぎる彼が普通の建物に入る際は
人間サイズのレプリロイドに変身する必要があった。



ELITE HUNTER ZERO